信心
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信心(しんじん)/devotionは、テーロスで導入されたルール用語。特定の色に対して、パーマネントのマナ・コストに含まれるその色マナのマナ・シンボルの数を数える。
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
ヘリオッドの福音者が戦場に出たとき、あなたの白への信心に等しい数の白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを生成する。(あなたの白への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(白)の数に等しい。)
1/3伝説の土地
(T):(◇)を加える。
(2),(T):色を1つ選ぶ。あなたのその色への信心に等しい点数のその色のマナを加える。(あなたの色への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれるその色のマナ・シンボルの数に等しい。)
伝説のクリーチャー エンチャント — 神(God)
破壊不能
あなたの赤と緑への信心が7未満であるかぎり、歓楽の神、ゼナゴスはクリーチャーではない。
あなたのターン中の戦闘の開始時に、あなたがコントロールする他のクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで速攻を得るとともに+X/+Xの修整を受ける。Xはそのクリーチャーのパワーである。
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定義
あるプレイヤーの[色]への信心は、そのプレイヤーがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれるその色のマナ・シンボルの数に等しい。
あるプレイヤーの[色1]と[色2]への信心は、そのプレイヤーがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる、色1、色2、あるいは両方の色であるマナ・シンボルの総数に等しい。
解説
テーロス/Therosにおける、それぞれの色の神に対する信仰の度合いをメカニズムとして表現した用語。信仰の度合いが高いほど大きな恩恵を受けられる。テーロス還魂記、モダンホライゾン2、ドクター・フー統率者デッキでも再登場した。
各色に存在し、またその色への信心が閾値を超えると「顕現(クリーチャー化)」する神 (テーロス・ブロック)サイクルが登場した。
- ドクター・フー統率者デッキでは信心を扱う次元カードとして恐怖のホテル/Hotel of Fearsが登場した。
ルール
- 参照するのはマナ・コストに含まれるマナ・シンボルだけであり、文章欄に書かれているマナ・シンボルは参照しない。
- 混成マナ・シンボルや単色混成マナ・シンボル、ファイレクシア・マナ・シンボルをマナ・コストに持つパーマネントをコントロールしている場合、そのプレイヤーのそれぞれ対応する色の信心に加算される。
- 例:あなたがボロスの反攻者/Boros Reckoner(マナ・コスト(赤/白)(赤/白)(赤/白))のみをコントロールしている場合、あなたの「白への信心」と「赤への信心」はそれぞれ3である。
- 2色への信心を参照する場合、パーマネントのマナ・コストに含まれる1色目、2色目、あるいは両方の色を持つマナ・シンボルの総数がその値である。また、混成マナ・シンボルは、1つにつき2色への信心に対して1回のみカウントされる。
- 例:あなたが歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels(マナ・コスト(3)(赤)(緑))のみをコントロールしている場合、あなたの「赤と緑への信心」は2である。また、「黒と赤への信心」や「緑と白への信心」などはそれぞれ1である。
- 例:あなたがボロスの反攻者/Boros Reckoner(マナ・コスト(赤/白)(赤/白)(赤/白))のみをコントロールしている場合、あなたの「赤と白への信心」は3である。また、「黒と赤への信心」や「赤と緑への信心」や「緑と白への信心」などもそれぞれ3である。
- 多くの起動型能力や誘発型能力は、その解決時に信心を参照する。その能力の発生源であるパーマネントをその時点でコントロールしている場合には、そのパーマネント自身のマナ・コストに含まれるマナ・シンボルも参照する。
- テーロスではモーギスの匪賊/Mogis's Marauderのみその能力をスタックに置く際に信心を数える。
その他
- 色拘束が強いことがメリットになる要因になる。実際にテーロスのカードデザインにおいては、カードパワーを抑えるために色拘束を緩めたものもあるという。
- 能力語の彩色のリメイク。彩色と異なり戦場のみを参照するようになり、メカニズム名もよりフレーバー的になった[1]。
参考
- ↑ 他ならぬ『テーロス』 その2(Making Magic 2013年9月9日)
- 「信心」でテキスト検索
- Mastery/専門 (Daily MTG、WotC、Gavin Verhey)
- ルーリング
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール