タルキールの龍の玉座/Dragon Throne of Tarkir
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Dragon Throne of Tarkir / タルキールの龍の玉座 (4)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは防衛と「(2),(T):ターン終了時まで、あなたがコントロールする他のクリーチャーは+X/+Xの修整を受けるとともにトランプルを得る。Xはこのクリーチャーのパワーに等しい。」を持つ。
装備(3)
クリーチャーに強力な全体強化能力を与える伝説のアーティファクト。マナ・コスト、装備コスト、起動コストと三重のコストを抱えているが、こう着した戦場をたやすく打破できる力を秘める。
装備したクリーチャーは玉座に座ってしまう(防衛を得る)ため攻撃できなくなるが、能力はパワーを参照するためサイズのあるクリーチャーに装備させたい、というジレンマを抱えている。ただし、比較的低速なタルキール覇王譚のリミテッドにおいては、大型クリーチャーが睨み合っていることも珍しくなく、その中の1体が防衛を得たところでその後の突破力を考えればさしたる問題ではない。ただの裏向きクリーチャーですらたやすく5/5、6/6と膨れ上がり、トランプルによって容赦なく対戦相手を叩き潰す。その性質から、大型クリーチャーをより多く、より安いコストで扱えるティムールや、展開力があるマルドゥと特に相性がよいだろう。
守勢であっても強力な力を発揮するカードだが、起動コストにタップ・シンボルを含むため、装備先が召喚酔いしているとソーサリー除去でも機能不全になる。弱くてもよいのですぐにタップできるクリーチャーに装備するなどでカバーしたいが、装備品であるため終了ステップを狙われるのにも弱い。このカードを使うなら、対戦相手に主導権を与えないように攻めの姿勢で臨むべき。
- 装備しているクリーチャーに起動型能力を付与するので、起動後に他のクリーチャーにつけ替えることで複数回能力を起動できる。その場合、それぞれの前の能力によって膨れたパワー分がさらに加算されていく。
- タルキール覇王譚の発売記念週末のプロモーション・カードとして、2014年9月26日のフライデー・ナイト・マジックなどでこれのイラスト違いのプレミアム・カードが配布された(参考)。
- 背景ストーリー上は、大龍コラガン/Kolaghanの頭蓋骨を元に造られたマルドゥ族/The Mardu Hordeのカン/Khanの玉座である。
- 所有者である兜砕きのズルゴ/Zurgo Helmsmasherを座らせれば+7/+7と強烈。ついでにズルゴの攻撃強制を抑えることができる。
- コラガンが存命である1280年前や歴史改変後には存在しない。