マルチカラー
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マルチカラー(Multicolored)は、レジェンドで初めて登場した、複数の色を持つオブジェクトのことである。マルチカラーであるカードはマナ・コストに2つ以上の色を含み、多くの場合、それらの色の特徴を併せ持っている。また、枠や背景の色は基本的に金色であり、それがそのまま通称にもなっている(⇒金)。
概要
マルチカラーの色は、友好色である2色の組み合わせである場合が多いが、対抗色同士の組み合わせや、3色のもの、はたまた5色のものである。
- 混成カードもマルチカラーである。
- 分割カードは、登場したエキスパンションによって少しずつ性質が異なる。
- マナ・コストの色が1色、あるいは色を持たなくてもマルチカラーであることもありえる。→ギルド渡りの急使/Transguild Courier
- ラヴニカ:ギルドの都から、2色のカードのピンライン(カード内側の枠線)やテキスト欄には、2色のマナが出る土地と同じようなグラデーションが施されるようになった。(⇒参考)
インベイジョン・ブロック、ラヴニカ・ブロックのテーマである。 これらのブロックでは対抗色同士2色のマルチカラーカードや、多数の多色支援カードが存在する。
- 昔のマルチカラーのカードは強いものがそれほど多くない(嵐の束縛/Stormbindのような強力なものもあるが)。インベイジョン・ブロックあたりから強化され始めた。
- 4色のカードは長い間存在していなかったが、ギルドパクトで登場した。→ネフィリム
- マルチカラーになったことで非常に強力になったカードも多い。終止/Terminateや番狼/Watchwolfなどは、同じマナ・コストの類似効果を持つ単色のカードと比べるとかなり強化されている。
- 5色のパーマネントは、少し特殊なギルド渡りの急使/Transguild Courierを除きすべて伝説のパーマネントである。
各色の組み合わせの俗称
以下のいずれも、複数の色で作られたデッキも同じ呼び方をされる。→デッキカラー
一般的な事物や著名なデッキ名から付けられた呼び名
- 赤白青 → トリコロール
2色のマルチカラーは、それぞれラヴニカ・ブロックのギルドの名前を冠した名で呼ばれることがある。
3色のマルチカラーは、それぞれインベイジョンの伝説のドラゴンやアポカリプスの聖域の名前で呼ばれることがある。