ニッサの敗北/Nissa's Defeat

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サイクルの中では[[ジェイスの敗北/Jace's Defeat]]に次いで[[対象]]の範囲が広く、[[サイドボード]]により適した性能。しかし、実際の使用感としてはあまり柔軟性を感じられないのが実情。単発の[[土地破壊]]はあまり効果的ではなく、エンチャントへの対策なら[[帰化/Naturalize]]の亜種の方が確実性が高く、プレインズウォーカーに関しても緑ならば[[クリーチャー]]の[[攻撃]]で事足りる事が多い。
 
サイクルの中では[[ジェイスの敗北/Jace's Defeat]]に次いで[[対象]]の範囲が広く、[[サイドボード]]により適した性能。しかし、実際の使用感としてはあまり柔軟性を感じられないのが実情。単発の[[土地破壊]]はあまり効果的ではなく、エンチャントへの対策なら[[帰化/Naturalize]]の亜種の方が確実性が高く、プレインズウォーカーに関しても緑ならば[[クリーチャー]]の[[攻撃]]で事足りる事が多い。
  
[[メタゲーム]]次第ではあるが、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]寄りの緑の[[デッキ]]にとってはあまり魅力的とは言えず、どちらかと言えば[[コントロール (デッキ)|コントロール]]寄りの緑のデッキに向いた性能と言える。
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[[メタゲーム]]次第ではあるが、[[ビートダウンデッキ]]にとってはあまり魅力的とは言えず、どちらかと言えば[[コントロールデッキ]]に向いた性能と言える。
  
*条件付きとは言え、3マナの土地破壊カードは[[石の雨/Stone Rain]]がスタンダードを去って久しい現在では非常に珍しい。[[土地破壊]]の項も参照。
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*条件付きとは言え、3マナの土地破壊カードは[[石の雨/Stone Rain]]が[[スタンダード]]を去って久しい現在では非常に珍しい。直近の3マナ土地破壊は[[山]]のみを対象とする[[峰の噴火/Peak Eruption]]であり、特定の[[基本土地タイプ]]のみであれば問題ないという判断だろうか。[[土地破壊]]の項も参照。
  
 
==関連カード==
 
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敗北サイクルの4枚目。[[アモンケット/Amonkhet]]の[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]と[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]の決戦で、[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]がボーラスに敗北する場面が描かれている({{Gatherer|id=430812}})。
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ニッサは大地との交信を試みたが、ボーラスの存在が如何にしてかそれを阻んでいた。掌握しようとしていた[[力線]]から闇と死のエネルギーが弾け、黒い荒廃の触手に捕らわれたとき、彼女は真実を知った――この大地は遥か昔にボーラスに屈服していたのだ。呼吸さえもままならず、[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン/Gideon]]が攻撃した隙にニッサは[[ドミナリア/Dominaria]]へプレインズウォークした<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/hour-devastation-2017-07-26 Hour of Devastation]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0019243/ 破滅の刻](Magic Story [[2017年]]7月26日 [[Ken Troop]]著)</ref>。
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{{フレイバーテキスト|「ニッサよ。この世界の魂は死んだのだ。我は喜んでまた殺すだろう。」|ニコル・ボーラス}}
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==参考==
 
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*[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[アンコモン]]
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2024年1月22日 (月) 03:52時点における最新版


Nissa's Defeat / ニッサの敗北 (2)(緑)
ソーサリー

森(Forest)1つか緑のエンチャント1つか緑のプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。そのパーマネントがニッサ(Nissa)・プレインズウォーカーであったなら、カードを1枚引く。


の敗北サイクルか緑のエンチャントか緑のプレインズウォーカー破壊する。ニッサ・プレインズウォーカーを対象とすれば1ドロー

サイクルの中ではジェイスの敗北/Jace's Defeatに次いで対象の範囲が広く、サイドボードにより適した性能。しかし、実際の使用感としてはあまり柔軟性を感じられないのが実情。単発の土地破壊はあまり効果的ではなく、エンチャントへの対策なら帰化/Naturalizeの亜種の方が確実性が高く、プレインズウォーカーに関しても緑ならばクリーチャー攻撃で事足りる事が多い。

メタゲーム次第ではあるが、ビートダウンデッキにとってはあまり魅力的とは言えず、どちらかと言えばコントロールデッキに向いた性能と言える。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

破滅の刻の敗北サイクル。いずれもアンコモン

自身と同じ呪文またはパーマネント対象とする色対策カード。対象が対応するプレインズウォーカー・タイプを持っている場合は追加のボーナスが得られる。

イラストではニコル・ボーラス/Nicol Bolasに敗北するゲートウォッチ/The Gatewatchの姿が、フレイバー・テキストではその際のボーラスの台詞が描写されている。

[編集] ストーリー

敗北サイクルの4枚目。アモンケット/Amonkhetゲートウォッチ/The Gatewatchニコル・ボーラス/Nicol Bolasの決戦で、ニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneがボーラスに敗北する場面が描かれている(イラスト)。

ニッサは大地との交信を試みたが、ボーラスの存在が如何にしてかそれを阻んでいた。掌握しようとしていた力線から闇と死のエネルギーが弾け、黒い荒廃の触手に捕らわれたとき、彼女は真実を知った――この大地は遥か昔にボーラスに屈服していたのだ。呼吸さえもままならず、ギデオン/Gideonが攻撃した隙にニッサはドミナリア/Dominariaへプレインズウォークした[1]

「ニッサよ。この世界の魂は死んだのだ。我は喜んでまた殺すだろう。」
ニコル・ボーラス

[編集] 脚注

  1. Hour of Devastation/破滅の刻(Magic Story 2017年7月26日 Ken Troop著)

[編集] 参考

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