猛竜の幼生/Raptor Hatchling
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Raptor Hatchling / 猛竜の幼生 (1)(赤)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
激昂 ― 猛竜の幼生にダメージが与えられるたび、トランプルを持つ緑の3/3の恐竜(Dinosaur)クリーチャー・トークンを1体生成する。
1/1激昂で恐竜・トークンを生成する恐竜。フレイバー・テキストの通り、悲鳴で親を呼ぶイメージだろう。ただしこれのタフネスは1なので、なんらかの方法で補助してやらない限り親が駆け付けたときはもう手遅れである。
首尾よく運用できれば2マナ3/3トランプル相当と、高いコスト・パフォーマンスを発揮する。序盤にチャンプブロックに回したいが、それを対戦相手がみすみす許してくれるとは思えないので、格闘させるなど積極的に激昂させられる手段があるとベター。強化や破壊不能と組み合わせれば激昂を再利用できるが、あまり手間を掛けると割に合わなくなるため、リミテッドでコンバット・トリックを使うとき、ついでに狙えないか考える程度でいいだろう。
登場時点のスタンダードでは、ダメージに依らない軽量除去である致命的な一押し/Fatal Pushが幅を利かせていたり-1/-1カウンターで対処されやすかったりと、環境柄目立った活躍はできなかった。ローテーション後も暫く鳴りを潜めていたが、溶岩コイル/Lava Coilや焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade等の火力に頼ったデッキが増えたこともあり相対的に立場が向上。1枚でアダントの先兵/Adanto Vanguardを2回受け止められることも評価され、イゼット・ドレイクのサイドボードに搭載されている。
- ほとんどの場合ダメージを受ければ死亡するが、死亡誘発(PIG能力)ではない点に注意が必要。致命的な一押し/Fatal Push等の破壊による除去では誘発しない。
- 過去のカードでは斑の子猪/Brindle Shoatが性能的に近い。死亡時に強力な状態で戻ってくるクリーチャーの亜種はルフ鳥の卵/Rukh Eggを参照。
- フレイバー・テキストは、遥か19年前の仔熊/Bear Cubへのオマージュ。次元/Planeや種族が違っても、子を想う親の愛に変わりはないのだろう。
どの幼生も親の鉤爪が守っている。― 太陽帝国の諺