トラケンのニッサ/Nyssa of Traken

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(ラト=ナムの賢人/Sage of Lat-Namアーカム・ダグソン/Arcum Dagsson練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopteristなど、青単のサクり台(特にアーティファクト)は珍しくない)
 
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[[青]]い[[ドクターのコンパニオン]]。[[手札の上限]]を撤廃し、[[アーティファクト]]を[[生け贄]][[引く|ドロー]]できる[[伝説の]][[人間]]・[[科学者]]。
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[[青]]い[[ドクターのコンパニオン]]。[[手札の上限]]を撤廃し、[[攻撃]]時に[[アーティファクト]]を[[生け贄]]にすると[[タップ]]&[[引く|ドロー]]できる[[伝説の]][[人間]]・[[科学者]]。
青単色で何らかの[[パーマネント]]を能動的に生け贄に捧げる能力自体が珍しく、統率者としての価値はそこに見いだされる。
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アーティファクトなら何でもよいため、無限トークン経由で出たアーティファクトをすべて生け贄に捧げることで、[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]のようなクリーチャーとコンボにもなる。
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共闘候補のドクターとしてはトークンを生成できる[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]][[逃亡ドクター/The Fugitive Doctor]]が挙げられる。特に逃亡ドクターは青の強力な呪文をフラッシュバックできる点や、攻撃時のサポートの点で優れている。
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青に多いアーティファクト関連の[[統率者]]の一つで、アーティファクトをドローに換える、変則的[[サクり台]]といった趣のカード。同系統の能力を持つ[[ラト=ナムの賢人/Sage of Lat-Nam]][[練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist]]などと比較して、[[マナ]]不要で一度に大量ドローが可能な点が売りで、アーティファクトの[[無限トークン]]から[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]で[[勝利]]といった芸当も可能。[[呪文書/Spellbook]][[内蔵]]なので引きすぎても問題ないのも嬉しい。一方、攻撃に参加しなければならないため能力を機能させるまでにタイムラグがあり、[[対戦相手]]の妨害にはめっぽう弱いのは難点。[[ブロッカー]]に阻まれうるのも懸念点だが、その点については[[タッパー]]能力で比較的安全に攻撃できる。
  
[[敏腕記者、パイパー・ライト/Piper Wright, Publick Reporter]]とは相性がよく、マナを消費せずに手掛かりを生け贄に捧げられる点や、攻撃を通しやすくできる。パイパーが手掛かりを5個以上生産できる状態で、[[時の賢者/Sage of Hours]]がいれば無限ターンが可能。
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ドクターのコンパニオンで組む候補のドクターとしてはトークンを生成できる[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]]、[[逃亡ドクター/The Fugitive Doctor]]が挙げられる。特に逃亡ドクターは青の強力な[[呪文]]を[[フラッシュバック]]できる点や、攻撃時のサポートの点で優れている。
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[[敏腕記者、パイパー・ライト/Piper Wright, Publick Reporter]]とは相性がよく、マナを消費せずに[[手掛かり]]を生け贄に捧げられる点や、攻撃を通しやすくできる。パイパーが手掛かりを5個以上[[生成]]できる状態で、[[時の賢者/Sage of Hours]]がいれば[[無限ターン]]が可能。
  
 
*ソニック・ブースターは[[再帰誘発型能力]]を含む。あなたがアーティファクトを生け贄に捧げた後、新たに能力が[[誘発]]する。プレイヤーは[[対象]]のクリーチャーや引く枚数を知ってから[[対応]]することができる。
 
*ソニック・ブースターは[[再帰誘発型能力]]を含む。あなたがアーティファクトを生け贄に捧げた後、新たに能力が[[誘発]]する。プレイヤーは[[対象]]のクリーチャーや引く枚数を知ってから[[対応]]することができる。
*[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]とは関係ない(英語での綴りも異なる)。しかし同性のパートナーがいるという共通点が偶然にも存在する。
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*[[マジック]]の登場人物である[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]とは関係ない(英語での綴りも異なる)。しかし偶然にも同性のパートナーがいるという共通点が存在する。
 
**能力のデザインとしてはのちのパートナーである[[ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka]]との相性が考慮されている。ティーガンの攻撃サポートで自身は死なず、またティーガンと攻撃したときはブロッカーをタップしてティーガンをサポートできる。
 
**能力のデザインとしてはのちのパートナーである[[ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka]]との相性が考慮されている。ティーガンの攻撃サポートで自身は死なず、またティーガンと攻撃したときはブロッカーをタップしてティーガンをサポートできる。
  
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==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''ニッサ/Nyssa'''は惑星トラケンの貴族、トレマス(Tremas)の娘である。初登場時で年齢は20歳。
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'''ニッサ'''/''Nyssa''は惑星トラケンの貴族、トレマス/Tremasの娘である。初登場時で年齢は20歳。科学技術が発展したトラケンで高い教養を受け、バイオエレクトロニクスの技術に明るい。
科学技術が発展したトラケンで高い教養を受け、バイオエレクトロニクスの技術に明るい。
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"The Keeper of Traken"で初登場。守護者の地位をトレマスが継承することを危惧した、トラケンの守護者から依頼されて惑星を訪れた4代目ドクターと出会う。ここでは肉体が死に向かい、醜く焼け焦げたマスターが延命を目論んで暗躍、ニッサの継母を殺害、父の体を[[再誕者、マスター/The Master, Formed Anew|乗っ取った]](トレマスは死亡)。
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"The Keeper of Traken"で初登場。守護者の地位をトレマスが継承することを危惧した、トラケンの守護者から依頼されて惑星を訪れた4代目ドクターと出会う。ここでは肉体が死に向かい、醜く焼け焦げたマスターが延命を目論んで暗躍、ニッサの継母を殺害、父の体を[[再誕者、マスター/The Master, Formed Anew|乗っ取った]](トレマスは死亡)。次のエピソード、"Logopolis"で[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]]が[[5代目ドクター/The Fifth Doctor]]の再生を[[ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka|ティーガン]]、[[数学の天才、アドリック/Adric, Mathematical Genius|アドリック]]と共に見届ける。この過程でトラケン惑星連合は破壊され、ニッサは唯一のトラケン人の生き残りとなる。結果的にニッサは行く当てがなくなってしまったため、ドクターと旅を続けて自分の生きる道を見つけなくてはならなくなった。父の仇であり故郷を滅ぼしたマスターには深い憎悪を抱いている。<ref>ちなみに父トレマス/'''Tremas'''はの名はマスター/'''Master'''のアナグラムである。</ref>
次のエピソード、"Logopolis"で[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]]が[[5代目ドクター/The Fifth Doctor]]の再生を[[ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka|ティーガン]]、[[数学の天才、アドリック/Adric, Mathematical Genius|アドリック]]と共に見届ける。この過程でトラケン惑星連合は破壊され、ニッサは唯一のトラケン人の生き残りとなる。結果的にニッサは行く当てがなくなってしまったため、ドクターと旅を続けて自分の生きる道を見つけなくてはならなくなった。父の仇であり故郷を滅ぼしたマスターには深い憎悪を抱いている。<ref>ちなみに父トレマス('''Tremas''')はの名はマスター('''Master''')のアナグラムである。</ref>
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しかし貴族育ちのため、良くも悪くもお人よしで、ティーガンやドクターからは「この世界で生きるにはいい人すぎて無理」とまで言われる。
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しかし貴族育ちのため、良くも悪くもお人よしで、ティーガンやドクターからは「この世界で生きるにはいい人すぎて無理」とまで言われる。旅の中でドクターに対しては強い信頼とほのかな恋愛感情が生まれる。ティーガンとは親友となり、アドリックとは時折悪態をつきながらもよい関係を築いていたものの、"Eearthshock"で死別し、深い悲しみを負う。
旅の中でドクターに対しては強い信頼とほのかな恋愛感情が生まれる。ティーガンとは親友となり、アドリックとは時折悪態をつきながらもよい関係を築いていたものの、"Eearthshock"で死別し、深い悲しみを負う。
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"Mawdryn Undead"ではブラック・ガーデンからドクターの暗殺の密命を帯びた[[ヴィスラー・ターロー/Vislor Turlough]]が一行加わるが、この時ターローの工作によってターディスは未知の惑星に飛ばされてしまい、そこでニッサはラザール病という重い風土病に侵されている人々を目撃する。ニッサ自身もこの病にかかるが、自身のバイオエレクトロニクスの知識と技術で治癒が可能なことに気づく。そこでニッサはこの星の医者になる決意をし、[https://www.youtube.com/watch?v=DkJJv-xHink ドクターと別れた]。
 
"Mawdryn Undead"ではブラック・ガーデンからドクターの暗殺の密命を帯びた[[ヴィスラー・ターロー/Vislor Turlough]]が一行加わるが、この時ターローの工作によってターディスは未知の惑星に飛ばされてしまい、そこでニッサはラザール病という重い風土病に侵されている人々を目撃する。ニッサ自身もこの病にかかるが、自身のバイオエレクトロニクスの知識と技術で治癒が可能なことに気づく。そこでニッサはこの星の医者になる決意をし、[https://www.youtube.com/watch?v=DkJJv-xHink ドクターと別れた]。
  
その後新シリーズでの出番はないものの、[[サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith]]役のエリザベス・スレイデンの命日に公開された"Farwell,Sarah Jane"ではティーガンと交際しており、オーストラリアで共に生活していることが明かされる。
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その後新シリーズでの出番はないものの、[[サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith]]役のエリザベス・スレイデンの命日に公開された"Farwell,Sarah Jane"ではティーガンと交際しており、オーストラリアで共に生活していることが明かされる。オーディオドラマや小説ではラザール病を完全に駆逐したのち、同様に困っている人の助けになるため宇宙へ再び飛び立った。タイム・ウォーの最中に[[8代目ドクター/The Eighth Doctor]]に助けられる一幕がある。
オーディオドラマや小説ではラザール病を完全に駆逐したのち、同様に困っている人の助けになるため宇宙へ再び飛び立った。タイム・ウォーの最中に[[8代目ドクター/The Eighth Doctor]]に助けられる一幕がある。
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能力の「ソニック・ブースター」は"The Visitation"で登場する、[[ターディス/TARDIS]]のコンソールの部品を使って作った装置である。このストーリーでは西暦1666年、[[Wikipedia:ロンドン大火|ロンドン大火]]前夜のロンドンで爬虫類型ヒューマノイドのテリレプリティル/Terileptilが操るアンドロイドが登場する。ターディスのコンソール内に侵入してきたアンドロイドを文字通り音波(Sonic)で破壊する。無差別的攻撃であるため、ターディスのコンソールも被害を受け、戻ってきたドクターを困惑させた。
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[[フレイバー語]]の「ソニック・ブースター」は"The Visitation"で登場する、[[ターディス/TARDIS]]のコンソールの部品を使って作った装置である。このストーリーでは西暦1666年、[[Wikipedia:ロンドン大火|ロンドン大火]]前夜のロンドンで爬虫類型ヒューマノイドのテリレプリティル/Terileptilが操るアンドロイドが登場する。ターディスのコンソール内に侵入してきたアンドロイドを文字通り音波(Sonic)で破壊する。無差別的攻撃であるため、ターディスのコンソールも被害を受け、戻ってきたドクターを困惑させた。ニッサの{{Gatherer|id=634606}}の手前にある装置([https://tardis.fandom.com/wiki/Sonic_booster?file=SonicBoosterTheVisitation.jpg 全体])がそれで、よく見るとニッサは音除けのためにヘッドフォンをしている。「ソニック」の響きから[[ソニック・ドライバー/Sonic Screwdriver]]を連想するかもしれないが、関係ない。ちなみにこのエピソードではソニックドライバーが破壊されており、それ以降旧シリーズでは再登場しない。
ニッサの[https://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=634606 イラスト]の手前にある装置([https://tardis.fandom.com/wiki/Sonic_booster?file=SonicBoosterTheVisitation.jpg 全体])がそれで、よく見るとニッサは音除けのためにヘッドフォンをしている。
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「ソニック」の響きから[[ソニック・ドライバー/Sonic Screwdriver]]を連想するかもしれないが、関係ない。ちなみにこのエピソードではソニックドライバーが破壊されており、それ以降旧シリーズでは再登場しない。
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;同行したドクター
 
;同行したドクター

2025年1月19日 (日) 17:26時点における最新版


Nyssa of Traken / トラケンのニッサ (3)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 科学者(Scientist)

あなたの手札の上限はなくなる。
ソニック・ブースター ― トラケンのニッサが攻撃するたび、好きな数のアーティファクトを生け贄に捧げる。これによりあなたが1つ以上のアーティファクトを生け贄に捧げたとき、その個数に等しい数までのクリーチャーを対象とする。それらをタップし、その個数に等しい枚数のカードを引く。
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクター(Doctor)であるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)

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カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。

ドクターのコンパニオン手札の上限を撤廃し、攻撃時にアーティファクト生け贄にするとタップ&ドローできる伝説の人間科学者

青に多いアーティファクト関連の統率者の一つで、アーティファクトをドローに換える、変則的サクり台といった趣のカード。同系統の能力を持つラト=ナムの賢人/Sage of Lat-Nam練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopteristなどと比較して、マナ不要で一度に大量ドローが可能な点が売りで、アーティファクトの無限トークンから研究室の偏執狂/Laboratory Maniac勝利といった芸当も可能。呪文書/Spellbook内蔵なので引きすぎても問題ないのも嬉しい。一方、攻撃に参加しなければならないため能力を機能させるまでにタイムラグがあり、対戦相手の妨害にはめっぽう弱いのは難点。ブロッカーに阻まれうるのも懸念点だが、その点についてはタッパー能力で比較的安全に攻撃できる。

ドクターのコンパニオンで組む候補のドクターとしてはトークンを生成できる4代目ドクター/The Fourth Doctor逃亡ドクター/The Fugitive Doctorが挙げられる。特に逃亡ドクターは青の強力な呪文フラッシュバックできる点や、攻撃時のサポートの点で優れている。

敏腕記者、パイパー・ライト/Piper Wright, Publick Reporterとは相性がよく、マナを消費せずに手掛かりを生け贄に捧げられる点や、攻撃を通しやすくできる。パイパーが手掛かりを5個以上生成できる状態で、時の賢者/Sage of Hoursがいれば無限ターンが可能。

  • ソニック・ブースターは再帰誘発型能力を含む。あなたがアーティファクトを生け贄に捧げた後、新たに能力が誘発する。プレイヤーは対象のクリーチャーや引く枚数を知ってから対応することができる。
  • マジックの登場人物であるニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneとは関係ない(英語での綴りも異なる)。しかし偶然にも同性のパートナーがいるという共通点が存在する。
    • 能力のデザインとしてはのちのパートナーであるティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovankaとの相性が考慮されている。ティーガンの攻撃サポートで自身は死なず、またティーガンと攻撃したときはブロッカーをタップしてティーガンをサポートできる。

[編集] オラクルの変遷

印刷時のテキストは以下の通り。


旧オラクル

Nyssa of Traken / トラケンのニッサ (3)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 科学者(Scientist)

あなたの手札の上限はなくなる。
ソニック・ブースター ― トラケンのニッサが攻撃するたび、アーティファクトX個を生け贄に捧げる。これによりあなたが1つ以上のアーティファクトを生け贄に捧げたとき、クリーチャー最大X体を対象とする。それらをタップし、カードX枚を引く。
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクター(Doctor)であるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)

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2024年7月のオラクル変更で現在のルールテキストに変更された。変更の経緯については可能性の輪/Wheel of Potential#オラクルの変遷を参照。

[編集] ストーリー

ニッサ/Nyssaは惑星トラケンの貴族、トレマス/Tremasの娘である。初登場時で年齢は20歳。科学技術が発展したトラケンで高い教養を受け、バイオエレクトロニクスの技術に明るい。

"The Keeper of Traken"で初登場。守護者の地位をトレマスが継承することを危惧した、トラケンの守護者から依頼されて惑星を訪れた4代目ドクターと出会う。ここでは肉体が死に向かい、醜く焼け焦げたマスターが延命を目論んで暗躍、ニッサの継母を殺害、父の体を乗っ取った(トレマスは死亡)。次のエピソード、"Logopolis"で4代目ドクター/The Fourth Doctor5代目ドクター/The Fifth Doctorの再生をティーガンアドリックと共に見届ける。この過程でトラケン惑星連合は破壊され、ニッサは唯一のトラケン人の生き残りとなる。結果的にニッサは行く当てがなくなってしまったため、ドクターと旅を続けて自分の生きる道を見つけなくてはならなくなった。父の仇であり故郷を滅ぼしたマスターには深い憎悪を抱いている。[1]

しかし貴族育ちのため、良くも悪くもお人よしで、ティーガンやドクターからは「この世界で生きるにはいい人すぎて無理」とまで言われる。旅の中でドクターに対しては強い信頼とほのかな恋愛感情が生まれる。ティーガンとは親友となり、アドリックとは時折悪態をつきながらもよい関係を築いていたものの、"Eearthshock"で死別し、深い悲しみを負う。

"Mawdryn Undead"ではブラック・ガーデンからドクターの暗殺の密命を帯びたヴィスラー・ターロー/Vislor Turloughが一行加わるが、この時ターローの工作によってターディスは未知の惑星に飛ばされてしまい、そこでニッサはラザール病という重い風土病に侵されている人々を目撃する。ニッサ自身もこの病にかかるが、自身のバイオエレクトロニクスの知識と技術で治癒が可能なことに気づく。そこでニッサはこの星の医者になる決意をし、ドクターと別れた

その後新シリーズでの出番はないものの、サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith役のエリザベス・スレイデンの命日に公開された"Farwell,Sarah Jane"ではティーガンと交際しており、オーストラリアで共に生活していることが明かされる。オーディオドラマや小説ではラザール病を完全に駆逐したのち、同様に困っている人の助けになるため宇宙へ再び飛び立った。タイム・ウォーの最中に8代目ドクター/The Eighth Doctorに助けられる一幕がある。

フレイバー語の「ソニック・ブースター」は"The Visitation"で登場する、ターディス/TARDISのコンソールの部品を使って作った装置である。このストーリーでは西暦1666年、ロンドン大火前夜のロンドンで爬虫類型ヒューマノイドのテリレプリティル/Terileptilが操るアンドロイドが登場する。ターディスのコンソール内に侵入してきたアンドロイドを文字通り音波(Sonic)で破壊する。無差別的攻撃であるため、ターディスのコンソールも被害を受け、戻ってきたドクターを困惑させた。ニッサのイラストの手前にある装置(全体)がそれで、よく見るとニッサは音除けのためにヘッドフォンをしている。「ソニック」の響きからソニック・ドライバー/Sonic Screwdriverを連想するかもしれないが、関係ない。ちなみにこのエピソードではソニックドライバーが破壊されており、それ以降旧シリーズでは再登場しない。

同行したドクター
4代目ドクター/The Fourth Doctor
5代目ドクター/The Fifth Doctor

[編集] 注釈

  1. ちなみに父トレマス/Tremasはの名はマスター/Masterのアナグラムである。

[編集] 参考

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