激しい叱責/Dress Down
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2024年5月31日 (金) 19:33時点における最新版
Dress Down / 激しい叱責 (1)(青)
エンチャント
エンチャント
瞬速
激しい叱責が戦場に出たとき、カード1枚を引く。
すべてのクリーチャーはすべての能力を失う。
終了ステップの開始時に、激しい叱責を生け贄に捧げる。
1ターンの間すべてのクリーチャーの能力を失わせてしまうエンチャント。
瞬速を持ちマナ・コストも2マナと軽いため妨害として使いやすい。羊術/Ovinize系のインスタントでも似たようなことはできるが、通常の手段では対処しにくいETB能力や戦場に出る際の置換効果を無効化できるのは見逃せない利点。もみ消し/Stifleよろしくペナルティ能力の踏み倒しに使ってもよいし、謙虚/Humilityと違いパワー/タフネスを与えないので、元のサイズが0/0や*/*で常在型能力によってサイズが上がるタイプのクリーチャーに対しては除去としても働く。これでいてキャントリップ付きであり、腐ることがない。
モダンではグリクシス・シャドウにて死の影/Death's Shadowを13/13にして強襲する手段として仕込まれている。ウルザの物語/Urza's Saga対策として使うデッキも中にはある。
レガシーではファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtや自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathを戦場に残す手段の1つとして利用されている。緑にタッチすることで双方を採用した形のスタイフルノートも存在する。
- 対象を取らないため呪禁やプロテクションも消すことができる。
- 「自分で墓地に落ちるパーマネント」という点も、昂揚や紛争、落魄などといった様々なメカニズムとのシナジーに利用できる。
- Dress Downには「叱りつける」ほかに「カジュアルな格好をする」という意味もあり、イラストではフルアーマーからパンツ一丁になる男が描かれている。
[編集] ルール
- 能力を失うルールについては謙虚/Humility#ルールも参照。謙虚と異なり激しい叱責はP/Tを変更しない点に注意。
- クリーチャーのパワーとタフネスが特性定義能力によって定義されている場合、それのパワーとタフネスが「*/*」という形で書かれているなら0/0になり他にP/T修整効果が無いなら墓地に置かれる。それのパワーとタフネスが「*/1+*」という形で書かれていれば0/1になる(CR:208.2)。
- 激しい叱責自身が何らかの方法でクリーチャー化すると、終了ステップの開始時に生け贄に捧げる能力を自身の能力により失うため戦場に残り続ける。