エルダー
提供:MTG Wiki
14行: | 14行: | ||
*「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これは[[#エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]や[[#龍王/Dragonlord|龍王/Dragonlord]]などの、特に古く高位な存在のことを指したタイプである(後述)。明確な基準は不明だが、相応に「特別」な存在にのみ、このクリーチャー・タイプが与えられるようだ。 | *「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これは[[#エルダー・ドラゴン/Elder Dragon|エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]]や[[#龍王/Dragonlord|龍王/Dragonlord]]などの、特に古く高位な存在のことを指したタイプである(後述)。明確な基準は不明だが、相応に「特別」な存在にのみ、このクリーチャー・タイプが与えられるようだ。 | ||
**[[カード名]]に「Elder」を含むカードは多いが、いずれもエルダーのタイプは持っていない(→{{WHISPER検索/カード名|Elder}})。また、[[永遠の大魔道師、ジョダー/Jodah, Archmage Eternal]]のように途方もない時を生きている人物も多数カード化されているが、長命だからといってエルダーのタイプを持つわけではない。 | **[[カード名]]に「Elder」を含むカードは多いが、いずれもエルダーのタイプは持っていない(→{{WHISPER検索/カード名|Elder}})。また、[[永遠の大魔道師、ジョダー/Jodah, Archmage Eternal]]のように途方もない時を生きている人物も多数カード化されているが、長命だからといってエルダーのタイプを持つわけではない。 | ||
+ | *[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]の世界観ではエルダー・ドラゴンはエインシャント・ドラゴンより年若い(アダルトとエインシャントの間)ドラゴンを指す語でありマジックのそれとは扱いが異なるが、統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いで登場したエインシャント・メタリック・ドラゴンのカードにはエルダー・ドラゴンのクリーチャー・タイプが振られている。 | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== |
2022年8月17日 (水) 13:54時点における版
エルダー/Elderは、クリーチャー・タイプの1つ。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)(黒)(赤)を支払わないかぎり、ニコル・ボーラスを生け贄に捧げる。
ニコル・ボーラスが対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
この呪文は打ち消されない。
飛行、絆魂
あなたのターンの間、あなたの対戦相手は呪文を唱えられない。
クリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行
エインシャント・カッパー・ドラゴンがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、1個のd20を振る。その出目に等しい数の宝物(Treasure)トークンを生成する。
初出はレジェンドの伝説のエルダー・ドラゴンのサイクル。長い間それら5種専用のクリーチャー・タイプであり、ストーリー上でも彼らのほとんどは死滅しているため、新たなエルダーは登場しないものと思われていた。しかし、後のタルキール龍紀伝において彼らとは異なる新たなエルダー・ドラゴンのサイクルが収録。レジェンド発売から実に20年以上の歳月を経ての再登場となり、大きな話題を呼んだ。その後も新たなエルダーが登場しており、少数ながら扱われることになったようだ。統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いでは初の伝説でないエルダーも登場した。
そのほとんどが伝説のクリーチャーであり、必ず他のクリーチャー・タイプを併せ持つ。後述する特徴故か、いずれも強大なサイズや能力を持つ。
伝説のエルダーは統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い現在30枚が存在する(「伝説の(Legendary)・エルダー(Elder)」でWHISPER検索)。
- 「Elder」とは「年長者、長老、古老」を意味するが、これはエルダー・ドラゴン/Elder Dragonや龍王/Dragonlordなどの、特に古く高位な存在のことを指したタイプである(後述)。明確な基準は不明だが、相応に「特別」な存在にのみ、このクリーチャー・タイプが与えられるようだ。
- カード名に「Elder」を含むカードは多いが、いずれもエルダーのタイプは持っていない(→カード名を「Elder」で検索)。また、永遠の大魔道師、ジョダー/Jodah, Archmage Eternalのように途方もない時を生きている人物も多数カード化されているが、長命だからといってエルダーのタイプを持つわけではない。
- ダンジョンズ&ドラゴンズの世界観ではエルダー・ドラゴンはエインシャント・ドラゴンより年若い(アダルトとエインシャントの間)ドラゴンを指す語でありマジックのそれとは扱いが異なるが、統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いで登場したエインシャント・メタリック・ドラゴンのカードにはエルダー・ドラゴンのクリーチャー・タイプが振られている。
ストーリー
エルダー・ドラゴン/Elder Dragon
ドミナリア/Dominaria最古のドラゴンであり、同次元/Planeにおける全ドラゴン族の源流とされる者たち。巨竜戦争/Dragon Warと呼ばれる対立で互いを滅ぼし合い、その大半が死滅した。
詳細はエルダー・ドラゴン/Elder Dragonを参照。
龍王/Dragonlord
タルキール/Tarkirの氏族/Clanの頂点に君臨する、古の強大な龍達を指す。サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによる歴史改変の結果、龍たちは絶滅の未来を脱し再びタルキールの覇者となった。
詳細は龍王/Dragonlordを参照。
- 本来「エルダー/Elder」はドミナリアのエルダー・ドラゴン/Elder Dragon達を指すタイプだが、タルキールの龍王達がこのタイプを持っている事について、Doug Beyerは自身のブログで以下のように解説している。
- 最も高位の存在であり、ウギン/Uginを除けば最古の存在であることを強調するため
- 彼らもまたドラゴン同士で争っており、世界を揺るがすその姿はタルキール版のエルダー・ドラゴンとして相応しいため
- 運命再編からタルキール龍紀伝まで実に1280年が経過しており、紡がれてきた時間を表すため
古の恐竜/Elder Dinosaur
イクサラン/Ixalanの黄金都市オラーズカ/Orazcaと共に大地の内に眠り、その解放と共に目覚めた、極めて巨大かつ強大な古の恐竜たち。それぞれが各色のマナと、それが示す自然の性質の一面を体現している[1][2]。
詳細はイクサランの相克のエルダー・恐竜(原初の夜明け、ゼタルパ/Zetalpa, Primal Dawnなど)の各項を参照。
タイタン/Titan
遥か昔、神々が現れる前のテーロス/Therosを支配していた強大な巨人たち。看守を務める運命の神クローティス/Klothysの下、死の国/The Underworldに封じられていた。
詳細は該当カード2種(死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger、自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath)の項を参照。
創始ドラゴン/The Founder Dragons
アルケヴィオス/Arcaviosの誕生と共に生まれ、アルケヴィオスの対抗色の魔法を最初に極めた5体のドラゴン。彼らは魔法の研究に専念する機関を設立し、これが後にストリクスヘイヴン/Strixhavenとなった。
詳細はアルケヴィオス/Arcavios#創始ドラゴン/The Founder Dragonsの項を参照。
タイプの変遷
初出のレジェンドの5種類はもともと「エルダー・ドラゴン・レジェンド」という一つのクリーチャー・タイプを持つクリーチャーであり、印刷されたそれらのカードでは「エルダー・ドラゴン・レジェンドの召喚」であった。その後、一時期ただの「レジェンド」になるも、再度復活。第6版の頃になると「クリーチャー・タイプは1単語」ということになり「エルダー」「ドラゴン」「レジェンド」の3つのクリーチャー・タイプに分割。さらに後の神河物語で「レジェンド」が特殊タイプ「伝説の」に変更された。
脚注
- ↑ IXALAN/イクサラン(公式サイト)
- ↑ Glimpse the Far Side of the Sun/太陽の向こう側(Magic Story 2018年1月17日 R&D Narrative Team著)