津村健志

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'''津村 健志'''(つむら けんじ)は、広島の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]。
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'''津村 健志'''(つむら けんじ)は、広島の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[プレイヤー]]。[[Hareruya Pros]]所属。愛称は'''コガモ'''<ref name="mana2021">『マナバーン2021』(ホビージャパン、2020年12月21日初版)p.7 ISBN 9784798623849 </ref>
  
 
==概要==
 
==概要==
"コガモ"の愛称で知られる、[[大礒正嗣]]と並ぶ国内最強プレイヤー。プロツアーサンデー6回、生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]250点を誇る。ちなみにコガモとは若い頃、大会に参加する交通費を浮かすために、他の人の遠征にくっついて行く姿が子供の鴨に似ていたため。
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[[大礒正嗣]]と並ぶ国内最強プレイヤー。[[プロツアー]]サンデー6回、生涯獲得[[プロツアー・ポイント]]250点を誇る。ちなみに愛称のコガモとは若い頃、大会に参加する交通費を浮かすために、他の人の遠征にくっついて行く姿が子供の鴨に似ていたため。
  
 
[[日本選手権04]]の出場権を直前予選で獲得し、そのまま準優勝したシンデレラボーイ。翌年には[[構築|構築フォーマット]]のトーナメントで次々と入賞し、[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]受賞を果たした。
 
[[日本選手権04]]の出場権を直前予選で獲得し、そのまま準優勝したシンデレラボーイ。翌年には[[構築|構築フォーマット]]のトーナメントで次々と入賞し、[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]受賞を果たした。
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また、とても正々堂々とした[[プレイング]]で知られている。[[グランプリモントリオール07]]に於いて、[[対戦相手]]が[[契約|契約カード]]の[[コスト]]を[[支払う|支払い]]忘れた際、指摘して支払わせた。しかも、4人の相手が支払い忘れ、その内の3人に指摘し「3人にしか指摘できなかった」と後悔のコメントを残した。なおかつ試合も勝ち進み、ベスト4進出と活躍した。
 
また、とても正々堂々とした[[プレイング]]で知られている。[[グランプリモントリオール07]]に於いて、[[対戦相手]]が[[契約|契約カード]]の[[コスト]]を[[支払う|支払い]]忘れた際、指摘して支払わせた。しかも、4人の相手が支払い忘れ、その内の3人に指摘し「3人にしか指摘できなかった」と後悔のコメントを残した。なおかつ試合も勝ち進み、ベスト4進出と活躍した。
  
後に学業のため第一線からは遠ざかるものの、[[Magic Online]]での活動と各種カバレッジの分析を元に、ライターとしても日本のマジック界に貢献し続けた。[http://mtg-jp.com/reading/tsumura/ 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ](mtg-jp.com、2010年4月~2012年7月)、[http://www.happymtg.com/column/tsumura01/ 津村健志のモダンタイムズ](happymtg.com、2011年12月~2012年5月)と2つの構築フォーマットの考察記事を連載していた他、一部カバレッジの執筆や翻訳も手がけている。
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後に学業のため第一線からは遠ざかるものの、[[Magic Online]]での活動と各種[[イベントカバレージ]]の分析を元に、ライターとしても日本のマジック界に貢献し続けた。スタンダードとモダンフォーマットの考察記事を連載していた他、一部カバレージの執筆や翻訳も手がけている。
  
[[2014年]]から[[晴れる屋]]に入社し、「Hareruya Pros」の一員として第一線に復帰。
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[[2014年]]に大学卒業後、[https://www.hareruyamtg.com/ja/ 晴れる屋]に入社、オーナーである[[齋藤友晴]]と共にプロチーム「[[Hareruya Pros]]」を結成した形として第一線に復帰。
  
 
*関東圏のプレイヤーとの練習のためだけにわざわざ東京まで来ることもあった。
 
*関東圏のプレイヤーとの練習のためだけにわざわざ東京まで来ることもあった。
*[[2012年]][[マジック・プロツアー殿堂]]入り。
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*[[2012年]][[マジック・プロツアー殿堂]]入り。
*レベル1[[ジャッジ]]の資格を所持。→[http://www.happymtg.com/column/bejudge/20587/ 津村健志、レベル1ジャッジへの挑戦](happymtg.com、2014年7月)
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*レベル1認定[[ジャッジ]]の資格を所持<ref>[https://article.hareruyamtg.com/article/article_747/ 津村健志、レベル1ジャッジへの挑戦]</ref>。
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*2010年4月から、mtg-jp.com公式サイトの連載「[https://mtg-jp.com/reading/tsumura/ 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ]」を担当。学業のため2012年7月に連載が一旦終了したが、後に2013年11月から連載再開。
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*[[デュエル・マスターズ]]の公式記事『デッキ開発部』に関わっていた[[川崎大輔]]の遊び心で、登場キャラクター:[https://dmwiki.net/%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B8 ケンジ]の名前の元にされている<ref>[https://x.com/Vendilion/status/1108202246108377088 @Vendilion](X/Twitter [[2019年]]3月20日 [[高橋優太]])</ref>。
  
 
==主な戦績==
 
==主な戦績==
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===[[グランプリ]]===
 
===[[グランプリ]]===
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*[[グランプリ静岡18レガシー]] ベスト8
 
*[[グランプリ名古屋12]] ベスト8
 
*[[グランプリ名古屋12]] ベスト8
 
*[[グランプリ静岡08]] ベスト4
 
*[[グランプリ静岡08]] ベスト4
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===その他===
 
===その他===
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*[[The Finals17]] 優勝
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*[[ワールド・マジック・カップ16名古屋予選]] 優勝
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*[[ワールド・マジック・カップ16東京予選]] ベスト8
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*[[ワールド・マジック・カップ15]] 団体戦ベスト8
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*[[ワールド・マジック・カップ15名古屋予選]] 優勝
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*[[ワールド・マジック・カップ14大阪予選]] ベスト8
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*[[ワールド・マジック・カップ14名古屋予選]] ベスト4
 
*[[日本選手権09]] ベスト4
 
*[[日本選手権09]] ベスト4
 
*[[インビテーショナル07]] 出場(Limited Master部門)
 
*[[インビテーショナル07]] 出場(Limited Master部門)
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==代表的なデッキ==
 
==代表的なデッキ==
*[[親和エルフ#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|親和エルフ]] ([[日本選手権09]] ベスト4)
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*[[親和エルフ#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|親和エルフ]]([[日本選手権09]] ベスト4)
*[[フェアリー (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|青黒フェアリー]] ([[世界選手権08]] ベスト8)
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*[[フェアリー (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|青黒フェアリー]]([[世界選手権08]] ベスト8)
*[[発掘サイカトグ]] ([[プロツアーロサンゼルス05]] 3位)
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*[[発掘サイカトグ]]([[プロツアーロサンゼルス05]] ベスト4)
*[[明神フレア]] ([[プロツアーフィラデルフィア05]] 準優勝)
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*[[明神フレア]]([[プロツアーフィラデルフィア05]] 準優勝)
*[[電結親和]] ([[日本選手権04]] 準優勝)
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*[[電結親和]]([[日本選手権04]] 準優勝)
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bd275 The Legend of Kenji]/[http://web.archive.org/web/20110619214525/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20070821/index.html 伝説の男、津村 健志](The Week That Was、文:[[Brian David-Marshall]])
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*[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/top-players/pthof/2012/keni-tsumura KENJI TSUMURA - HALL OF FAME]/[https://mtg-jp.com/events/hall_of_fame/kenji-tsumura.html 津村 健志|殿堂プレイヤー]
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/twtw/205 Introducing the 2012 Pro Tour Hall of Fame Class](同上)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/week-was/legend-kenji-2007-12-28 The Legend of Kenji]/[http://web.archive.org/web/20110619214525/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20070821/index.html 伝説の男、津村 健志](The Week That Was、文:[[Brian David-Marshall]])
*[http://www.happymtg.com/column/tsumura_interview/19482/ 津村健志インタビュー ~マジックに助けられ、マジックに悩み、マジックに恩返しを志す](happyMTG.com、文:[[瀬尾亜沙子]])
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/week-was/introducing-2012-pro-tour-hall-fame-class-2012-07-26 Introducing the 2012 Pro Tour Hall of Fame Class](同上)
*[https://twitter.com/KenjiTsumura twitter アカウント]
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*[https://article.hareruyamtg.com/article/article_752/ 津村健志インタビュー ~マジックに助けられ、マジックに悩み、マジックに恩返しを志す](晴れる屋、文:[[瀬尾亜沙子]])
*[http://65551.diarynote.jp/ 津村健志のブログ]
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*[https://twitter.com/KenjiTsumura Twitter]
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*[https://65551.diarynote.jp/ コガモ日記] - ブログ
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*[https://twitch.tv/kogamo_mtg Twitch]
 
*[[実在の人物]]
 
*[[実在の人物]]
  
 
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2024年8月12日 (月) 08:18時点における最新版

津村 健志(つむら けんじ)は、広島のマジックプレイヤーHareruya Pros所属。愛称はコガモ[1]

目次

[編集] 概要

大礒正嗣と並ぶ国内最強プレイヤー。プロツアーサンデー6回、生涯獲得プロツアー・ポイント250点を誇る。ちなみに愛称のコガモとは若い頃、大会に参加する交通費を浮かすために、他の人の遠征にくっついて行く姿が子供の鴨に似ていたため。

日本選手権04の出場権を直前予選で獲得し、そのまま準優勝したシンデレラボーイ。翌年には構築フォーマットのトーナメントで次々と入賞し、プレイヤー・オブ・ザ・イヤー受賞を果たした。

POY受賞後リミテッドの上達に専念すると、グランプリクアラルンプール06グランプリトゥールーズ06と2連勝を成し遂げた。

また、とても正々堂々としたプレイングで知られている。グランプリモントリオール07に於いて、対戦相手契約カードコスト支払い忘れた際、指摘して支払わせた。しかも、4人の相手が支払い忘れ、その内の3人に指摘し「3人にしか指摘できなかった」と後悔のコメントを残した。なおかつ試合も勝ち進み、ベスト4進出と活躍した。

後に学業のため第一線からは遠ざかるものの、Magic Onlineでの活動と各種イベントカバレージの分析を元に、ライターとしても日本のマジック界に貢献し続けた。スタンダードとモダンフォーマットの考察記事を連載していた他、一部カバレージの執筆や翻訳も手がけている。

2014年に大学卒業後、晴れる屋に入社、オーナーである齋藤友晴と共にプロチーム「Hareruya Pros」を結成した形として第一線に復帰。

[編集] 主な戦績

[編集] プロツアー

[編集] グランプリ

[編集] その他

[編集] 代表的なデッキ

[編集] 脚注

  1. 『マナバーン2021』(ホビージャパン、2020年12月21日初版)p.7 ISBN 9784798623849
  2. 津村健志、レベル1ジャッジへの挑戦
  3. @Vendilion(X/Twitter 2019年3月20日 高橋優太)

[編集] 参考

マジック・プロツアー殿堂顕彰者
2005年 Jon Finkel - Darwin Kastle - Tommi Hovi - Alan Comer - Olle Råde‎
2006年 Bob Maher - David Humpherys - Raphaël Lévy - Gary Wise - Rob Dougherty
2007年 Kai Budde - Zvi Mowshowitz - 藤田剛史 - Nicolai Herzog - Randy Buehler
2008年 Dirk Baberowski - Mike Turian - Jelger Wiegersma - Olivier Ruel - Ben Rubin
2009年 Antoine Ruel - Kamiel Cornelissen - Frank Karsten
2010年 Gabriel Nassif - Brian Kibler - 齋藤友晴 - Bram Snepvangers
2011年 中村修平 - Anton Jonsson - Steven O'Mahoney-Schwartz
2012年 Paulo Vitor Damo da Rosa - 津村健志 - 大礒正嗣 - Patrick Chapin
2013年 Luis Scott-Vargas - William Jensen - Ben Stark
2014年 三原槙仁 - Paul Rietzl - Guillaume Wafo-Tapa
2015年 Eric Froehlich - 八十岡翔太 - Willy Edel
2016年 渡辺雄也 - Owen Turtenwald
2017年 Josh Utter-Leyton - Martin Jůza
2018年 Seth Manfield - Lee Shi Tian
2019年 Reid Duke
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