ブロックされない
提供:MTG Wiki
ブロックされないとは、
- (can't be blocked) 主語が示すクリーチャーの攻撃を、クリーチャーはブロックで阻止できないことを意味する文章。厳密には「ブロック・クリーチャー指定ステップでそのような攻撃クリーチャーをブロックする指定ができない」ことを意味する。
- 1の効果を含む能力や、そのような能力を持つクリーチャーの総称。基本的にどのクリーチャーにもブロックされないものを指し、特定のクリーチャーにはブロックされるものは含まないことが多い。
- (Unblockable) 基本セット2014より前に存在していた、1のルール文章内での言い回し。「~はブロックされない(is unblockable)」と表現された。基本セット2014発売に伴う2013年7月のオラクル更新で1の表記に変更され、現在は銀枠でしか使われていない表現となった。
- この英単語から、ブロックされない能力やクリーチャーは「アンブロッカブル」とも呼ばれる。
本項では主に2について解説する。
解説
「ブロックされない」能力は単体では最もシンプルかつ最強の回避能力と言える。基本的に青の能力であり、小型クリーチャーに多い。
除去の少ないリミテッドでは非常に強力な能力として認識される。構築やエターナルでもこの能力そのものは強力であるが、コスト・パフォーマンスの良いクリーチャーが少ないため、この能力を持つクリーチャーが使用されることはあまり多くない。
- 回避能力のうち、威嚇、畏怖、土地渡りの上位互換。
- 飛行、シャドー、馬術については相手のそれらを持つクリーチャーをブロックできないので、上位互換とはならない。プロテクション(クリーチャー)と比べた場合、戦闘だけ考えれば下位互換だが、こちらはプロテクションと違い味方クリーチャーからの起動型能力などによる支援を受けられる。
- ブロックされないクリーチャーであっても、まばゆい美貌/Dazzling Beautyや光の幕/Curtain of Lightで「ブロックされている」状態にしたり、瞬間群葉/Flash Foliageでそれを「ブロックしている」状態のクリーチャー・トークンを出したりすることはできる。
参考
- 「ブロックされない(can't be blocked)」で英語オラクル検索 (WHISPERの仕様上、土地渡りや畏怖などの注釈文もヒットする)
- 「Unblockable」で英語オラクル検索
- 回避能力
- ブロック制限
- カードの俗称
- 用語集