苔男/Lichenthrope

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(「幻影クリーチャーの発想の元となった」の出典を確認できなかったのでコメントアウト。識者は加筆されたし)
 
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*英語版の[[名前]]は[[ライカンスロープ]](Lycanthrope)のもじりである。Lichenは藻類と菌類の共生生物の[[wikipedia:ja:地衣類|地衣類]]の事であり、クリーチャー・タイプが植物とファンガスなのはそのためである。ただ外観からはコケ植物と見分けが付かず分類されるまで同一視されており、多くの地衣類の和名も〇〇ゴケとされているため日本語名も[[誤訳]]というわけでは無い。
 
*英語版の[[名前]]は[[ライカンスロープ]](Lycanthrope)のもじりである。Lichenは藻類と菌類の共生生物の[[wikipedia:ja:地衣類|地衣類]]の事であり、クリーチャー・タイプが植物とファンガスなのはそのためである。ただ外観からはコケ植物と見分けが付かず分類されるまで同一視されており、多くの地衣類の和名も〇〇ゴケとされているため日本語名も[[誤訳]]というわけでは無い。
 
**地衣類/Lichenではなく苔/Mossである[[苔犬/Mossdog]]は、一時期はファンガスであったがオラクル更新で植物に直された。
 
**地衣類/Lichenではなく苔/Mossである[[苔犬/Mossdog]]は、一時期はファンガスであったがオラクル更新で植物に直された。
*実は、[[幻影 (俗称)|幻影クリーチャー]]の発想の元となった[[カード]]。
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<!--*実は、[[幻影 (俗称)|幻影クリーチャー]]の発想の元となった[[カード]]。-->
 
*後に[[スターター]]で[[バニラ]]かつ[[アンコモン]]になった[[シルバーバック/Silverback Ape]]が登場し、その[[上位互換]]カードも多数登場している。
 
*後に[[スターター]]で[[バニラ]]かつ[[アンコモン]]になった[[シルバーバック/Silverback Ape]]が登場し、その[[上位互換]]カードも多数登場している。
 
*似たような特徴を持つクリーチャーとして[[萎縮鱗のワーム/Witherscale Wurm]]や[[ファイレクシアのハイドラ/Phyrexian Hydra]]がいる。これらは両者とも[[マナレシオ]]が高いうえ、同環境に存在する萎縮や感染持ちクリーチャー相手にはデメリットが関係ない。しかも前者は-1/-1カウンターを全て取り除く能力を持っており、後者は自力で-1/-1カウンターを取り除けないものの、感染持ちであるため打撃力が苔男とは比べ物にならないくらい高い。そのため、どちらも苔男のような扱いになっていない。
 
*似たような特徴を持つクリーチャーとして[[萎縮鱗のワーム/Witherscale Wurm]]や[[ファイレクシアのハイドラ/Phyrexian Hydra]]がいる。これらは両者とも[[マナレシオ]]が高いうえ、同環境に存在する萎縮や感染持ちクリーチャー相手にはデメリットが関係ない。しかも前者は-1/-1カウンターを全て取り除く能力を持っており、後者は自力で-1/-1カウンターを取り除けないものの、感染持ちであるため打撃力が苔男とは比べ物にならないくらい高い。そのため、どちらも苔男のような扱いになっていない。

2025年1月20日 (月) 14:41時点における最新版


Lichenthrope / 苔男 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) ファンガス(Fungus)

苔男にダメージが与えられた場合、代わりにその上に同じ数の-1/-1カウンターを置く。
あなたのアップキープの開始時に、苔男から-1/-1カウンターを1個取り除く。

5/5

ダメージの代わりに-1/-1カウンターを負い、自分アップキープ・ステップ毎に回復していく植物ファンガス

5マナで5/5は、ヴィジョンズ当時としては確かに大きめだった。だが、いわば「ダメージが蓄積されてしまう」ようなデメリットのため、その大きさが生かしきれない。2番目の能力はダメージを置換して置かれたもの以外の-1/-1カウンターでも取り除けるので、鋸刃の矢/Serrated Arrowsのような-1/-1カウンターを置く除去などに対しては若干の耐性がある。そのため、完全なペナルティ能力だけのクリーチャーというわけでもないのだが、それでもかなり使いづらく、しかも当時は魔力の導管/Power Conduitなどの-1/-1カウンターを利用する手段もなかったため、結果的に使われることはなかった。

数々の優良コモンがひしめくビジョンズの中でもトップクラスのカスレア。あまりにも弱いので、テキスト欄で何かの文章が脱落している印刷ミスカードではないかという噂まであった。意外にもBen Bleiweissが選ぶワーストカードランキングでは、2004年のランキングでも、2022年のランキングでもランクインしていない。

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