ニッサの敗北/Nissa's Defeat
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+ | ニッサは大地との交信を試みたが、ボーラスの存在が如何にしてかそれを阻んでいた。掌握しようとしていた[[力線]]から闇と死のエネルギーが弾け、黒い荒廃の触手に捕らわれたとき、彼女は真実を知った――この大地は遥か昔にボーラスに屈服していたのだ。呼吸さえもままならず、[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン/Gideon]]が攻撃した隙にニッサは[[ドミナリア/Dominaria]]へプレインズウォークした<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/hour-devastation-2017-07-26 Hour of Devastation]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0019243/ 破滅の刻](Magic Story [[2017年]]7月26日 [[Ken Troop]]著)</ref>。 | ||
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2024年1月22日 (月) 03:52時点における最新版
ソーサリー
森(Forest)1つか緑のエンチャント1つか緑のプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。そのパーマネントがニッサ(Nissa)・プレインズウォーカーであったなら、カードを1枚引く。
緑の敗北サイクル。森か緑のエンチャントか緑のプレインズウォーカーを破壊する。ニッサ・プレインズウォーカーを対象とすれば1ドロー。
サイクルの中ではジェイスの敗北/Jace's Defeatに次いで対象の範囲が広く、サイドボードにより適した性能。しかし、実際の使用感としてはあまり柔軟性を感じられないのが実情。単発の土地破壊はあまり効果的ではなく、エンチャントへの対策なら帰化/Naturalizeの亜種の方が確実性が高く、プレインズウォーカーに関しても緑ならばクリーチャーの攻撃で事足りる事が多い。
メタゲーム次第ではあるが、ビートダウンデッキにとってはあまり魅力的とは言えず、どちらかと言えばコントロールデッキに向いた性能と言える。
- 条件付きとは言え、3マナの土地破壊カードは石の雨/Stone Rainがスタンダードを去って久しい現在では非常に珍しい。直近の3マナ土地破壊は山のみを対象とする峰の噴火/Peak Eruptionであり、特定の基本土地タイプのみであれば問題ないという判断だろうか。土地破壊の項も参照。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
自身と同じ色の呪文またはパーマネントを対象とする色対策カード。対象が対応するプレインズウォーカー・タイプを持っている場合は追加のボーナスが得られる。
- ギデオンの敗北/Gideon's Defeat(ギデオン)
- ジェイスの敗北/Jace's Defeat(ジェイス)
- リリアナの敗北/Liliana's Defeat(リリアナ)
- チャンドラの敗北/Chandra's Defeat(チャンドラ)
- ニッサの敗北/Nissa's Defeat(ニッサ)
イラストではニコル・ボーラス/Nicol Bolasに敗北するゲートウォッチ/The Gatewatchの姿が、フレイバー・テキストではその際のボーラスの台詞が描写されている。
[編集] ストーリー
敗北サイクルの4枚目。アモンケット/Amonkhetのゲートウォッチ/The Gatewatchとニコル・ボーラス/Nicol Bolasの決戦で、ニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneがボーラスに敗北する場面が描かれている(イラスト)。
ニッサは大地との交信を試みたが、ボーラスの存在が如何にしてかそれを阻んでいた。掌握しようとしていた力線から闇と死のエネルギーが弾け、黒い荒廃の触手に捕らわれたとき、彼女は真実を知った――この大地は遥か昔にボーラスに屈服していたのだ。呼吸さえもままならず、ギデオン/Gideonが攻撃した隙にニッサはドミナリア/Dominariaへプレインズウォークした[1]。
「ニッサよ。この世界の魂は死んだのだ。我は喜んでまた殺すだろう。」― ニコル・ボーラス
[編集] 脚注
- ↑ Hour of Devastation/破滅の刻(Magic Story 2017年7月26日 Ken Troop著)