イマースタームの捕食者/Immersturm Predator
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2024年11月2日 (土) 20:20時点における最新版
Immersturm Predator / イマースタームの捕食者 (2)(黒)(赤)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ドラゴン(Dragon)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ドラゴン(Dragon)
飛行
イマースタームの捕食者がタップ状態になるたび、墓地からカード最大1枚を対象とする。それを追放する。イマースタームの捕食者の上に+1/+1カウンター1個を置く。
他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、イマースタームの捕食者は破壊不能を得る。これをタップする。
タップ状態になるたびに墓地のカードを1枚追放し、+1/+1カウンターで強化される吸血鬼・ドラゴン。また他のクリーチャーを生け贄に捧げることで破壊不能を得てタップ状態になる能力も持つ。
攻撃するだけで強化されていくので、シンプルに飛行クロックとして優秀。墓地対策も、プレイヤーやカード・タイプの制限がないため幅広く機能する。破壊に対する除去耐性を持っているもののタップされてしまうため、攻撃の前にインスタント・タイミングで狙われると戦闘には参加できなくなる。その場合も能力が誘発し+1/+1カウンターは得られる。サクり台としても追加コストが不要なため使いやすい。
カルドハイム登場時のスタンダードでは各種生け贄シナジーを利用するラクドス・サクリファイスに採用された。ローテーション後は破壊不能で防げない食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacreが広く使われるようになったのが逆風となっており、神河:輝ける世界以降に再び環境入りしたサクリファイスでも採用は見送られるようになっている。
リミテッドでは文句なしのボムレア。飛行4/4から始まる動き出しは破壊不能を考慮しなくても止めるのが困難であり、追放や疑似除去がないと絶望的。墓地対策も、白や黒を中心に墓地のクリーチャー・カードをリソースとして使う能力群などに対し幅広く有効。
- 誘発型能力は墓地のカードを対象に選ばず+1/+1カウンターを置くためだけに使ってもよい。墓地のカードを対象に選んだ場合、解決時に対象のカードが不正な対象となっていたのなら、能力は立ち消え+1/+1カウンターも置かれない。
- モチーフは北欧神話に登場する蛇または竜、ニーズヘッグだろう。世界樹ユグドラシルの根をかじり、死者の血をすするとされる。また、世界の終末ラグナロクをも生き延びるという。
- 吸血ドラゴン/Vampiric Dragonに続いて2枚目の吸血鬼・ドラゴン。
- 同じく破壊不能を得るとともにタップされる亜種については酷役の歩哨/Drudge Sentinelを参照。
[編集] ルール
- 「タップ状態になるたび」とは、アンタップ状態からタップ状態になるたびに誘発する。既にタップ状態のイマースタームの捕食者に対してタップする効果が発揮されても、能力が誘発することはない。
- 誘発型能力の対象は最大1枚のため、対象を0枚にしてもよい。そうした場合、単にイマースタームの捕食者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
- 誘発型能力で対象を選び、解決時に墓地のカードが不正な対象になっていた場合、能力は立ち消えてカウンターも置かれない。
[編集] 参考
- 墓地対策カード
- イマースターム/Immersturm(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:カルドハイム - レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア (Starter Collection)