ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari

2015年3月19日 (木) 23:00時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版

Savra, Queen of the Golgari / ゴルガリの女王、サヴラ (２)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)

あなたが黒のクリーチャーを１体生け贄に捧げるたび、あなたは２点のライフを支払ってもよい。そうした場合、他の各プレイヤーはクリーチャーを１体生け贄に捧げる。
あなたが緑のクリーチャーを１体生け贄に捧げるたび、あなたは２点のライフを得てもよい。

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ゴルガリ団の闇エルフの魔術師、サヴラをカード化したもの。

「生け贄に捧げる」という動作から能力を誘発させる、ちょっと変わったクリーチャー。生け贄に捧げる動作は主にコストを支払うときに発生するので、行動のついでに能力を誘発させられる。またこの能力にはマナもタップも必要無いため、無限コンボのネタにしやすい。

黒の除去能力は強力だが、2点のライフが必要な上、こちらからは除去したいクリーチャーを選べない。また、生け贄に捧げやすいトークンなどのクリーチャーは黒にはあまりいないことからも、黒の能力が機能する機会は緑の能力に比べ少ないだろう。

難点は、何よりタフネス2という死にやすさ。エルフであることを利用したいところなのだが、残念ながらエルフデッキは生け贄をあまり使わない。

サヴラ自身は「クリーチャーを生け贄に捧げる」能力を持っていない。能力を使うためには、他のカードの能力に頼らなければならないことに注意。隣の時のらせんブロックにギックスのかぎ爪/Claws of Gixがタイムシフトしてきたのは運がよい。
黒緑のクリーチャーで、自身を生け贄に捧げることができ、発掘で何度でも使えるよろめく殻/Shambling Shellとの相性は最高。暗心スリヴァー/Darkheart Sliverも相性がよい。
ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelordなどの、自らを生け贄に捧げながらの除去能力と合わせて1対2交換が狙えそうに見えるが、実際は上手くいかない。対戦相手は、それらの除去能力の対象になったクリーチャーを生け贄に捧げることができるからである。
骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampireと組み合わせると、こちらのクリーチャーを増やしつつ対戦相手のクリーチャーの除去もできる。
黒の除去能力と似た効果を持つものとしては、墓穴までの契約/Grave Pactがある。
タルキール龍紀伝で似た誘発条件と効果を持つ無情な死牙/Ruthless Deathfangが登場した。

ルール