Look at Me, I'm R&D

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2021年6月13日 (日) 14:32時点におけるカルドラ県 (トーク | 投稿記録)による版
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Look at Me, I'm R&D (2)(白)
エンチャント

Look at Me, I'm R&Dが戦場に出るに際し、数を1つと、その数より1つ多いか1つ少ない数を1つ選ぶ。
パーマネント、呪文、あらゆる領域にあるカードに書かれている1つ目の数は2つ目の数である。


Look at Me, I'm the DCIに続くカード。向こうが禁止カードを作るのに対し、こちらはエラッタを自分で作れる。

マナ・コストを下げることもできるし、タフネスパワーなど当て嵌まったあらゆる数字が書き換えられる。

  • 注釈文を書き換えても意味は無い。
  • 英語版カード(オラクル)に数詞が記されているもの以外は変更されない。例えば、「クリーチャー1体を対象とする(a target creature)」や「カードを1枚引く(draw a card)」の数字の1は変更されない。
    • このカード自身にも「1」や「2」が出てくるので、色々変なことが出来そうに見える。しかしオラクルで数詞なのは「その数より1つ多いか1つ少ない数(one higher or one lower than that number)」の部分だけなので、大した影響は出ない。
    • 以前は生み出される無色マナの点数も数字で記されていたのでSu-Chi陰極器/Cathodionにしたりできたが、ゲートウォッチの誓い無色マナ・シンボルが導入されたことで影響を受けなくなった。
  • 1→0で宣言してもパーマネントにすでに乗っている+1/+1カウンター-1/-1カウンターには(カウンターはカードではないので)影響しない。
  • 見た目はお粗末なテストプレイ・カード風。(2)(白)(白)のインスタントだったらしいが、水色のマーカーで訂正されている。このようにテキストだけを印刷したシールを基本土地や不要なカードに貼って開発のテストプレイをするのだ[1]プロキシ#カードのデザイン中の項も参照。
    • これに使われているカードは、超が付くほどの高額レアMoat。なんともったいない。
    • プレミアム・カードは背景のMoatの部分だけが光る。芸が細かい。
    • 前述の理由から、アーティストが存在しない珍しいカード(Censorshipに次いで2枚目)。もちろんアーティスト・マターの影響も受けない。
    • 記載されている「RW03」というカードコードは、「(W)」の「レア(R)」の「3番目」を表す[2]
    • Unsanctioned再録。一見すると分からないが、アンヒンジド版とは細部が異なる(カード画像)。エキスパンション名がUNH(アンヒンジド)からUND(Unsanctioned)に変わっていたり、水色のマーカーでの訂正箇所が異なっていたり(最初からエンチャント表記、旧表記のcomes into playの訂正など)、テキストステッカーの作成された日付時刻すら異なっている。使われているカードはやっぱりのMoat。
  • プロキシ風のデザインのため、R&D's Secret Lairの存在下でどう機能するかは解釈が分かれそう。
    1. 水色のマーカーで書き込まれた部分まで含めて「書かれた通り」とする。
      • Unsanctioned版は「戦場(battlefield)に出るに際し」が「enter the bf」と略記されている。そんな名前の領域は存在しないので、何の効果も発生しない。
      • マナ・コストがマナ・シンボルで表示されていないのでそもそも唱えられないという解釈も可能。
    2. 水色のマーカー部分だけを「訂正」と見なして無視する。
      • 「場に出る(comes into play)」はルールレベルで「戦場」に置き換わるため問題ないのだが、Unhinged版はインスタントになってしまうのでやはり何の効果も発生しない。
    3. 「シール」として描かれている部分は全て「訂正」と見なして無視する。
      • Moatとして使うことができる。
      • 隠れている部分は空白であると考えた場合、カード・タイプ部分が見えないため使用できない。
  • R&DとはWotC研究開発部のこと。エラッタを出す必要が出るのは、大抵ここの責任である。

脚注

  1. Playtest Cards/プレイテスト・カードLatest Developments 2016年12月2日 Sam Stoddard著)
  2. Nuts & Bolts: Card CodesMaking Magic 2009年1月12日 Mark Rosewater著)
  3. Twitter(Mark Rosewater)

参考

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