チャネルボール
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(→4枚制限ルール: 黎明期のType0デッキと考えれば形を変えて記述する価値はあるかと) |
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2012年3月16日 (金) 02:09時点における版
チャネルボール(Channelball)は、マジックの黎明期に存在したコンボデッキ。
目次 |
概要
ソーサリー
この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(1)多くなる。
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち望む数を対象とする。火の玉はそれらにそれぞれ、X点を端数を切り捨てて均等に割った点数のダメージを与える。
まず、Black LotusやMoxで必要なマナを出す。チャネル/Channelを唱えライフをマナに変換し、X=20の火の玉/Fireballを撃ち込む。
コンボパーツは2枚と非常にシンプルな構成ながら、それ故に欠点も存在した。例えば、とどめの火の玉にカウンターして対抗呪文/Counterspellを唱えられると、立て直しは困難になる。また、チャネル後の稲妻/Lightning Bolt一発でも終わってしまう。
このように致命的な弱点を抱えていた為、これよりも高速かつ堅実なコンボデッキに取って代わられてしまった。
解説
現在ではヴィンテージにおいて、チャネルボールのシステムを組み込んだものが存在する。
現在ではピッチスペル等の手段により火の玉では失敗する可能性があるため、打ち消しや対象の変更に強いケアヴェクの火吹き/Kaervek's Torchを使うことが多い。その場合はチャネルトーチ(Channel Torch)と呼ばれやすい。
- 備考
- インビテーショナル00秋 出場 (参考)
- 使用者:Trevor Blackwell
- フォーマット
死者の鏡/Lich's Mirrorを用いたバージョンについては、Mirroire Magiqueを参照。
4枚制限ルール
このデッキは4枚制限ルールを無視した場合の最強デッキとして、しばしば引き合いに出される。
一般的に挙げられる構成は以下の通り。
メインデッキ (60) | |
---|---|
呪文 (60) | |
20 | 火の玉/Fireball |
20 | チャネル/Channel |
20 | Black Lotus |
全て20枚ずつでも約85%の確率で1ターンキルできるが、理論的にはBlack Lotus30枚、火の玉15枚、チャネル15枚の構成が最適とされる(参考)。
当然、このデッキをそのまま使用できる公式のフォーマットは存在しない。仮に使えたとしても、Black Lotusを数十枚も集めるにはかなりの大金を要する。
- このような非公式フォーマットをType0として思考実験や議論を行う場合がある。闇の隆盛現在のカードプールではこの方法より安定かつ高速なデッキも考案されている。→Type0
- MicroProse版マジック:ザ・ギャザリングのシャンダラーではワールド・マジックの一つを得る事で、実際にこのデッキを使ってプレイすることが出来る。
- 決して弱くないが最後の敵だけは絶対に倒せない。敵のライフが100以上と膨大すぎるため削りきれないのだ。
- このゲームでもBlack Lotusを20枚集めるのはかなり苦労するだろう。