カル・シスマの恐怖、殺し爪/Goreclaw, Terror of Qal Sisma
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Goreclaw, Terror of Qal Sisma / カル・シスマの恐怖、殺し爪 (3)(緑)
伝説のクリーチャー — 熊(Bear)
伝説のクリーチャー — 熊(Bear)
あなたがパワーが4以上のクリーチャー呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
カル・シスマの恐怖、殺し爪が攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてパワーが4以上の各クリーチャーはそれぞれ+1/+1の修整を受け、トランプルを得る。
パワー4以上のクリーチャーをサポートする伝説の熊。コスト減少と攻撃誘発による全体強化という、2つの能力を持つ。
単体で見ても、攻撃時は5/4トランプル相当となかなかの性能。展開のサポート+展開したクリーチャーをまとめて強化と、中型~大型クリーチャーを複数並べるデッキでは2つの能力が上手く噛み合う。このカードを使うなら、デッキ構築の段階でパワー4以上を多めに採用しておきたい。
- 初の伝説の熊。また、P/Tの合計も熊の中では金色熊/Golden Bearと並んで最大タイであったが、後に登場した溌剌とした狼熊/Exuberant Wolfbearに追い抜かれてしまった。
- パワー4以上はティムール境/The Temur Frontierのメカニズム、獰猛と同じ条件。
- これ一枚で原初の飢え、ガルタ/Ghalta, Primal Hungerのコストを(6)、攻撃した後に生き残っていれば(7)減らすことができる。伝説ゆえ複数並べられないのが惜しい処。
- フレイバーテキストの日本語訳ではギガントサウルス/Gigantosaurusなど、基本セット2019に収録されているクリーチャーのフレイバーテキストは同セットで初登場したビビアン・リード/Vivien Reidの台詞になっているものが多いことに引きずられてか、ビビアン・リードの台詞の日本語訳に近い語調で訳されているが、ビビアン・リードはカル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountainsが所在する次元/Planeであるタルキール/Tarkirとは基本セット2019時点のストーリーでは接点がなく、このフレイバーテキストがビビアン・リードの台詞である可能性は低い。そもそも原文のフレイバーテキストには台詞であることを示すダブルクオーテーションがつけられていない。
彼女の名前の由来は知らない方がいいでしょう。(出典:カル・シスマの恐怖、殺し爪/Goreclaw, Terror of Qal Sisma)
ルール
- 1つ目の能力は殺し爪が戦場にある間にのみ機能する。自らのコストが少なくなったりはしない。
- スタック上のクリーチャー呪文のパワーが4以上であるかを見る。例えば飢餓ハイドラ/Hungering HydraをX=4以上で唱えようとしてもそのパワーは0であるし、シッセイの後裔、シャナ/Shanna, Sisay's Legacyもその能力は戦場でしか機能しないのでパワーは0である。奇怪なドレイク/Enigma Drakeのような特性定義能力はスタック上でも機能するため、その結果パワーが4以上になるならコストは少なくなる。
関連カード
サイクル
基本セット2019の、伝説のクリーチャーのサイクル。各色のレアに1枚ずつ存在する。
- 無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Champion
- 練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist
- 呼び覚ます者イザレス/Isareth the Awakener
- ドラゴンの女王、ラスリス/Lathliss, Dragon Queen
- カル・シスマの恐怖、殺し爪/Goreclaw, Terror of Qal Sisma
参考
- コスト減少カード
- カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:基本セット2019 - レア
- カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons - レア