助力
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− | プレイヤー2人で呪文の[[コスト]] | + | プレイヤー2人で呪文の[[コスト]]を支払うことができる[[メカニズム]]。[[双頭巨人戦]]ではプレイヤーは[[リソース]]を共有できないが、この[[能力]]によって[[重い]]呪文を協力して唱えることができる。バトルボンドでは各[[色]]に存在する。 |
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+ | また[[チームメイト]]だけでなく、[[対戦相手]]に助力を乞うこともできる。特に[[統率者戦]]などの[[無差別戦]]では、交渉次第で相手から[[マナ]]を引き出せることもあるだろう。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
− | * | + | *助力を持つ[[カード]]を唱え始める前に、そのカードを[[公開する|公開]]して支払い方法を相談することができる。 |
− | * | + | *呪文の[[対象]]や[[X]]の値は、支払いを助けるプレイヤーを選ぶ前に決定される。 |
+ | *助力によって支払われ得るのは、その呪文のコストのうち不特定マナの部分のみである。[[色マナ]]のコストは、助力しているプレイヤーがその色のマナを支払ったとしても、その呪文の[[コントローラー]]が支払わなければならない。 | ||
+ | *何らかの[[効果]]によってプレイヤーがマナを「望む色のマナである[[かのように]]」または「望む[[タイプ]]のマナであるかのように」支払って呪文を唱えることができる場合であっても、その呪文の総コストの中の色マナの部分は、依然としてそのコントローラーが支払う必要がある。そのコストが不特定マナになるわけではないからである。 | ||
*助力によって、他のプレイヤーは望む点数の不特定マナを支払うことができる。何らかの効果によって呪文のコストが変わると、そのプレイヤーが支払うことができるマナの点数は、その呪文の[[注釈文]]に記載されている点数から増減することがある。 | *助力によって、他のプレイヤーは望む点数の不特定マナを支払うことができる。何らかの効果によって呪文のコストが変わると、そのプレイヤーが支払うことができるマナの点数は、その呪文の[[注釈文]]に記載されている点数から増減することがある。 | ||
− | * | + | *選んだプレイヤーがコストの支払いを拒否した場合、呪文のコントローラーは自分ですべてのコストを支払って唱えることも、その呪文を唱える前まで[[巻き戻し|巻き戻す]]こともできる。 |
==参考== | ==参考== |
2018年6月9日 (土) 22:31時点における最新版
助力/Assist | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | バトルボンド |
CR | CR:702.132 |
助力(じょりょく)/Assistは、バトルボンドで登場したキーワード能力。呪文を唱える際に機能する常在型能力である。
Play of the Game / 今日の魅せ場 (6)(白)(白)
ソーサリー
ソーサリー
助力(他のプレイヤー1人が、この呪文のコストを最大(6)支払うことができる。)
土地でないパーマネントをすべて追放する。
Fan Favorite / 売れっ子 (3)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
助力(他のプレイヤー1人が、この呪文のコストを最大(3)支払うことができる。)
(2):ターン終了時まで、売れっ子は+1/+1の修整を受ける。この能力はどのプレイヤーも起動できる。
[編集] 定義
助力/Assistを持つ呪文を唱える総コストに不特定マナが含まれているなら、あなたがそれを唱えている間、マナ能力を起動する前(CR:601.2g)に、あなたは他のプレイヤーを1人選んでもよい。そのプレイヤーは、マナ能力を起動する機会を得る。そのプレイヤーがマナ能力をそれ以上起動しないことを選んだ後で、あなたがマナ能力を起動する機会を得る。あなたがその呪文の総コストの支払いを開始する前に、あなたが選んだプレイヤーは、その呪文の総コストのうちそのプレイヤーが望む点数の不特定マナを支払ってもよい。
[編集] 解説
プレイヤー2人で呪文のコストを支払うことができるメカニズム。双頭巨人戦ではプレイヤーはリソースを共有できないが、この能力によって重い呪文を協力して唱えることができる。バトルボンドでは各色に存在する。
またチームメイトだけでなく、対戦相手に助力を乞うこともできる。特に統率者戦などの無差別戦では、交渉次第で相手からマナを引き出せることもあるだろう。
[編集] ルール
- 助力を持つカードを唱え始める前に、そのカードを公開して支払い方法を相談することができる。
- 呪文の対象やXの値は、支払いを助けるプレイヤーを選ぶ前に決定される。
- 助力によって支払われ得るのは、その呪文のコストのうち不特定マナの部分のみである。色マナのコストは、助力しているプレイヤーがその色のマナを支払ったとしても、その呪文のコントローラーが支払わなければならない。
- 何らかの効果によってプレイヤーがマナを「望む色のマナであるかのように」または「望むタイプのマナであるかのように」支払って呪文を唱えることができる場合であっても、その呪文の総コストの中の色マナの部分は、依然としてそのコントローラーが支払う必要がある。そのコストが不特定マナになるわけではないからである。
- 助力によって、他のプレイヤーは望む点数の不特定マナを支払うことができる。何らかの効果によって呪文のコストが変わると、そのプレイヤーが支払うことができるマナの点数は、その呪文の注釈文に記載されている点数から増減することがある。
- 選んだプレイヤーがコストの支払いを拒否した場合、呪文のコントローラーは自分ですべてのコストを支払って唱えることも、その呪文を唱える前まで巻き戻すこともできる。