予言の炎語り/Prophetic Flamespeaker
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紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromasterに続いて登場した、擬似的なドロー(エルキンの壷/Elkin Bottle能力)を行えるサボタージュ能力を持つクリーチャー。知恵の蛇/Ophidianの広義の亜種と言える。
二段攻撃と誘発型能力の組み合わせにより、攻撃が通れば最高2枚のカード・アドバンテージを得られる。これは手札を増やす手段に乏しい赤にとっては破格の性能。追放したカードはそのターン中にプレイする必要があるため、軽いクリーチャーや火力呪文など、状況を選ばず唱えられるカードの多いデッキで使うのが望ましい。
P/T強化との相性は抜群で、能力を誘発させやすくなるだけでなく、打撃力も大幅に向上させることができる。巨大化/Giant Growth系の呪文は自身の能力でめくれると無駄になりやすいが、強化オーラや、クリーチャーとして唱えられる授与持ちや湧血持ちとは無理なく併用可能。スタンダードでは向こう見ずな技術/Madcap Skills、モーギスの軍用犬/Mogis's Warhound、ゴーア族の暴行者/Ghor-Clan Rampagerなどが候補に上がる。
ルール
- 誘発型能力についてのルールは紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromasterを参照。
- 最初の戦闘ダメージ・ステップで予言の炎語りをブロックしているクリーチャーが致死ダメージを受けて死亡した場合、第2戦闘ダメージ・ステップではトランプルにより攻撃先のプレイヤー(またはプレインズウォーカー)に戦闘ダメージを割り振る。
参考
- A Developmental Journey/デベロップの旅(Daily MTG、Feature Article、文:Dave Humpherys、訳:米村薫)
- カード個別評価:ニクスへの旅 - 神話レア