エレボスのタイタン/Erebos's Titan
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+ | この巨人の通り道には都市国家[[アクロス/Akros]]があり、大きな被害が出るところだったが、エレボスはそれを気にも留めていなかった(彼にとっては死者が新たな生を得ることこそが問題であり、生者が死を迎えることはそれが早いか遅いかというだけの違いに過ぎない)。[[ヘリオッド/Heliod]]は[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|キテオン・イオラ/Kytheon Iora]]に槍を授け、この巨人を討ち倒す[[試練#ストーリー|試練]]を課した。キテオンは[[キテオンの不正規軍/Kytheon's Irregulars#ストーリー|不正規軍/The Irregulars]]の助力もあり、見事それに応えてみせた。 | ||
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==参考== | ==参考== |
2022年3月20日 (日) 16:37時点における最新版
クリーチャー — 巨人(Giant)
対戦相手がクリーチャーをコントロールしていないかぎり、エレボスのタイタンは破壊不能を持つ。(ダメージや「破壊する」と書かれた効果では、それは破壊されない。)
対戦相手の墓地からクリーチャー・カードが1枚離れるたび、あなたはカードを1枚捨ててもよい。そうしたなら、あなたの墓地にあるエレボスのタイタンをあなたの手札に戻す。
条件付きの破壊不能と、やや変則的な墓地からの復活能力を持つ巨人。
4マナ5/5という優秀なマナレシオに加え、メリット能力が2つもあるという黒単色にしては非常にコスト・パフォーマンスの高いクリーチャー。特に、クリーチャーをあまり展開しないタイプのコントロールデッキに対しては破壊不能が機能しやすい。一方で、ビートダウン系のクリーチャーを多用するデッキに対しては、戦場では実質バニラになりがち。
構築では、クリーチャーが少ないデッキに対する除去耐性持ちアタッカー、あるいは回収能力による探査やリアニメイトなどの墓地利用系デッキへの牽制など、能力が発揮しやすいメタゲームならば活躍しやすい。もしくは、トリプルシンボルという色拘束を利用して、黒単信心に組み込むのもよいだろう。
リミテッドにおいては、対戦相手のクリーチャーを殲滅することはやや難しいため、破壊不能は達成しづらい。また、マジック・オリジンでは墓地からクリーチャー・カードが離れる機会がかなり限られるので、こちらも達成は難しい。4マナ5/5と割り切るには色拘束がネックとなる。黒単色に近いデッキが組めたら投入を検討できるだろう。
[編集] ストーリー
死の国/The Underworldから脱走した蘇りし者/The Returnedを連れ戻すため、エレボス/Erebosが定命の者の世界に送り込んだ巨人/Giant。蘇りし者と同じ黄金の仮面を身に纏っている(イラスト)。
この巨人の通り道には都市国家アクロス/Akrosがあり、大きな被害が出るところだったが、エレボスはそれを気にも留めていなかった(彼にとっては死者が新たな生を得ることこそが問題であり、生者が死を迎えることはそれが早いか遅いかというだけの違いに過ぎない)。ヘリオッド/Heliodはキテオン・イオラ/Kytheon Ioraに槍を授け、この巨人を討ち倒す試練を課した。キテオンは不正規軍/The Irregularsの助力もあり、見事それに応えてみせた。
- 生者のいない場所では無敵を誇り、死者があるべき場所から逃げ出せばそれに反応して追いかけてくる、まさに死の国の神の遣いといったデザインとなっている。