血
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血/Bloodはアーティファクト・タイプの1つ。トークンにのみ用いられているサブタイプである。
Blood Servitor / 血の給仕 (3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
血の給仕が戦場に出たとき、血(Blood)トークン1つを生成する。(それは「(1),(T),カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
2/2Grisly Ritual / 忌まわしき儀式 (5)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体を対象とする。それを破壊する。血(Blood)トークン2つを生成する。(それは「(1),(T),カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
ルール
効果が「血(Blood)・トークンを生成する」場合、「(1),(T),カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。」を持つ無色の血・アーティファクト・トークンを生成する。
解説
イニストラード:真紅の契りで初登場。吸血鬼の血儀式への捧げ物として必要な「血」を表すサブタイプ。
単体で有用であるが、後述するように手掛かりほど有用すぎず、「血」らしい効果を探し求めて開発は難航した。結局「血らしく感じられる」ことよりも「血でないとは感じられない」ことを重視して現在のメカニズムに落ち着いた。
- 手掛かり・トークンから得た教訓として、「1枚引く」効果が有用すぎるため別のコストとして消費し難いという欠点があった。血を消費する吸血鬼をデザインするにあたって血・トークンの効果は手掛かりより控え目にし、別のコストに充てても惜しくないレベルとすることが求められた。印刷されたルーター効果に至るまでに、+1/+1カウンターや占術1なども検討されている。
- 発表された際、真髄の針/Pithing Needleで血流/Bloodを指定することで起動型能力を封じられると話題になったが、真紅の契り発売に伴うトークンの名前に関する総合ルールの変更によって血トークンの名前は「血・トークン/Blood Token」となるため不可能となった。
参考
- 『契り』から その1(Making Magic 2021年11月1日)
- The Tokens of Innistrad: Crimson Vow/『イニストラード:真紅の契り』のトークン(Daily MTG 2021年11月10日)
- 「血(Blood)」でテキスト検索
- サブタイプ
- ルーリング
- 定義済みのトークン
引用:総合ルール 20231117.0
- 2 カードの部分
- 205 タイプ行
- 205.3 サブタイプ
- 205.3g アーティファクトにはそれ専用のサブタイプ群が存在する。それらのサブタイプはアーティファクト・タイプと呼ばれる。アーティファクト・タイプには、「アトラクション/Attraction」(rule 717 参照)「血/Blood」「手掛かり/Clue」「からくり/Contraption」「装備品/Equipment」(rule 301.5 参照)「食物/Food」「城砦/Fortification」(rule 301.6 参照)「金/Gold」「培養器/Incubator」「地図/Map」「パワーストーン/Powerstone」「宝物/Treasure」「機体/Vehicle」(rule 301.7 参照)がある。
- 205.3 サブタイプ
- 205 タイプ行
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方