献身
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献身/Offering
Patron of the Akki / 悪忌の守護神 (4)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
献身(ゴブリン(Goblin))(あなたは、この呪文をあなたがインスタントを唱えられるときならいつでも、ゴブリンを1体生け贄に捧げるとともに、このカードと生け贄に捧げられたゴブリンの間のマナ・コストの差分を支払うことで唱えてもよい。マナ・コストは色も含む。)
悪忌の守護神が攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。
献身は神河ブロックに登場したキーワード能力。 それを持つカードがプレイできる領域(通常は手札)にあるときにだけ適用できる常在型能力であり、呪文のプレイのタイミングの変更とコスト軽減を行う。
あなたは、献身を持つカードを、あなたがインスタントをプレイできるときならいつでも、規定のパーマネントを生け贄に捧げることでプレイできる。そうした場合、このカードをプレイするためのコストは生け贄に捧げられたパーマネントのマナ・コスト分だけ減少する。 この生け贄は、プレイ宣言と同時に行われる(コストではないことに注意)。
- パーマネントを2つ以上生け贄に捧げることはできない。
- マナ・コストは色も含む。
- 例:悪忌の守護神/Patron of the Akkiを、罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher(マナ・コスト(1)(赤)(赤))を生け贄に捧げることでプレイする場合、コストは(3)である。
- 例:悪忌の守護神を、ゴブリンの戦車/Goblin Chariot(マナ・コスト(2)(赤))を生け贄に捧げることでプレイする場合、コストは(2)(赤)である。
- 色が合わないマナや、献身を持つカード以上の色マナは不特定マナ・コストを減少させる。
- 例:悪忌の守護神を、ただれたゴブリン/Festering Goblin(マナ・コスト(黒))を生け贄に捧げることでプレイする場合、コストは(3)(赤)(赤)である。
- 注釈文では「マナ・コストの差を支払うことで」とあるが、正しくは上記の通り「減少」するので、献身を持つカードよりもマナ・コストの高いものを生け贄に捧げた場合、プレイするためのコストは0になる。その差を払う必要は無い。
- 例:悪忌の守護神を、ゴブリンの働き者/Goblin Dynamo(マナ・コスト(5)(赤)(赤))を生け贄に捧げることでプレイする場合、コストは(0)である。
- 0マナのパーマネントを生け贄に捧げてもよい。その場合、コストが減少しないというだけのことである。もちろん、その場合でもインスタントがプレイできるときにいつでもプレイできる効果は有効である。
- 例:悪忌の守護神を、激浪の複製機/Riptide Replicatorから出たゴブリン・トークンを生け贄に捧げることでプレイする場合、コストは(4)(赤)(赤)である。
- 「差分」とか言われるとピンと来ないが、要は生け贄にしたクリーチャーのマナ・コストをそのままマナ・プールに放り込む能力と考えれば感覚的にはOKだろう。(もちろん厳密には違う)
- これは呪文のプレイのタイミングを変更する(インスタント・タイミングでのプレイを許可する)能力であり、それとコスト軽減以外の機能は持たない。したがって、通常の呪文となんら変わりはなく、それがクリーチャー呪文なら霊魂放逐/Remove Soulの対象とすることが可能である。
- プレイが許可されているなら墓地にあるときやゲームから取り除かれているときもこの能力をプレイできる。
- 献身とその他のコスト軽減・コスト増加は重複して適用される。
- この能力はプレイするコストを変更するものなので三なる宝球/Trinisphereが場に出ている場合はこの能力でコストが3より少なくなっても3マナ支払う必要がある。
- 生け贄はコストではなく、プレイするための条件(特別な行動)である。
参考
総合ルール
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造