ターディス/TARDIS
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アーティファクト — 機体(Vehicle)
飛行
ターディスが攻撃するたび、あなたがタイムロード(Time Lord)をコントロールしている場合、このターン、次にあなたが唱える呪文は続唱を持ち、あなたはプレインズウォークしてもよい。
搭乗2(あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを、パワーの合計が2以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
『ドクター・フー』のキーアイテムである時間移動装置。タイムロードがいれば続唱(プレインチェイス戦ならプレインズウォークも)ができる機体。
クリーチャー・タイプに制限がかかっているとはいえ、好きなカードに続唱を付与してよい能力は強力。パラドックスの誘発や歴史的シナジーなど、多くのドクターと強いシナジーを持つ。固有名詞を持つが伝説でないことは利点で、このカードを何枚もコピーして続唱を複数回誘発させることも可能。
とくに初代ドクター/The First Doctorはこのカードを指定して回収する能力と、続唱による+1/+1カウンターの付与と、ターディスに強く関連付けられている。初回放送時にターディスはゴミ捨て場にあったというフレイバーから、墓地からも回収可能である。 クリーチャー・タイプはタイムロードに指定されているため、ドクターに限らず、リヴァー・ソング/River Songやラニ/The Raniであっても誘発する。マナコストが低く使いやすいため、条件が一致するのであれば気軽に入れても問題ないだろう。 本流のセットでは万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Formなどの多相を持つ統率者であれば投入を検討してもよいだろう。
ドクター・フー統率者デッキのエキスパンション・シンボルとして採用されているほか、ショーケースはターディス枠とも呼ばれ、このカードのデザインを元にしている。英語版では"POLICE PUBLIC CALL BOX"という扉の上部にある印字にちなみ、ショーケース枠のカード名は同じフォントかつ大文字で印字されてる。 コレクター・ブースターのパッケージイラストにも採用されており、ドクター・フーの象徴的な存在といえる。
- 搭乗したクリーチャーのクリーチャー・タイプは関係ない。あくまで攻撃時にタイムロードをコントロールしているかをチェックする。例えば、登場したクリーチャーがタイムロードでなくとも、ターディス自身が何らかの要因でタイムロードのクリーチャー・タイプを得ていれば、問題なく誘発する。
[編集] 関連カード
- 初代ドクター/The First Doctor - ターディスをサーチまたは回収できる。
[編集] ストーリー
ターディス/TARDISはタイムロードの技術によって作られたタイムマシン兼宇宙船である。 "Time And Relative Dimension In Space"の略で、字幕版では「宇宙内の時間と相対的な次元」と訳されている。すなわち宇宙のありとあらゆる時間と空間を行き来できるという意味である。 ターディスはあくまでタイムロードが生み出したタイムマシンの一種類の名前であり、固有名詞ではない。我々の感覚で言えば、車の車種のようなもので、「移動手段としての車の車種」=「タイムトラベルの手段としてのタイムマシンのうちのターディス」といった感覚である。そのため悪役であるマスターやラニもターディスを所持しており、悪の支配者/Masters of Evil収録の統率の塔/Command Towerのイラストは、再誕者、マスター/The Master, Formed Anewの頃のマスターのターディスのコンソールである。個々が所有するターディスについて、ファンサイトやwikiでターディスは「ドクターのターディス」「マスターのターディス」と区別するのが一般的である。
通常のターディスは周囲に合わせて違和感のないような物体に偽装する、カメレオン回路があり、祖先の道/Path of Ancestryのイラストの右奥にある円筒形の形状が本来のものである。しかし、ドクターのターディスは地球外から来た子供/An Unearthly Child の最初のタイムトラベルで故障し、それ以降は常にポリスボックスの形状をしている。 放送当時はロンドンのいたるところにあったポリスボックスは現在では簡易化および廃止の方向で使われておらず、新シリーズでもウィルフレッド・モット/Wilfred Mottから「旧式のポリボックス」と呼ばれている。そのため現実世界での、この旧式のポリボックスはドクター・フーの象徴的な存在としての認知度が高い。その認知度の高さから、BBCがターディスの商用利用に関して警察と訴訟になった際、裁判所がBBCに有利な判決を下したほどである。新シリーズで9代目ドクターは旧式のポリボックスがむしろ街中にあるのは今は違和感しかないだろう、という指摘に対し、「街中で特に変な箱があったところで人々はにしない。たいていは無視する」と答えている。
ポリスボックスは日本ではよく「交番」と訳されるが、日本の交番とは異なり人が常駐しているわけではない。およそ人が2~3人程度入るスペースと、ヒンジ付きの小扉に電話が収められている。身の危険を感じたらここに逃げ込んで電話をするか、犯人を閉じ込めて警察を呼ぶといったものであり、したがって一般的なイメージは「とても狭い」がドクター・フーでは中はとても広い/Bigger on the Inside。11代目ドクターによれば大型宇宙戦艦の内部よりも広いという。コンパニオンが生活に困らないように、ベッド付きの個室、風呂、トイレのほかに自動販売機、衣裳部屋、図書室などが存在する。現実世界ではターディスの言葉自体が不動産業界で使われており、外見からの想像よりも中が広く見える物件のことをターディスと呼んでいる。
タイムマシンでもあるが精密に時間移動ができるかというとそうでもなく、特に旧シリーズは初代ドクターがもともと故障したターディスを盗んだため、タイムトラベルに関しては行き先は完全にランダムだった。4代目ドクターの後期のエピソードで望む時間軸に行けるようになったものの、ターディス自身にも意志が存在し、ドクターに意にそわない場所へ連れてくることもしばしば。新シリーズでは物語の装置としては万能すぎるため、冒頭で突然ドクターたちを置いて消えて、クライマックスでタイミングよく戻ってくるのはもはやドクター・フーの様式美である。ドクターが死亡するとターディスも機能停止し死に至るため、中身があふれて巨大化するほか、エピソードによってはドクターと隔離されると爆発してタイムラインに甚大な被害を与えるなど、まだまだ大きな謎を抱えているアイテムである。

