希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope
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クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
希望を溺れさせるものが戦場に出たとき、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを2体生成する。それらは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:(◇)を加える。」を持つ。
エルドラージ・末裔を1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
エルドラージ・末裔・トークン2体を引き連れて戦場に出る、欠色持ちの大型タッパー。
合計で3体のクリーチャーを展開できるためボード・アドバンテージの獲得力に優れ、トークンと合わせたマナレシオは6マナで7/7相当と青の生物とは思えないコスト・パフォーマンスを誇る。またエルドラージ・末裔を1体生け贄に捧げることでマナ加速としての利用以外にタッパーとして活用できる能力を持ち、一時的な時間稼ぎやブロッカーの排除も可能。本体も十分主力となるサイズを持ち、特にデメリットも無い、と中々に多機能なカード。
リミテッドでは特にシナジーを意識しなくても採用できる強力なクリーチャー。
構築に目を移すと、参入時のスタンダードではエルドラージランプに時折採用される程度、ローテーション後は青赤エルドラージコントロールで採用されたものの、やや目立たないカードだった。
しかしカードプールが広がるモダンではエルドラージの寺院/Eldrazi Templeとウギンの目/Eye of Uginから高速着地することが可能であり、このカードのために青をタッチした黒単エルドラージも存在していた。ゲートウォッチの誓い参入後は、青赤エルドラージの主力としてプロツアー「ゲートウォッチの誓い」を制する原動力の一つとなった。自身の戦闘力もさることながら、不快な集合体/Vile Aggregateのパワーを3増加させる爆発力も見逃せない。モダンでのウギンの目の禁止カード指定以降も変位エルドラージ/Eldrazi Displacerとのシナジーを武器にバントエルドラージの主力として活躍している。
- エントリーセットの本能のうねり/Swarming Instinctには、これのイラスト違いのプレミアム・カードが封入されている(参考)。