エルフ・ビート
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エルフ・ビート(Elf Beat)とは、オンスロート・ブロックの部族強化で生まれたエルフデッキ。
デッキに入っているクリーチャーの大半がエルフで、オデッセイ当時緑なら必須クリーチャーだった野生の雑種犬/Wild Mongrelさえ採用されていない。
クリーチャー — エルフ(Elf)
(T):クリーチャー1体を対象とする。それは、ターン終了時まで+X/+Xの修整を受ける。Xは、戦場に出ているエルフ(Elf)の数である。
1/2クリーチャー — エルフ(Elf)
瞬速
鉤爪の統率者が戦場に出たとき、このターン戦場からあなたの墓地に置かれたトークンでないクリーチャー1体につき、緑の2/2の熊(Bear)クリーチャー・トークンを1体生成する。
オンスロート登場時はファンデッキ扱いだったが、レギオン加入後に森林守りのエルフ/Timberwatch Elfと鉤爪の統率者/Caller of the Clawを得てトーナメントレベルに。Dirk Baberowskiがドイツ選手権03を制して、一躍有名になった。
動きは極めてシンプルで、ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesなどでマナ加速しつつ、大量のエルフを高速で展開して殴るだけ。これをバックアップするのが森林守りのエルフで、最後は旗印/Coat of Armsで全体強化し一気に勝負を決める。ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald→鉤爪の統率者のコンボで全体除去にも耐性がある。
展開力と速さに非常に優れたデッキで、サイカトグに強く、システムクリーチャーが豊富なため青緑マッドネスとも戦いやすい。反面やや突破力に欠け、ファッティが出るまで粘られると攻めきれなくなる。
特に第7版から第8版へ移行後は、主力のラノワールのエルフ/Llanowar Elvesを失い、天敵のウェイクが台頭してきたため、一挙に衰退した。
エクステンデッド以下の環境では、クレイドルエルフとこれを足したようなエルフデッキも多く存在する。
サンプルレシピ
- 備考
- ドイツ選手権03 優勝
- 使用者:Dirk Baberowski
- フォーマット
- メインは緑単だが、サイドボードから赤をタッチし、ウェイク対策の鋭い痛み/Flaring Painと、幻影のケンタウロス/Phantom Centaur対策のゴブリンの名手/Goblin Sharpshooterを入れる。