差し替えカード
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+ | [[基本セット2019]]ではセットの中に該当するカードが1種しかないため、チェック欄は無くリストにもなっていなかったが、当時はこれもチェックリストカードとされていた。次に登場する[[ゼンディカーの夜明け]]のものもチェックリストとは呼べない形式であったため、「差し替えカード」という名称へと変更し、チェックリストカードはその一種という扱いになった。<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034401/ 『ゼンディカーの夜明け』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)](2020年9月22日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034428/ 9月マジック・イベント規定リリースノート](2020年9月28日)</ref> | ||
+ | *変更後の名称が「差し替えカード/substitute card」と「補助カード/helper card」とで統一されていない。2020年9月更新版の公式文書では、[[総合ルール]]では前者、[[イベント規定]]では後者が使われている。さらにイベント規定日本語版では「helper card」を「差し替えカード」と訳しているが、そのリリースノートでは「補助カード」と訳している。 | ||
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==参考== | ==参考== |
2020年10月8日 (木) 09:35時点における版
チェックリストカード/Checklist Cardとは両面カード(合体カード)をデッキに入れる際に用いる代わりのカードのうち、2011年から2018年までに発売されたセットで使われていたもののことを指す名称。
現在では差し替えカード(補助カード)の一種とされている。
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解説
非公開領域にある両面カード(合体カード)は、他のカードと区別が付かないようにしなければならない。そのため両面カードのオーナーは、完全に不透明なスリーブを用いるか、チェックリストカードで代用する必要がある。
チェックリストカードは、裏面は通常のマジックのカードと同じ「デッキマスター」デザインとなっており、表面には両面カードの第1面の名前がリストアップされている(参考1/参考2/参考3)。
両面カードが収録されたブースターパックには、本来基本土地が封入されている枠に一定確率でチェックリストカードが封入されている。
- イニストラードを覆う影以外のセットには各1種類のチェックリストカードが存在する。イニストラードを覆う影にはコモンおよびアンコモンのカード用のチェックリストカード(コレクター番号CH1)とレアおよび神話レアのカード用のチェックリストカード(コレクター番号CH2)の2種類が存在する。
プレイヤーはチェックリストカードのチェック欄に印をつけて、それがどの両面カード(合体カード)の代わりかを示し、非公開領域にある両面カードの代わりとして使用する。チェックリストカードが公開領域に出る場合、代わりに対応する両面カード(合体カード)をその領域に出し、チェックリストカードは脇にどける。
ルール
- あなたは、自分が使用するチェックリストカード1枚ごとに、それが示す両面カードの実物1枚を持っていなければならない。その両面カードは、実際のデッキからは離れた場所に置いておくこと。トーナメントでは、両面カードはサイドボードと別々になっていなければならない。
- チェックリストカードは、それが両面カード(合体カード)を意味するとき以外、デッキ内に入れられない。
- 特定のカードにチェックリストカードを使用する場合、デッキ中のそのカードについて全ての両面カードをチェックリストカードにしなくてはならない。
- 以前はチェックリストカードを使用する場合、すべての両面カードをチェックリストにしなければならなかったがイニストラードを覆う影発売後に変更された。
- チェックリストカードのチェック欄は、それが意味する両面カード(合体カード)一つの分しかチェックしてはいけない。
- チェックリストカードを使う場合でも、スリーブを使ってかまわない。
- ゲーム中、チェックリストカードはそれが表わす両面カードであるとみなされる。例えば、あなたの手札に苛まれし最下層民/Tormented Pariahを意味するチェックリストカードがあり、対戦相手が蔑み/Despiseを唱えたとする。そのチェックリストカードはクリーチャー・カードであり、対戦相手はそのチェックリストカードを選んで捨てさせることができる。
- チェックリストカードが公開領域(スタック、戦場、墓地、裏向きに追放されている場合を除く追放領域)に入ったら、ただちにその両面カードを使用し、そのチェックリストカードは脇に置く。両面カードが非公開領域(手札やライブラリー)に入ったら、再びチェックリストカードを使用する。
- 両面カード(合体カード)が裏向きに追放されている場合、チェックリストカードを使用し、それが何であるかを隠したままにする。
- チェックリストカードはプロキシではない。
- 両面カード(合体カード)を用いるリミテッドでチェックリストカードが不足してしまうならばジャッジに申し出ることでチェックリストカードかプロキシを都合してもらえる。
その他
基本セット2019ではセットの中に該当するカードが1種しかないため、チェック欄は無くリストにもなっていなかったが、当時はこれもチェックリストカードとされていた。次に登場するゼンディカーの夜明けのものもチェックリストとは呼べない形式であったため、「差し替えカード」という名称へと変更し、チェックリストカードはその一種という扱いになった。[1][2]
- 変更後の名称が「差し替えカード/substitute card」と「補助カード/helper card」とで統一されていない。2020年9月更新版の公式文書では、総合ルールでは前者、イベント規定では後者が使われている。さらにイベント規定日本語版では「helper card」を「差し替えカード」と訳しているが、そのリリースノートでは「補助カード」と訳している。
出典
- ↑ 『ゼンディカーの夜明け』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(2020年9月22日)
- ↑ 9月マジック・イベント規定リリースノート(2020年9月28日)
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 713 差し替えカード
- 713.1 差し替えカードとは、両面カードや合体カードを表すために用いることができる、補助物品である。差し替えカードは、通常のマジックのカードの裏面を持つ。
- 713.2 差し替えカードは、少なくともそれが表すカードの第1面の名前を明瞭に示していなければならない。印刷されたカードに含まれる他の情報(カード・タイプ、マナ・コスト、パワー/タフネスなど)も差し替えカードに書いてもよい。
- 713.2a 差し替えカードの中には、それが表せるカードの名前やマナ・コストが列記されているものが存在する。その差し替えカードがどのカードを表すかを示すため、丸のうち1つだけに印をつけなければならない。この種の差し替えカードは、2011年~2018年に発売されたマジックの製品に存在していた。
- 713.2b 差し替えカードの中には、1種類だけを表せるものが存在する。この種の差し替えカードは『基本セット2019』製品に含まれており、それが表すカードは《破滅の龍、ニコル・ボーラス》である。
- 713.2c 差し替えカードの中には、モードを持つ両面カードを表せるものがある。これらの差し替えカードのオモテ面には、第1面シンボルと第2面シンボルが書かれている。これを使う場合、それが表すカードのそれぞれの面の名前を記入する。この種の差し替えカードは、『ゼンディカーの夜明け』製品に含まれている。
- 713.3 差し替えカードをデッキ内で用いる場合、それが表すカードはゲームの開始前に脇に置かれ(rule 103.2a 参照)、ゲーム中いつでも使えるようにしておかなければならない。差し替えカードは、両面カードや合体カードを表していないかぎり デッキに入れることはできない。
- 713.4 ゲーム上のあらゆる意味において、差し替えカードはそれが表すカード として扱う。
- 713.5 差し替えカードが公開領域でオモテ向き になる場合、それは脇に置かれ、それが表していた両面カードや合体カードが代わりに用いられる。
- 713 差し替えカード