ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie
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Wort, Boggart Auntie / ボガートの汁婆 (2)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
畏怖(このクリーチャーは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたの墓地にあるゴブリン(Goblin)・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻してもよい。
ローウィンで作られた、各部族の伝説のクリーチャーサイクル。ゴブリンカードを回収する能力を持つ。
自身が4マナ3/3畏怖とダメージクロックとして優秀な上、手札からカードを捨てたり生け贄を要求するカードと強烈なシナジーを形成する。また、そこまで深く考えなくても毎ターンタール火/Tarfireなり名も無き転置/Nameless Inversionなりを撃ち続けるだけでいくらでもアドバンテージを得る事ができる。単純に全体除去の返しにプレーするだけでクロックの建て直しが容易となる。これが4マナで出来るのだから、リミテッドはもちろん構築環境でもパフォーマンスは良好。
ただし、タフネス3は火葬/Incinerate、名も無き転置/Nameless Inversion、つっかかり/Lash Outなど、構築でもリミテッドでも容易に手の届く範囲である。過信は禁物だ。
- 日本語版のテキストには「対象とし」のくだりが抜けている。これはミスであり、実際には誘発時に対象を指定する。したがって、たった今生け贄に捧げたエンバーワイルドの占い師/Emberwilde Augurを即座に回収、といったプレイは行うことができない。
- カード名が伝説のクリーチャーっぽくなくて違和感がある人もいるようだが、この場合のWortとは固有名詞であると同時に「汁」の意味を持つ言葉である。現実でも、多くの文明の黎明期にはこのような由来の名前が多く見られる(ペテロ:「岩」、アッバース:「獅子」など)。「汁」という単語により“ボガートっぽさ”を狙った訳である。もちろん、こう訳した事で固有名詞としてのWortのニュアンスが伝わりにくくなってしまったのも事実ではあるが。いずれにしても、「ウォート」と「汁」が容易に結び付かない日本語では、片方のニュアンスが消えてしまうのは仕方がない。
- 高齢者をあらわす「シルバー」を連想しがちで間違えやすいが、読みは「しるばあ」ではなく「しるばば」。
サイクル
ローウィンのマルチカラーの伝説のクリーチャー。いずれもローウィンで強化された部族と色である。
- 豪腕のブライオン/Brion Stoutarm
- 包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower
- ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg
- 概念の群れ/Horde of Notions
- 光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf
- 川の案内者、シグ/Sygg, River Guide
- 噛み付く突風、ウィドウェン/Wydwen, the Biting Gale