ブラフ
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
21行: | 21行: | ||
さらに、特に初心者相手の場合、ブラフで行っているプレイの意味が解らず、ブラフにならないこともある。例えば島をアンタップ状態で残しておいて対抗呪文を暗示させるブラフでは対抗呪文を知らない/気にしない相手には通用しない。 | さらに、特に初心者相手の場合、ブラフで行っているプレイの意味が解らず、ブラフにならないこともある。例えば島をアンタップ状態で残しておいて対抗呪文を暗示させるブラフでは対抗呪文を知らない/気にしない相手には通用しない。 | ||
− | *ブラフをかけることを前提としてデザインされたカードもある(例:[[過酷な詐欺師/Harsh Deceiver|詐欺師サイクル])。 | + | *ブラフをかけることを前提としてデザインされたカードもある(例:[[過酷な詐欺師/Harsh Deceiver|詐欺師サイクル]])。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2013年8月22日 (木) 19:27時点における版
ブラフ (Bluff)はこけおどし、威嚇、ハッタリなどの意味。また、それらによる足止め。もちろん、イカサマとは異なり立派な戦略の1つである。
ブラフは対戦相手が恐れて初めて意味をなすため、
ことが不可欠である。
「非公開の情報に関する発言は、あらゆる意味において、正確である必要はない。非公開の情報の内容を含むブラフは、ゲームに不可欠である。」と公式規定されているように、虚偽の情報を発言する、俗に言う「口三味線」はルールにおいては全く問題がない。ただし、これを嫌う人もいるので、カジュアルプレイにおいては「匂わせる」程度に留めておいたほうが無難である。
- 例えばパーミッションデッキであれば、アンタップ状態の島と手札があればブラフになる。打ち消されるかも、と対戦相手は考えるからである。対抗呪文/Counterspellが存在したかつての環境では、2枚の島によってかなりの行動制限を意識させることができ、逆にパーミッション側は2枚の島をアンタップ状態で残しておくプレイが求められた(もちろんピッチスペルがある環境なら手札があるだけでブラフになる)。
- 別の例では、相手が丘巨人/Hill Giantをコントロールしている時に、灰色熊/Grizzly Bearsで攻撃するような、チャンプアタック的行為もブラフとなる。この場合は、手札に巨大化/Giant Growthがあるかもとブロックをためらってくれるかもしれない。もちろんそれが通用するのは、相手が「通しても構わない」状況であり、同時に、ブロックされて「タダ死に」するリスクがあることも忘れてはならない。
デッキの内容を相手に勘違いさせることもブラフの一種になるであろう。
また、よく使われていたブラフにサイドボードが絡んだものがある。
- 例えばカウンターポストであれば、メインに入れた解呪/Disenchantをサイドに入れておいた解呪と交換することで、あたかもサイドボードチェンジしたように見せかけるのである。これにより、実際にはデッキが変わっていないにもかかわらず相手が政略/Political Trickeryを投入したと思い込みKjeldoran Outpostを抜くように仕向けることができた。
プレイングにおいて注意すべき点として、あくまでブラフは補助的な役割に過ぎないということがある。例えば対抗呪文を持っていないのに島2つを立て、本来唱えられていた呪文を唱えずテンポを失ってしまうようなことは避けたい。これは、ブラフが有効に働く状況というのが(例え相手がそれを見抜けていなくても)かなり限られているためで、また実利を代償としたブラフは大変にリスクが大きく、相対的なリターンが小さいためである。
さらに、特に初心者相手の場合、ブラフで行っているプレイの意味が解らず、ブラフにならないこともある。例えば島をアンタップ状態で残しておいて対抗呪文を暗示させるブラフでは対抗呪文を知らない/気にしない相手には通用しない。
- ブラフをかけることを前提としてデザインされたカードもある(例:詐欺師サイクル)。