狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt
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伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの緑への信心が5未満であるかぎり、狩猟の神、ナイレアはクリーチャーではない。(あなたの緑への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(緑)の数に等しい。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーはトランプルを持つ。
(3)(緑):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
緑の神。他のクリーチャーにトランプルを付与する能力と、クリーチャーのP/Tを強化する起動型能力を持つ。
常在型能力は怒りの発散/Primal Rage。緑と言えば優秀なサイズを持つクリーチャー達であり、そのサイズを十全に活かすためにはうってつけである。自身が持たないのはやや惜しいと言える。
起動型能力は、緑の代表的インスタントである巨大化/Giant Growth系の強化。巨大化未満の修整値で4マナとは多少重いが、繰り返し使える強力さを考えると致し方ないと言ったところか。
緑は軽量から重量までクリーチャーを初めとするパーマネントを複数並べるのが得意な色であるため、このカードはサイクル中でもかなりクリーチャー化しやすい部類に入る。このことから4マナ6/6+αのクリーチャーであることを前提の運用もしやすくなり、神ならではの不安定さも払拭できる。クリーチャー主体のデッキならば採用しやすいだろう。事実、構築では緑単信心に採用された。
ルール
- サイクル共通のルールについては、神も参照。
関連カード
サイクル
テーロスの神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー・エンチャント。破壊不能を持ち、対応する色への信心が5未満になるとクリーチャーではなくなる。
- 太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun
- 海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea
- 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
- 鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
- 狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt
ストーリー
狩猟、季節、森を統べる緑の神。女性。狩猟と関連して飢えと捕食も司り、また季節と関連して変質と再生の神でもある。テーロス最高の射手である彼女は、エフィクシス/Ephixisと呼ばれる短弓を所持している。森の守護者として、手つかずの自然を侵そうとする者を許さず、捕食ではなく娯楽を目的として動物を狩ろうとするものを殺す。野性的で動物的な面があり、彼女の気まぐれで季節の変化する時期は変わる。
彼女が建築物を嫌うため、彼女を称えるための神殿は存在しない。あらゆる種類のニンフと、サテュロスやケンタウルスのような人間以外の知的生物、森に面した都市であるセテッサ/Setessaの多くの市民らが彼女に敬意を払っている。
参考
- 壁紙 (Daily MTG)
- カード個別評価:テーロス - 神話レア