奇怪な宝石/The Enigma Jewel
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登場直後の[[スタンダード]]では[[蒐集家の保管庫/Collector's Vault]]や[[マイトストーンとウィークストーン/The Mightstone and Weakstone]]の力を借りて[[作製]]を目指す[[地雷デッキ]]が試された。[[高波エンジン/Surge Engine]]は作製の前後を通じて非常に相性が良く、啓蒙の神座に組み込んでしまえば「(4)(青)(青):カード3枚を引く。高波エンジンが[[青]]のときにのみ、1回だけ[[起動]]できる。」で6枚引ける。[[イクサラン:失われし洞窟]]にも強力な起動型能力を持つ[[アーティファクト]]が多く、愛好者が研究を続けていたものの、このタイプのデッキは残念ながら[[トーナメント]]級に至らなかった。 | 登場直後の[[スタンダード]]では[[蒐集家の保管庫/Collector's Vault]]や[[マイトストーンとウィークストーン/The Mightstone and Weakstone]]の力を借りて[[作製]]を目指す[[地雷デッキ]]が試された。[[高波エンジン/Surge Engine]]は作製の前後を通じて非常に相性が良く、啓蒙の神座に組み込んでしまえば「(4)(青)(青):カード3枚を引く。高波エンジンが[[青]]のときにのみ、1回だけ[[起動]]できる。」で6枚引ける。[[イクサラン:失われし洞窟]]にも強力な起動型能力を持つ[[アーティファクト]]が多く、愛好者が研究を続けていたものの、このタイプのデッキは残念ながら[[トーナメント]]級に至らなかった。 | ||
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[[リミテッド]]では低[[稀少度]]で有用な起動型能力持ちが[[太陽撃ちの民兵/Sunshot Militia]]ぐらいしかいない。ただマナ能力は作成コストや[[隠された中庭/Hidden Courtyard]]などの[[発見]]土地の[[起動]]に便利。自身の能力は期待せずに[[装備]]や[[サイクリング]]など無意味な起動型能力持ちでも作成コストに使い、発見土地や[[順応する宝石護り/Adaptive Gemguard]]、[[主の組立工廠/Master's Manufactory]]などの強力な起動型能力をコピーするために変身させるなどパーツがハマれば強力。 | [[リミテッド]]では低[[稀少度]]で有用な起動型能力持ちが[[太陽撃ちの民兵/Sunshot Militia]]ぐらいしかいない。ただマナ能力は作成コストや[[隠された中庭/Hidden Courtyard]]などの[[発見]]土地の[[起動]]に便利。自身の能力は期待せずに[[装備]]や[[サイクリング]]など無意味な起動型能力持ちでも作成コストに使い、発見土地や[[順応する宝石護り/Adaptive Gemguard]]、[[主の組立工廠/Master's Manufactory]]などの強力な起動型能力をコピーするために変身させるなどパーツがハマれば強力。 |
2025年2月27日 (木) 22:56時点における最新版
伝説のアーティファクト
奇怪な宝石はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、能力を起動するためにしか支払えない。
起動型能力を持ち土地でない4つ以上で作製(8)(青)((8)(青),このアーティファクトを追放する,あなたがコントロールしていてこれでないパーマネントやあなたの墓地にあるカードであり該当する4つ以上を追放する:このカードをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戻す。作製はソーサリーとしてのみ行う。)
〔青〕 伝説のアーティファクト
啓蒙の神座はこれを作製するために追放されているすべてのカードのすべての起動型能力を持つ。それらの各能力をそれぞれ、毎ターン1回のみ起動してもよい。
あなたがマナ能力でない能力1つを起動するたび、それをコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
作製で変身する両面カード。第1面は起動型能力専用のマナ能力を持つ伝説のアーティファクト。土地でない起動型能力を持つオブジェクト4つで作製することで、作製に使用したカードの起動型能力を持ち、さらに起動型能力をコピーする伝説のアーティファクトになる。
1ターン目から出せて無色マナ2点を生み出せるという高効率は、かの凶悪マナ・アーティファクト太陽の指輪/Sol Ringに匹敵する。前述の通り起動型能力限定とはいえ、注ぎ込む先を充分に用意できるなら非常に強力である。
登場直後のスタンダードでは蒐集家の保管庫/Collector's Vaultやマイトストーンとウィークストーン/The Mightstone and Weakstoneの力を借りて作製を目指す地雷デッキが試された。高波エンジン/Surge Engineは作製の前後を通じて非常に相性が良く、啓蒙の神座に組み込んでしまえば「(4)(青)(青):カード3枚を引く。高波エンジンが青のときにのみ、1回だけ起動できる。」で6枚引ける。イクサラン:失われし洞窟にも強力な起動型能力を持つアーティファクトが多く、愛好者が研究を続けていたものの、このタイプのデッキは残念ながらトーナメント級に至らなかった。
スタンダードやアルケミーで採用が目立つようになったのは霊気走破で再利用隔室/Repurposing Bayなどを得た後である。主にアゾリウス・アーティファクトで使われており、1枚だけに抑えている型から4枚全力投入の型まで存在している。1枚だけの型でも再利用隔室でアーティファクト・トークンを生け贄に捧げれば奇怪な宝石をサーチできる。4枚型では逆に余った奇怪な宝石を生け贄に捧げればいいので、再利用隔室以前に比べて腐りにくい。設置後はマナ能力により再利用隔室の起動コストを実質タダにできる。
リミテッドでは低稀少度で有用な起動型能力持ちが太陽撃ちの民兵/Sunshot Militiaぐらいしかいない。ただマナ能力は作成コストや隠された中庭/Hidden Courtyardなどの発見土地の起動に便利。自身の能力は期待せずに装備やサイクリングなど無意味な起動型能力持ちでも作成コストに使い、発見土地や順応する宝石護り/Adaptive Gemguard、主の組立工廠/Master's Manufactoryなどの強力な起動型能力をコピーするために変身させるなどパーツがハマれば強力。
[編集] ルール
- 奇怪な宝石
- 作製も起動型能力なので、奇怪な宝石自身の作製を起動するためにマナ能力を使ってもよい。
- サイクリングなど、啓蒙の神座では使用できない起動型能力を持っているカードも作製のコストに使用してよい。
- 啓蒙の神座
- 起動型能力を得る基本的なルールは起動型能力#他のカードの起動型能力を得るを参照。起動型能力をコピーする能力の基本的なルールは呪文やスタック上の能力をコピーする効果、コピー可能な値を参照。
- 「毎ターン1回のみ」の制限は各能力に個別に適用される。例えば、啓蒙の神座を作製するために2つの起動型能力を持つカードを追放していたなら、それぞれの能力を各ターンに1回起動できる。啓蒙の神座を作製するために2枚の同じカードが追放されていたなら、それはその各カードの起動型能力をそれぞれ持つ。それらの格能力はそれぞれ、各ターンに1回起動することができる。
- 装備能力も得ることができそれを起動することもできるか、啓蒙の神座は装備品のサブタイプを持たないため、解決時に何も起きない。
- 忠誠度能力も起動型能力である。プレインズウォーカーを追放すれば啓蒙の神座はそれらの忠誠度能力を持つ。ただし忠誠度能力の起動の制限(CR:606.3)は変わらないため、何枚のプレインズウォーカーを追放し幾つの忠誠度能力を得ても、起動できるのは各ターンに1つの忠誠度能力のみである。