ファイレクシアの宣教師/Phyrexian Missionary
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クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 人間(Human) クレリック(Cleric)
キッカー(１)(黒)（この呪文を唱えるに際し、追加で(１)(黒)を支払ってもよい。）
絆魂
ファイレクシアの宣教師が戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード１枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
黒のキッカーで墓地回収を行う人間・ファイレクシアン・クレリック。
キッカー無しでも2マナ2/3絆魂と優秀なスペックであり、キッカー時は多色ということを加味してもグレイブディガー/Gravediggerに遜色ない性能になる。序盤は戦力として、中盤以降は墓地回収要員として働けるため腐りにくい。
登場時のスタンダードではエスパー・ミッドレンジを始めとする白黒系のビートダウンデッキに採用される。スタンダードで使用可能なアンタップイン2色土地の片割れがペインランドであり、多色化すればするほどライフを消耗しやすい環境において手ごろな絆魂持ちであることが評価された形と言える。タフネス3も電圧のうねり/Voltage Surge（追加コストなし）や鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breakerに強く出られるため加点要素。しかし、同様の特徴を持つ敬虔な新米、デニック/Dennick, Pious Apprenticeが多く採用されるようになってからはあちらの能力で阻害されることもあって採用率を落とした。
比較的速度の遅い環境であるリミテッドにおいても、絆魂が構築以上にダメージレースにおいて重要なため優秀。中盤以降の息切れ防止にもなり、ガリ骨のボータック/Bortuk Bonerattleやもう1枚のこのカードと組み合わせてリソースを絶やさなくする運用は非常に凶悪。
- 物語の探究者/Story Seeker等の上位互換。
- イラストはセラ教会/The Church of Serraに立つ潜伏工作員/Sleeper Agentを描いており、もはやドミナリア/Dominariaに安全な場所などないことを突きつけてくる。
関連カード
サイクル
団結のドミナリアのアンコモンのキッカーを持つカードのサイクル。各色4枚ずつ存在し、キッカー・コストには自身と異なる色の色マナを要求する。（）内はキッカー・コストの色。
- ルーン撃ち/Runic Shot（青）
- ファイレクシアの宣教師/Phyrexian Missionary（黒）
- 肉裂きの空乗り/Cleaving Skyrider（赤）
- シャライの侍者/Shalai's Acolyte（緑）
- 交渉団の保護/Protect the Negotiators（白）
- ローナの渦/Rona's Vortex（黒）
- 戦羽の神秘家/Battlewing Mystic（赤）
- 連携探索/Joint Exploration（緑）
- シェオルドレッドの修復術/Sheoldred's Restoration（白）
- 怪物的戦ヒル/Monstrous War-Leech（青）
- バルデュヴィアの非道/Balduvian Atrocity（赤）
- 締めつける瘴気/Choking Miasma（緑）
- ハールーンの戦賛歌/Hurloon Battle Hymn（白）
- 勝利の炎/Fires of Victory（青）
- 戦元の熱狂/Warhost's Frenzy（黒）
- 芽吹くゴブリン/Sprouting Goblin（緑）
- 連合の力/Strength of the Coalition（白）
- エルフの水流術師/Elvish Hydromancer（青）
- 羅利骨灰/Tear Asunder（黒）
- ヤヴィマヤの偶像破壊者/Yavimaya Iconoclast（赤）
参考
- ファイレクシア/Phyrexia（背景世界/ストーリー用語）
- 新ファイレクシア/New Phyrexia（背景世界/ストーリー用語）
- カード個別評価：団結のドミナリア - アンコモン
