巨大戦車/Juggernaut

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[[エターナル]]では、[[Su-Chi]]などとともに[[スタックス]]や[[5/3]]の中核[[クリーチャー]]として活躍していたが、[[磁石のゴーレム/Lodestone Golem]]登場後はそちらに[[スロット]]を譲ることも多くなる。その後もこちらを愛用する古参[[プレイヤー]]もいたが、より強力なアーティファクト・クリーチャーの登場により埋もれていった。
  
*[[]]のルール変更のあおりを受け、相対的に弱くなってしまった。[[壁]]の項目を参照。
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[[ダークスティール]]での[[再録]]時の[[スタンダード]]では、他の多くのアーティファクト同様[[環境]]に駆逐され、ほとんど活躍することもないまま退場する結果となった。そうでなくとも、性能が飛躍的に上昇した昨今の[[クリーチャー]]群からすれば、4マナ5/3実質[[バニラ]](限定的過ぎる[[回避能力]])では、採用するには今ひとつだったのだろう。その後も何度か再録されているが、残念ながらスタンダードでは目立った活躍は残せていない。
*逆に[[ローウィン・ブロック]][[多相]]が登場したことにより、相対的に強くなった。
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*2005年7月の[[フライデー・ナイト・マジック]]の景品として、これの[[プロモーション・カード]]が配布された。
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[[リミテッド]]では、[[デッキカラー]]を選ばず使える強力な[[アタッカー]]として活躍する。[[構築]]と違い[[壁]]が[[ブロッカー]]として採用されることも珍しくなく、その回避能力が活きる場面も少なからずあるだろう。
*[[Kai Budde]]の通称「German Juggernaut」の由来でもある。
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*これが巨大戦車と訳されたことに驚いた人も多い。みんな「ジャガーノート」になるとばかり思っていたからだ。ただし、その時点で既に[[オタリアの巨大戦車/Otarian Juggernaut]]というカードも存在していた。
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*[[第10版]]再録時に[[巨大戦車]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。
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*[[2005年]]7月の[[フライデー・ナイト・マジック]]の景品として、これの[[プロモーション・カード]]が配布された。
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*[[Kai Budde]]の通称"ジャーマン・ジャガーノート"の由来でもある。
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*これが「巨大戦車」と日本語訳されたことに驚いた人も多い。みんな「ジャガーノート」になるとばかり思っていたからだ。ただし、その時点で既に[[オタリアの巨大戦車/Otarian Juggernaut]]というカードも存在していた。
 
**ちなみに、[[マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス]]での日本語訳は「ジャガナート」。
 
**ちなみに、[[マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス]]での日本語訳は「ジャガナート」。
*[[ダークスティール]]におけるこれは、[[フレイバー・テキスト]]からするとどうやら[[ゴブリン]]が作ったらしい。
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*初登場から長らく[[アンコモン]]でのみ収録されていたが、29年目となる[[ドミナリア・リマスター]]で初めて[[コモン]]となった。
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[[エクステンデッド]]制定後の短い間、[[禁止カード]]だったことがある([[1997年]]7月1日禁止、1997年10月1日禁止解除)。エクステンデッドで[[ローテーション]]以外での禁止解除を経験している珍しいカード。同じ経験をしているカードはこれ以外に[[知識の噴出/Braingeyser]]だけ。
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==関連カード==
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*[[巨大戦車の行商人/Juggernaut Peddler]] - 巨大戦車を[[創出]]する。[[MTGアリーナ]]専用カード。([[アルケミー:ドミナリア]])
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*[[止められぬ巨大戦車、グラーツ/Graaz, Unstoppable Juggernaut]] - あなたのクリーチャーを巨大戦車とほぼ同性能にする。([[ファイレクシア:完全なる統一]])
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==ストーリー==
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"Juggernaut([[Wikipedia:ja:ジャガーノート|ジャガーノート]])"は梵語で「世界(ジャガタ)の主人(ナータ)」を意味し、現代ではヒンドゥー教のヴィシュヌ神の[[アバター|化身]]であるクリシュナに習合されている。ヒンドゥー教の四聖地の一つプリーでは彼と兄妹の巨像を載せた高さ45フィートの三台の山車が街を練り歩く祭りがあり、毎年多数の見物客でごった返す。また、ときに俗説に従い、救済を求めて山車に飛び込む信者もいるという。転じて、現在は英語でも「巨大戦車」を指す。
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[[多元宇宙/Multiverse]]でも「巨大な戦車」という発想は珍しくない発想であるようで、様々な[[次元/Plane]]に登場している。その形状や用途は次元によって様々に異なる。
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[[ミラディン/Mirrodin]]においては、[[フレイバー・テキスト]]的にどうやら[[ゴブリン/Goblin#ミラディン|ゴブリン/Goblin]]達が制作したものであるようだ。
 
{{フレイバーテキスト|ゴブリンはこいつを洞窟の出口よりはるかに大きく作ってしまったが、それが山腹をぶち抜いて新たな出口を作ってしまったのを見て、彼らは大喜びだった。||巨大戦車/Juggernaut(ダークスティール版)}}
 
{{フレイバーテキスト|ゴブリンはこいつを洞窟の出口よりはるかに大きく作ってしまったが、それが山腹をぶち抜いて新たな出口を作ってしまったのを見て、彼らは大喜びだった。||巨大戦車/Juggernaut(ダークスティール版)}}
*ちなみに"Juggernaut([[Wikipedia:ja:ジャガーノート|ジャガーノート]])"はヒンドゥー教の「クリシュナ神像」が語源。これを乗せた輿に轢かれると幸福裡に昇天できると伝えられる。
 
*[[第10版]]再録時に[[巨大戦車]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。
 
  
[[エクステンデッド]]制定後の短い間、[[禁止カード]]だったことがある(1997年7月1日禁止、1997年10月1日禁止解除)。エクステンデッドで[[ローテーション]]以外での禁止解除を経験している珍しいカード。同じ経験をしているカードはこれ以外に[[Braingeyser]]だけ。
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[[シャンダラー/Shandalar]]においてはテューン/Thuneの都市であるアン・カラス/An Karrasを3時間で壊滅せしめ、その破壊の様を見た[[ドルイド]][[忍び寄る大蔦/Creeperhulk]]を作り上げたという。
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{{フレイバーテキスト|数千年もの重厚な歴史を持つ強大なアン・カラスの都市は、三時間で崩壊した。||巨大戦車/Juggernaut(基本セット2011版)}}
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[[ドミナリア/Dominaria]]においては、かつて[[ウルザ/Urza]]が作り出した戦争機械として登場している。
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{{フレイバーテキスト|ウルザの機械には、同類を発掘するという顕著な傾向がある。|[[ギックス/Gix|ギックス]]の信奉者、[[ローナ/Rona|ローナ]]|巨大戦車/Juggernaut(ドミナリア版)}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[The Top 50 Artifacts of All Time]]第40位([[WotC]]、文:[[Zvi Mowshowitz]]、英語)
 
*[[The Top 50 Artifacts of All Time]]第40位([[WotC]]、文:[[Zvi Mowshowitz]]、英語)
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*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ダークスティール]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ダークスティール]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]]

2024年11月3日 (日) 21:17時点における最新版


Juggernaut / 巨大戦車 (4)
アーティファクト クリーチャー — 巨大戦車(Juggernaut)

各戦闘で、巨大戦車は可能なら攻撃する。
巨大戦車は壁(Wall)によってはブロックされない。

5/3

黎明期から存在する強力なアーティファクト・クリーチャー。初期の無色アーティファクトであるにもかかわらずコスト・パフォーマンスが良く、4マナパワー5という高い打撃力を誇る。

エターナルでは、Su-Chiなどとともにスタックス5/3の中核クリーチャーとして活躍していたが、磁石のゴーレム/Lodestone Golem登場後はそちらにスロットを譲ることも多くなる。その後もこちらを愛用する古参プレイヤーもいたが、より強力なアーティファクト・クリーチャーの登場により埋もれていった。

ダークスティールでの再録時のスタンダードでは、他の多くのアーティファクト同様環境に駆逐され、ほとんど活躍することもないまま退場する結果となった。そうでなくとも、性能が飛躍的に上昇した昨今のクリーチャー群からすれば、4マナ5/3実質バニラ(限定的過ぎる回避能力)では、採用するには今ひとつだったのだろう。その後も何度か再録されているが、残念ながらスタンダードでは目立った活躍は残せていない。

リミテッドでは、デッキカラーを選ばず使える強力なアタッカーとして活躍する。構築と違いブロッカーとして採用されることも珍しくなく、その回避能力が活きる場面も少なからずあるだろう。

エクステンデッド制定後の短い間、禁止カードだったことがある(1997年7月1日禁止、1997年10月1日禁止解除)。エクステンデッドでローテーション以外での禁止解除を経験している珍しいカード。同じ経験をしているカードはこれ以外に知識の噴出/Braingeyserだけ。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

"Juggernaut(ジャガーノート)"は梵語で「世界(ジャガタ)の主人(ナータ)」を意味し、現代ではヒンドゥー教のヴィシュヌ神の化身であるクリシュナに習合されている。ヒンドゥー教の四聖地の一つプリーでは彼と兄妹の巨像を載せた高さ45フィートの三台の山車が街を練り歩く祭りがあり、毎年多数の見物客でごった返す。また、ときに俗説に従い、救済を求めて山車に飛び込む信者もいるという。転じて、現在は英語でも「巨大戦車」を指す。

多元宇宙/Multiverseでも「巨大な戦車」という発想は珍しくない発想であるようで、様々な次元/Planeに登場している。その形状や用途は次元によって様々に異なる。

ミラディン/Mirrodinにおいては、フレイバー・テキスト的にどうやらゴブリン/Goblin達が制作したものであるようだ。

ゴブリンはこいつを洞窟の出口よりはるかに大きく作ってしまったが、それが山腹をぶち抜いて新たな出口を作ってしまったのを見て、彼らは大喜びだった。
(出典:巨大戦車/Juggernaut(ダークスティール版))

シャンダラー/Shandalarにおいてはテューン/Thuneの都市であるアン・カラス/An Karrasを3時間で壊滅せしめ、その破壊の様を見たドルイド忍び寄る大蔦/Creeperhulkを作り上げたという。

数千年もの重厚な歴史を持つ強大なアン・カラスの都市は、三時間で崩壊した。
(出典:巨大戦車/Juggernaut(基本セット2011版))

ドミナリア/Dominariaにおいては、かつてウルザ/Urzaが作り出した戦争機械として登場している。

ウルザの機械には、同類を発掘するという顕著な傾向がある。
ギックスの信奉者、ローナ

(出典:巨大戦車/Juggernaut(ドミナリア版))

[編集] 参考

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