税血の収穫者/Bloodtithe Harvester
提供:MTG Wiki
5行: | 5行: | ||
[[戦場に出た]]とき[[血]][[トークン]]を[[生成]]し、自身を[[生け贄]]に[[クリーチャー]]に血トークンの2倍のマイナス[[修整]]を加える能力を持つ[[吸血鬼]]。 | [[戦場に出た]]とき[[血]][[トークン]]を[[生成]]し、自身を[[生け贄]]に[[クリーチャー]]に血トークンの2倍のマイナス[[修整]]を加える能力を持つ[[吸血鬼]]。 | ||
− | + | 単純に2[[マナ]]3/2のクリーチャーとしても優秀。更に[[ソーサリー]]タイミング限定とはいえ[[除去]]も行え、血トークンさえ用意できるのであれば序盤はもちろん、終盤にも役立つ優良クリーチャー。 | |
+ | |||
+ | [[リミテッド]]においても序盤は主戦力に、中盤以降は睨み合いを有利に働かせたりときっちり仕事をこなしてくれる。[[黒赤]]には血トークンを生成する[[カード]]も多く存在しており、その気になれば[[ファッティ]]も道連れにできるほどの修整値も夢ではない。もちろん、吸血鬼の[[部族]][[シナジー]]を共有できる点も素晴らしい。数少ない短所としては、これ自体は[[回避能力]]を持っておらず、また[[タフネス]]2は[[炎恵みの稲妻/Flame-Blessed Bolt]]により[[追放]]されてしまう基準点。前述の通り、ソーサリー・タイミングにしか[[起動]]できず、対応して[[生け贄に捧げる]]ことで追放を回避する、なんて真似は不可能。 | ||
+ | |||
+ | [[構築]]でも吸血鬼デッキに採用可能。[[火力]]の基準点が3に引き上がるため、[[パワー]]偏重の[[P/T]]もやや不利に働きづらくなる。 | ||
*日本語版のカードは[[名前]]が[[イニストラード:真夜中の狩り]]の[[税血の徴収者/Bloodtithe Collector]]と重複してしまっている[[誤訳]]がある<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035586/ 『イニストラード:真紅の契り』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]11月11日)</ref>。 | *日本語版のカードは[[名前]]が[[イニストラード:真夜中の狩り]]の[[税血の徴収者/Bloodtithe Collector]]と重複してしまっている[[誤訳]]がある<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035586/ 『イニストラード:真紅の契り』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]11月11日)</ref>。 |
2021年11月13日 (土) 03:11時点における版
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
税血の収穫者が戦場に出たとき、血(Blood)トークン1つを生成する。(それは「(1),(T),カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
(T),税血の収穫者を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしている血トークンの数の2倍に等しい。起動はソーサリーとしてのみ行う。
Whisperのテキストには誤りがあります。「この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。」は無視してください。
戦場に出たとき血トークンを生成し、自身を生け贄にクリーチャーに血トークンの2倍のマイナス修整を加える能力を持つ吸血鬼。
単純に2マナ3/2のクリーチャーとしても優秀。更にソーサリータイミング限定とはいえ除去も行え、血トークンさえ用意できるのであれば序盤はもちろん、終盤にも役立つ優良クリーチャー。
リミテッドにおいても序盤は主戦力に、中盤以降は睨み合いを有利に働かせたりときっちり仕事をこなしてくれる。黒赤には血トークンを生成するカードも多く存在しており、その気になればファッティも道連れにできるほどの修整値も夢ではない。もちろん、吸血鬼の部族シナジーを共有できる点も素晴らしい。数少ない短所としては、これ自体は回避能力を持っておらず、またタフネス2は炎恵みの稲妻/Flame-Blessed Boltにより追放されてしまう基準点。前述の通り、ソーサリー・タイミングにしか起動できず、対応して生け贄に捧げることで追放を回避する、なんて真似は不可能。
構築でも吸血鬼デッキに採用可能。火力の基準点が3に引き上がるため、パワー偏重のP/Tもやや不利に働きづらくなる。
- 日本語版のカードは名前がイニストラード:真夜中の狩りの税血の徴収者/Bloodtithe Collectorと重複してしまっている誤訳がある[1]。
- 血トークンの数は能力の解決時に参照される。
関連カード
サイクル
イニストラード:真紅の契りのアンコモンの2色クリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 塩水漁り/Brine Comber - 塩水縛りの贈り物/Brinebound Gift(白青、エンチャント)
- マルコフの浄化師/Markov Purifier(白黒、ライフ回復)
- 髑髏スカーブ/Skull Skaab(青黒、濫用)
- さまよう心/Wandering Mind(青赤、クリーチャーでない呪文)
- 税血の収穫者/Bloodtithe Harvester(黒赤、血・トークン)
- 古きもつれ樹/Ancient Lumberknot(黒緑、タフネス参照)
- 群れの仔/Child of the Pack - 野蛮な群友/Savage Packmate(赤緑、日暮/夜明)
- マルコフの円舞手/Markov Waltzer(赤白、2体で攻撃)
- シガルダ教の聖騎士/Sigardian Paladin(緑白、訓練)
- 堕落産みの蜘蛛/Vilespawn Spider(緑青、自己切削と墓地参照)
参考
- ↑ 『イニストラード:真紅の契り』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年11月11日)