ウェザーライト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
9行: 9行:
 
|セット枚数=全167種類
 
|セット枚数=全167種類
 
}}
 
}}
'''ウェザーライト'''/''Weatherlight''は、[[ミラージュ・ブロック]]の2番目の小型[[エキスパンション]]。1997年6月に発売された。
+
'''ウェザーライト'''/''Weatherlight''は、[[ミラージュ・ブロック]]の2番目の小型[[エキスパンション]]。[[1997年]]6月に発売された。
  
 
==概要==
 
==概要==
 
[[ブロック (総称)|ブロック]]制をとるために、元々は前後編だった[[ミラージュ]]&[[ビジョンズ]]に急遽付け足す形で製作された。そのため、前2作とはデザインやイラストの雰囲気など、ややブロックの統一感に欠ける。
 
[[ブロック (総称)|ブロック]]制をとるために、元々は前後編だった[[ミラージュ]]&[[ビジョンズ]]に急遽付け足す形で製作された。そのため、前2作とはデザインやイラストの雰囲気など、ややブロックの統一感に欠ける。
  
ストーリーは[[ビジョンズ]]で完結していたため、次回作([[テンペスト]])に使う予定だった物語の序盤部分を抜き出して利用した。具体的には、今までのカードセットに登場した[[ドミナリア/Dominaria]]各地を巡る物語になっており、[[アポカリプス]]まで続くウェザーライト・サーガの記念すべき第1作目でもある。背景ストーリーのドラマが強くカードに反映されるようになった([[一か八か/Desperate Gambit]]から[[恩義/Debt of Loyalty]]など)。
+
ストーリーは[[ビジョンズ]]で完結していたため、次回作([[テンペスト]])に使う予定だった物語の序盤部分を抜き出して利用した。具体的には、今までの[[カードセット]]に登場した[[ドミナリア/Dominaria]]各地を巡る物語になっており、[[アポカリプス]]まで続くウェザーライト・サーガの記念すべき第1作目でもある。背景ストーリーのドラマが強くカードに反映されるようになった([[一か八か/Desperate Gambit]]から[[恩義/Debt of Loyalty]]など)。
  
このセットで登場した有名なカードは、[[浄火の鎧/Empyrial Armor]]、[[中断/Abeyance]]、[[知恵の蛇/Ophidian]]、[[生き埋め/Buried Alive]]、[[いかづち/Thunderbolt]]、[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]など。墓地という[[リソース]]に注目したセットで墓地絡みのカードが多いが、単純な再利用の強さが認識されていたためか軒並み制限が強い。それの影響というわけではないだろうが、「非常に強力」といえるカードもあまり多くない。その代わり各種デッキを支える有用なカードが多いセットであった。
+
このセットで登場した有名な[[カード]]は、[[浄火の鎧/Empyrial Armor]]、[[中断/Abeyance]]、[[知恵の蛇/Ophidian]]、[[生き埋め/Buried Alive]]、[[いかづち/Thunderbolt]]、[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]など。墓地という[[リソース]]に注目したセットで墓地絡みのカードが多いが、単純な再利用の強さが認識されていたためか軒並み制限が強い。それの影響というわけではないだろうが、「非常に強力」といえるカードもあまり多くない。その代わり各種デッキを支える有用なカードが多いセットであった。
  
 
また、[[バンド]]、[[生息条件]]が収録された最後の[[エキスパンション]]でもある。[[累加アップキープ]]もこのセット以降[[コールドスナップ]]が登場するまで収録されなかった。[[キャントリップ]]がすぐにカードを引くようになったのもこのセットから。
 
また、[[バンド]]、[[生息条件]]が収録された最後の[[エキスパンション]]でもある。[[累加アップキープ]]もこのセット以降[[コールドスナップ]]が登場するまで収録されなかった。[[キャントリップ]]がすぐにカードを引くようになったのもこのセットから。
  
*2007年12月12日から2009年3月24日までの間、[[Magic Online]]で販売されていた。ミラージュ、ビジョンズ同様、新規に[[テーマデッキ]]が作られた。また、一定確率で[[プレミアム・カード]]が封入されている。ただし現物化はできない。
+
*[[2007年]]12月12日から[[2009年]]3月24日までの間、[[Magic Online]]で販売されていた。ミラージュ、ビジョンズ同様、新規に[[テーマデッキ]]が作られた。また、一定確率で[[プレミアム・カード]]が封入されている。ただし現物化はできない。
  
 
==テーマデッキ==
 
==テーマデッキ==
 
[[テーマデッキ]]はMagic Onlineでのみ発売された。
 
[[テーマデッキ]]はMagic Onlineでのみ発売された。
*[[Air Forces]]
+
*[[Air Forces]]([[白青]])
*[[Dead and Alive]]
+
*[[Dead and Alive]]([[黒]])
*[[Fiery Fury]]
+
*[[Fiery Fury]]([[赤]])
*[[Gate Crusher]]
+
*[[Gate Crusher]]([[赤緑]])
  
 
==パッケージ・イラスト==
 
==パッケージ・イラスト==
 
*[[鋼のゴーレム/Steel Golem]]
 
*[[鋼のゴーレム/Steel Golem]]
  
==デザイン==
+
==主な開発スタッフ==
{| class="wikitable"
+
*'''[[デザイン・チーム]]''' - [[Dan Cervelli]](リード)、[[Mike Elliott]][[Joel Mick]]
|-
+
*'''[[デベロップ・チーム]]''' - [[Mike Elliott]](リード)、[[William Jockusch]][[Bill Rose]][[Mark Rosewater]][[Henry Stern]]
|デザイン・チーム||[[Dan Cervelli]] (lead)
+
*'''[[アート・ディレクター]]''' - [[Sue-Ann Harkey]]
|-
+
|||[[Mike Elliott]]
+
|-
+
|||[[Joel Mick]]
+
|-
+
|開発チーム||[[Mike Elliott]] (lead)
+
|-
+
|||[[William Jockusch]]
+
|-
+
|||[[Bill Rose]]
+
|-
+
|||[[Mark Rosewater]]
+
|-
+
|||[[Henry Stern]]
+
|-
+
|アート・ディレクター||[[Sue-Ann Harkey]]
+
|}
+
  
 
==関連リンク==
 
==関連リンク==
*[http://web.archive.org/web/20090201062704/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20071210/index.html 僕のウェザーライトのデッキケース] (文:[[Devin Low]])
+
*[http://web.archive.org/web/20090201062704/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20071210/index.html 僕のウェザーライトのデッキケース]/[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtgcom/daily/dl14 My Weatherlight Deck Box](文:[[Devin Low]])
  
 
==参考==
 
==参考==

2014年7月16日 (水) 22:20時点における版

ウェザーライト/Weatherlight
シンボル 本(スランの秘本/Thran Tome
略号 WL, WTH
コードネーム Mochalatte
発売日 1997年6月
MO:2007年12月12日
セット枚数 全167種類

ウェザーライト/Weatherlightは、ミラージュ・ブロックの2番目の小型エキスパンション1997年6月に発売された。

目次

概要

ブロック制をとるために、元々は前後編だったミラージュビジョンズに急遽付け足す形で製作された。そのため、前2作とはデザインやイラストの雰囲気など、ややブロックの統一感に欠ける。

ストーリーはビジョンズで完結していたため、次回作(テンペスト)に使う予定だった物語の序盤部分を抜き出して利用した。具体的には、今までのカードセットに登場したドミナリア/Dominaria各地を巡る物語になっており、アポカリプスまで続くウェザーライト・サーガの記念すべき第1作目でもある。背景ストーリーのドラマが強くカードに反映されるようになった(一か八か/Desperate Gambitから恩義/Debt of Loyaltyなど)。

このセットで登場した有名なカードは、浄火の鎧/Empyrial Armor中断/Abeyance知恵の蛇/Ophidian生き埋め/Buried Aliveいかづち/Thunderboltガイアの祝福/Gaea's Blessing宝石鉱山/Gemstone Mineなど。墓地というリソースに注目したセットで墓地絡みのカードが多いが、単純な再利用の強さが認識されていたためか軒並み制限が強い。それの影響というわけではないだろうが、「非常に強力」といえるカードもあまり多くない。その代わり各種デッキを支える有用なカードが多いセットであった。

また、バンド生息条件が収録された最後のエキスパンションでもある。累加アップキープもこのセット以降コールドスナップが登場するまで収録されなかった。キャントリップがすぐにカードを引くようになったのもこのセットから。

テーマデッキ

テーマデッキはMagic Onlineでのみ発売された。

パッケージ・イラスト

主な開発スタッフ

関連リンク

参考

QR Code.gif