破滅の贈り物/Gift of Doom
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*破滅の贈り物をクリーチャーにつけないことを選んだなら、破滅の贈り物は[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。 | *破滅の贈り物をクリーチャーにつけないことを選んだなら、破滅の贈り物は[[状況起因処理]]で墓地に置かれる。 | ||
− | *表向きになる際にクリーチャーにつける効果は[[対象]]を選ぶわけではないので、[[被覆]] | + | *表向きになる際にクリーチャーにつける効果は[[対象]]を選ぶわけではないので、[[被覆]]を持つクリーチャーにもつけることができる。 |
+ | *実際は破滅の贈り物が表向きになる前にクリーチャーにつけることになるが、表向きの特性を考慮した上で適正な[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]先につける({{CR|303.4k}})。[[プロテクション]]([[黒]])を持つクリーチャーをつける先として選ぶことはできない。 | ||
==開発秘話== | ==開発秘話== | ||
− | [[タルキール龍紀伝]]の[[ | + | [[タルキール龍紀伝]]の[[先行デザイン]]では、この[[カード]]と同じ働きをする[[メカニズム]]である'''オーラ変異'''/''Auramorph''が試されたが、ボツになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/imagine-dragons-part-1-2015-03-02 Imagine Dragons, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0014471/ 龍を描け その1]([[Making Magic]] [[2015年]]3月2日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。[[Mark Rosewater]]は、[[カード・セット|セット]]の変異すべてがオーラ変異であるとうまく働かないが、通常の変異とオーラ変異を混ぜると楽しかったと語っており<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/need-i-say-morph-2019-08-05 Need I Say Morph]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032895/ その話はこのヘン(イ)で](Making Magic [[2019年]]8月5日 Mark Rosewater著)</ref>、このカードが収録されている[[匿名の威圧/Faceless Menace]]はそれを実現したものと言えるだろう。 |
==脚注== | ==脚注== |
2021年11月26日 (金) 15:48時点における最新版
Gift of Doom / 破滅の贈り物 (4)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは接死と破壊不能を持つ。
変異 ― 他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる。(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてよい。)
破滅の贈り物が表向きになるに際し、あなたはこれをクリーチャーにつけてもよい。
マナを必要とせず、対応して行動する機会も与えずに破壊不能を付与することができ、接死との組み合わせによりコンバット・トリックとしても強力。ただしこちらはクリーチャーを2体失うことになるため、カード・アドバンテージと引き換える価値のある取り引きになるかよく考えて使う必要があるだろう。
[編集] ルール
- 変異クリーチャーを表向きにすることは、あなたが優先権を得ているときに行える特別な処理であり、スタックを用いない。また、クリーチャーにつける能力は表向きになることを置換する常在型能力である。あなたが破滅の贈り物を表向きにすることを宣言してからクリーチャーを生け贄に捧げ、破滅の贈り物をクリーチャーにつける間に、プレイヤーが優先権を得て対応できる機会はない。
- 破滅の贈り物をクリーチャーにつけないことを選んだなら、破滅の贈り物は状況起因処理で墓地に置かれる。
- 表向きになる際にクリーチャーにつける効果は対象を選ぶわけではないので、被覆を持つクリーチャーにもつけることができる。
- 実際は破滅の贈り物が表向きになる前にクリーチャーにつけることになるが、表向きの特性を考慮した上で適正なエンチャント先につける(CR:303.4k)。プロテクション(黒)を持つクリーチャーをつける先として選ぶことはできない。
[編集] 開発秘話
タルキール龍紀伝の先行デザインでは、このカードと同じ働きをするメカニズムであるオーラ変異/Auramorphが試されたが、ボツになった[1]。Mark Rosewaterは、セットの変異すべてがオーラ変異であるとうまく働かないが、通常の変異とオーラ変異を混ぜると楽しかったと語っており[2]、このカードが収録されている匿名の威圧/Faceless Menaceはそれを実現したものと言えるだろう。
[編集] 脚注
- ↑ Imagine Dragons, Part 1/龍を描け その1(Making Magic 2015年3月2日 Mark Rosewater著)
- ↑ Need I Say Morph/その話はこのヘン(イ)で(Making Magic 2019年8月5日 Mark Rosewater著)