探す
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探す/Searchは、キーワード処理の1つ。ある領域を見て、その中からカードを選ぶことである。
定義
カードをある領域から探すとは、(非公開領域であっても)その領域にあるカードをすべて見て、条件に合うカードを見つけることを意味する。
解説
ルール
- 非公開領域から何らかの条件を満たすカードを探す場合、もしその領域に該当するカードが存在したとしても、見つからなかったものとしてよい(その場合も探したことになる)。たとえその直前にその領域にあるカードが公開されていて存在していることが明らかであったとしても、実際に探す時点でその領域が非公開領域ならば、これはルール上適正な行動である。
- このルールが適用されるか否かは「その領域が公開領域か非公開領域か」で判断するのであって、「そのカードが公開されているどうか」で判断するのではない。
- 例:対戦相手が未来予知/Future Sightをコントロールしていて、ライブラリーの一番上にあるショック/Shockが公開されている。ここでそのプレイヤーを対象に頭蓋の摘出/Cranial Extractionを唱えて「ショック」を宣言したとき、「ショックは1枚も見つからなかった」としてもよい。
- このルールが適用されるか否かは「その領域が公開領域か非公開領域か」で判断するのであって、「そのカードが公開されているどうか」で判断するのではない。
- 条件でなく数などで指定されている場合や、公開領域から探す場合は、可能な限り条件を満たすものを選ばなくてはいけない。
- ある領域から探すとき、特に指示が無い限りその領域は公開する必要はない。
その他
- 非公開領域から何らかの条件付きでカードを探す効果には、必ずそのカードを公開させる効果が含まれる。もちろんイカサマ防止のため。
- 疑念の影/Shadow of Doubtや精神固めの宝珠/Mindlock Orbにより、「探す」という行為を禁止することができる。
- たまに「探さなくてよいのか?」という疑問を持つ人もいるが、「探してもよい」でない限り必ず探す必要がある。ただし、上記の通り「探す」の定義自体に「(条件付でカードを探す場合は)見つからなかったことにしてもよい」ことが含まれている。最初から「見つからない」と主張すれば探さないで終わりにしても実質的には問題ないが、「そうした(探した)場合、ライブラリーを切り直す」などとある場合、シャッフルしなくてはいけないのを忘れないように。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.14 プレイする/Play
- 701.14a 土地をプレイするとは、その土地を元あった領域(通常はそのプレイヤーの手札)から戦場に出すことである。プレイヤーは自分のメイン・フェイズの間、優先権を持っていてスタックが空であれば、そのターンにまだ土地をプレイしていなかった場合に限り、土地をプレイすることができる。土地をプレイすることは特別な処理(rule 116 参照)であり、スタックを用いない。ただ単に起こるだけである。呪文や能力の結果として土地を戦場に出すことは、土地をプレイすることとは異なる。rule 305〔土地〕参照。
- 701.14b カードをプレイするとは、そのカードを土地としてプレイするか、呪文として唱えるか、該当する方のことを指す。
- 701.14c 「あなたの ライブラリーの一番上のカードを公開したままプレイする。/Play with the top card of your library revealed.」というように、プレイヤーが通常と異なる方法でゲームを「プレイ」することを求める効果が存在する。この場合の「プレイ」とは、マジックのゲームをプレイすることを意味する。
- 701.14d かつて、呪文を唱えること、あるいはカードを呪文として唱えることを、その呪文やカードを「プレイする/playing」と表記していた。そのように記載されているカードは、オラクルで訂正され、呪文やカードを「唱える/casting」となっている。
- 701.14e かつて、起動型能力を使うことを、その能力を「プレイする/playing」と表記していた。そのように記載されているカードは、オラクルで訂正され、能力を「起動する/activating」となっている。
- 701.14 プレイする/Play
- 701 キーワード処理