Tolaria
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2024年6月27日 (木) 19:02時点における版
アンタップインかつデメリット抜きに青マナが出るので、1枚は島/Islandの代わりとして使える。島への対策カードが多い環境なら、このカードに1枚差し替えてもいいだろう。
バンド自体がややマイナーなキーワード能力であり、それを失わせるというのはさらにニッチな能力。もともと戦闘が中心にならない青にとって、この能力にあまり意味は見出せない。
バンドを持つクリーチャーの使用率が低く、基本でない土地がそれなりのデメリットを背負う現在のエターナル環境では、残念ながらあまり見ないカードである。
一応タップするだけで対象に取るという行動が取れるので、主に統率者戦で悪事や有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdomの能力を誘発させるのに使われている。
- パーマネントがバンドを失うときは「他の〜とのバンド」も一緒に失うので、回りくどい記述といえる。
- バンドは主に白のクリーチャーが持つ能力であり、友好色の青に対応するこの土地の能力としてはいささか違和感がある。
- ドミナリア/Dominariaを巡るストーリーにおいて重要な意味を持つ土地である。「トレイリア/Tolaria」を名前に含むものだけで3つ、アカデミーの廃墟/Academy Ruinsを含めれば4つの土地としてカード化されている。
- これ、Urborg、Hammerheimの3枚は「アンタップインで色マナを生み出せ、タップのみで任意のクリーチャーを対象に取れる土地」という性質を持っている。マナ基盤を弱めることなく、悪事を働くなどの「能力の対象にとる・なることを参照する能力」を手軽に誘発させられることから、特に統率者戦での需要がじわじわと上がってきている。
- フレイバー・テキストはオペラ「アーサー王(King Arthur)」からの引用で第5幕「美しき島(Fairest Isle)」の冒頭に当たる。
"Fairest Isle, all isles excelling,/ Seat of pleasures, and of loves . . ."― John Dryden
関連カード
サイクル
レジェンドの、各色に対応した伝説の土地サイクル。関連するフレイバー・テキストを持つ伝説のクリーチャーがそれぞれに存在する。括弧内はその伝説のクリーチャー。
- カラカス/Karakas(Angus Mackenzie)
- Tolaria(Halfdane)
- Urborg(Gwendlyn Di Corci)
- Hammerheim(Bartel Runeaxe)
- ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(Jacques le Vert)