クメーナの覚醒/Kumena's Awakening
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Kumena's Awakening / クメーナの覚醒 (2)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
昇殿(あなたがパーマネントを10個以上コントロールしているなら、このゲームの間、あなたは都市の承認を得る。)
あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。あなたが都市の承認を持っているなら、代わりに、あなたのみがカードを1枚引く。
吠えたける鉱山/Howling Mineの流れを汲む青のエンチャント。昇殿を達成していると自分のみが追加ドローの恩恵に与れる。
誘発タイミングが自身のアップキープに一括され、各プレイヤーが同時に引くようになっている。このため、吠えたける鉱山の「先に恩恵を与るのが対戦相手である」という弱点を克服出来ているのが嬉しい。更に昇殿を達成してしまえば、毎ターン一方的にカード・アドバンテージを稼ぎ続けられるため大幅に有利になるだろう。手札を増やすことでパーマネントも展開しやすくなるため、自然と昇殿を達成しやすくなるのも噛み合っている。この類のカードの中では4マナとやや重いが、それに見合うだけの効果はあるだろう。
昇殿を達成しやすいリミテッドではアドバンテージ獲得手段として優秀だが、調子に乗ってライブラリーアウトしないよう注意。構築では貴重な追加ドロー系統のカードであり、ターボフォグのようなデッキが成立すれば採用され得る。或いはパーマネントの展開力に重きを置いたトークンデッキなどにおいて、昇殿の達成を前提とした息切れ防止策としての採用も考えられる。対処されにくいエンチャントで固めたデッキとも相性が良い[1]。
ライバルとしては同じ青にアズカンタの探索/Search for Azcantaが存在する。あちらは青マナ含む3マナを支払ってのタップという起動コストが要求されるが、より終盤に腐りにくい効果となっている[1]。
- アップキープの誘発に対応してインスタント・タイミングでパーマネントを展開し、それによって昇殿を達成した場合、あなたのみがカードを引ける。
参考
- ↑ 1.0 1.1 真木孝一郎『マジック:ザ・ギャザリング イクサランの相克公式ハンドブック』(ホビージャパン、2018年1月19日初版)p.25 ISBN 9784798616087