回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicer
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'''イチ=テキク'''/''Ich-Tekik''は、[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の[[人間/Human#新ファイレクシア|人間/Human]]。男性({{Gatherer|id=499558}})。 | '''イチ=テキク'''/''Ich-Tekik''は、[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の[[人間/Human#新ファイレクシア|人間/Human]]。男性({{Gatherer|id=499558}})。 | ||
− | 「イチ=テキク」の名は大雑把に訳せば、「刈り取って与える」という意味になる。彼は[[ヴォリンクレックス/Vorinclex]]個人の接合者であることを誇りに思っている。ヴォリンクレックスはイチ=テキクが作る心なき[[ゴーレム]]たちに大きな関心を寄せており、それらが究極の捕食者になる可能性を秘めている、あるいは少なくとも自らの実験における優れた実験台になると考えている。 | + | 「イチ=テキク」の名は大雑把に訳せば、「刈り取って与える」という意味になる。彼は[[ヴォリンクレックス/Vorinclex (ストーリー)|ヴォリンクレックス/Vorinclex]]個人の接合者であることを誇りに思っている。ヴォリンクレックスはイチ=テキクが作る心なき[[ゴーレム]]たちに大きな関心を寄せており、それらが究極の捕食者になる可能性を秘めている、あるいは少なくとも自らの実験における優れた実験台になると考えている。 |
イチ=テキクはヴォリンクレックスの領域内で、好きな素材を収穫する権限を与えられている。まだ生体に付属しているものも含めてだ。彼は自由に部品を収穫し、それをゴーレムと自分自身の両方に移植する<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034545/ 『統率者レジェンズ』の伝説たち その2]</ref>。 | イチ=テキクはヴォリンクレックスの領域内で、好きな素材を収穫する権限を与えられている。まだ生体に付属しているものも含めてだ。彼は自由に部品を収穫し、それをゴーレムと自分自身の両方に移植する<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034545/ 『統率者レジェンズ』の伝説たち その2]</ref>。 |
2023年4月1日 (土) 00:02時点における最新版
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 人間(Human) 工匠(Artificer)
回収の接合者、イチ=テキクが戦場に出たとき、無色の3/3のファイレクシアン(Phyrexian)・ゴーレム(Golem)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
アーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび、回収の接合者、イチ=テキクの上に+1/+1カウンターを1個と、あなたがコントロールしている各ゴーレムの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)
新たなるファイレクシアの接合者サイクルの流れを汲む伝説の人間・工匠。共闘に加え、ファイレクシアン・ゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを生成するETB能力と、アーティファクトが墓地に置かれるたび自身とゴーレムを強化する誘発型能力を持つ。
アーティファクトさえ墓地に置かれれば自他問わず誘発するため、生け贄に捧げて起動するアーティファクトが多く存在する卓ならば自然と大きなサイズになりやすい。特に宝物は手軽に生成できるうえ息詰まる徴税/Smothering Titheや波止場の恐喝者/Dockside Extortionistといった統率者戦の頻出カードが用いるので誘発機会は多い。強化効率を良くするためにも、なるべく他にもゴーレムやゴーレム・トークンを生成するカードを採用すべきである。
相性のよい統率者は主に以下のものが挙げられる。
- 登る建築家、レベック/Rebbec, Architect of Ascension …… ゴーレムにプロテクションが付与されるので攻防両面で安定性が増す。強化と相性の良い青銅の守護者/Bronze Guardianが使えるのも利点。
- ゴブリンの武器職人、トッゴ/Toggo, Goblin Weaponsmith …… 自力で生け贄に捧げられるアーティファクト・トークンを生成できる。宝物生成手段の多い赤のカードが使えるのも嬉しい。
- 金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher …… 唯一の共闘持ちゴーレム。攻撃誘発型能力持ちだがサイズが小さいという難点をカバーすることができる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者レジェンズの、アーティファクトに関する能力を持つ伝説のクリーチャーのサイクル。いずれも共闘を持つ。稀少度はアンコモン。
- 登る建築家、レベック/Rebbec, Architect of Ascension
- パワーストーンの技師、グレイシャン/Glacian, Powerstone Engineer
- 金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher
- ゴブリンの武器職人、トッゴ/Toggo, Goblin Weaponsmith
- 回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicer
新たなるファイレクシアの接合者サイクル。いずれも1/1のファイレクシアン・工匠であり、3/3のファイレクシアン・ゴーレム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを生成するETB能力と、ゴーレムをサポートする能力を持つ。白・青・緑に存在する。
- 探知の接合者/Sensor Splicer(白、コモン)
- 練達の接合者/Master Splicer(白、アンコモン)
- 刃の接合者/Blade Splicer(白、レア)
- 翼の接合者/Wing Splicer(青、アンコモン)
- 大槌の接合者/Maul Splicer(緑、コモン)
- 生命の接合者/Vital Splicer(緑、アンコモン)
後のモダンホライゾンではソーサリーになった接合者の技法/Splicer's Skillが、統率者レジェンズでは伝説のクリーチャーである回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicerが、機械兵団の進軍統率者デッキでは多人数戦仕様のダークスティールの接合者/Darksteel Splicerが登場した。
[編集] ストーリー
イチ=テキク/Ich-Tekikは、新ファイレクシア/New Phyrexiaの人間/Human。男性(イラスト)。
「イチ=テキク」の名は大雑把に訳せば、「刈り取って与える」という意味になる。彼はヴォリンクレックス/Vorinclex個人の接合者であることを誇りに思っている。ヴォリンクレックスはイチ=テキクが作る心なきゴーレムたちに大きな関心を寄せており、それらが究極の捕食者になる可能性を秘めている、あるいは少なくとも自らの実験における優れた実験台になると考えている。
イチ=テキクはヴォリンクレックスの領域内で、好きな素材を収穫する権限を与えられている。まだ生体に付属しているものも含めてだ。彼は自由に部品を収穫し、それをゴーレムと自分自身の両方に移植する[1]。
ヴォリンクレックスの関心が逸れている隙をつき、彼は心無き捕食者を作るのではなく生ける遺産を創造する方針へと転換した[2]。
[編集] カード名に登場
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] 登場作品・登場記事
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)
[編集] 脚注
- ↑ 『統率者レジェンズ』の伝説たち その2
- ↑ イチ=テキクの後継者、ヴェクシル/Vexyr, Ich-Tekik's Heirのフレイバー・テキスト、日本語版ではイチ=テキク自体が元捕食者であるような誤訳あり