スタイフルノート

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スタイフルノート(Stiflenought)は、エターナルに存在するコンボコントロールデッキデッキ名はもみ消し/Stifleファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtから。2007年7月のオラクル更新によるファイレクシアン・ドレッドノートのエラッタ解除によって可能となった。

概要


Phyrexian Dreadnought / ファイレクシアン・ドレッドノート (1)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ドレッドノート(Dreadnought)

トランプル
ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。

12/12


Stifle / もみ消し (青)
インスタント

起動型能力1つか誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)


動きは簡単。ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought戦場に出たときのペナルティ能力もみ消し/Stifle計略縛り/Trickbind幻視の魔除け/Vision Charmなどで踏み倒し、ドレッドノートで殴るのみ。水蓮の花びら/Lotus Petalなどを用いれば1ターン目にドレッドノートが登場し、あっという間に勝負がつくことも。

デッキのコンセプトはコンボデッキに近いのだが、もみ消しは相手への妨害に、幻視の魔除けはドレッドノートを除去から救う手段にと、コンボパーツがユーティリティも兼ねているため、コントロール要素が非常に強いデッキでもある。

ドレッドノートをサーチするため、粗石の魔道士/Trinket Mageが採用されることも多い。その場合は、その他の優秀なほぞによるシルバーバレットの構成を取ることになる。

また、ほぞとのカードというコンボの構成が、相殺コントロールと非常に似ているため、同デッキのフィニッシャーとしてこのコンボが採用されることもある。粗石の魔道士で両方のほぞをサーチできる上、相殺はドレッドノートを守る手段に、また一度コンボを防がれても、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのライブラリー操作により、再度コンボを決めるのが容易になる点などが、主な利点となる。

ただし、勝ち手段のほとんどをドレッドノートに依存しているため、序盤に引けなかったり、除去カウンターできなかったりすると、アドバンテージの損失から立ち直れずにあっという間に競り負けてしまったりする。そのため、カード・アドバンテージの損失をカバーするために闇の腹心/Dark Confidantを採用したストラクチャー・アンド・フォースのような形や、行き詰まり/Standstillを採用しランドスティルの要素を取り入れたドレッドスティルなど、様々なバリエーションが存在する。

Illusionary Mask禁止カードであるレガシーでは、マスク・ドレッドに代わるデッキと目されている。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (6)
4 ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought
2 粗石の魔道士/Trinket Mage
インスタント・ソーサリー (28)
4 もみ消し/Stifle
3 計略縛り/Trickbind
4 渦まく知識/Brainstorm
3 商人の巻物/Merchant Scroll
1 嘘か真か/Fact or Fiction
4 Force of Will
3 目くらまし/Daze
1 誤った指図/Misdirection
1 残響する真実/Echoing Truth
4 強迫/Duress
エンチャント・アーティファクト (4)
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
土地 (22)
8 島/Island
4 Underground Sea
1 沼/Swamp
3 汚染された三角州/Polluted Delta
2 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 アカデミーの廃墟/Academy Ruins
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
サイドボード
4 寒け/Chill
3 基本に帰れ/Back to Basics
3 魔力流出/Energy Flux
3 The Tabernacle at Pendrell Vale
2 残響する真実/Echoing Truth
  • コンボ要素を重視したタイプ。

参考

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