静刃の鬼/Silent-Blade Oni
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− | [[重い]] | + | [[忍術]]を使ってもかなり[[重い]]が、それ相応に強力。[[大型クリーチャー]]を奇襲的に[[戦場に出す|戦場に出し]]、それで6点もの[[ダメージ]]を与えつつ、さらに[[呪文]]を1つタダで[[唱える|唱えら]]れる、これが全部ひっくるめて6[[マナ]]で済むのだから[[コスト・パフォーマンス]]としては上々である。 |
[[カード・タイプ]]に制限もほとんどなく、[[マナ・コスト]]を[[支払う]]必要がないため[[色]]も問わないので、[[能力]]が空振りに終わる危険はほとんどない。どんな[[デッキ]]に対しても1発[[通し|通れ]]ば確実になんらかの形で[[アドバンテージ]]になる。一方で、特に[[回避能力]]も[[除去耐性]]もないので、この重さにしては戦力としては頼りない。[[忍術]]による奇襲が成功したら、その次は[[装備品]]などで補助してやるといいだろう。 | [[カード・タイプ]]に制限もほとんどなく、[[マナ・コスト]]を[[支払う]]必要がないため[[色]]も問わないので、[[能力]]が空振りに終わる危険はほとんどない。どんな[[デッキ]]に対しても1発[[通し|通れ]]ば確実になんらかの形で[[アドバンテージ]]になる。一方で、特に[[回避能力]]も[[除去耐性]]もないので、この重さにしては戦力としては頼りない。[[忍術]]による奇襲が成功したら、その次は[[装備品]]などで補助してやるといいだろう。 | ||
*忍者の中ではかなり特殊かつド派手な性能だが、意外にも[[伝説のクリーチャー]]ではない。 | *忍者の中ではかなり特殊かつド派手な性能だが、意外にも[[伝説のクリーチャー]]ではない。 | ||
− | *「[[対戦相手]]」ではなく「[[プレイヤー]]」なので、[[ | + | *「[[対戦相手]]」ではなく「[[プレイヤー]]」なので、[[移し変え効果]]などの方法で[[あなた]]に戦闘ダメージを与えた場合も、その手札の中の呪文1つをタダで唱えられる。[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]などを唱える[[コンボ]]などを狙ってみるのも楽しいかもしれない。 |
*ほぼ同じ[[誘発型能力]]を持つカードに[[精神ヒルの塊/Mindleech Mass]]がある。 | *ほぼ同じ[[誘発型能力]]を持つカードに[[精神ヒルの塊/Mindleech Mass]]がある。 | ||
+ | *[[神河/Kamigawa]]の[[デーモン/Demon#神河|鬼/Oni]]だが、珍しいことに[[スピリット]]の[[クリーチャー・タイプ]]を併せ持たない。 | ||
+ | *忍者のうち[[多色カード]]であるもの、および[[人間]]でも[[ネズミ]]でもないものはこれが初。 | ||
+ | **前者については6年後の[[統率者2018]]で[[虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger's Shadow]]が登場するまで、後者は7年後の[[モダンホライゾン]]が発売されるまでこのカードが唯一の存在であった。 | ||
+ | ***[[アン・カード]]込みならばこのカードの登場から5年後の[[Unstable]]で[[凄腕の忍者/Masterful Ninja]]という[[トロール]]・忍者が出ていた。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[手札破壊カード]] | ||
*[[カード個別評価:プレインチェイス2012]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:プレインチェイス2012]] - [[レア]] | ||
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2022年12月23日 (金) 21:26時点における最新版
Silent-Blade Oni / 静刃の鬼 (3)(青)(青)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon) 忍者(Ninja)
クリーチャー — デーモン(Demon) 忍者(Ninja)
忍術(4)(青)(黒)((4)(青)(黒),あなたがコントロールする、ブロックされなかった攻撃しているクリーチャー1体を手札に戻す:あなたの手札からこのカードを、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す。)
静刃の鬼がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーの手札を見る。あなたはそれらのカードの中から呪文1つを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
巨大な鬼の忍者。戦闘ダメージを与えるたび、手札の中の土地でないカード1枚をタダで奪い取ることができる。
忍術を使ってもかなり重いが、それ相応に強力。大型クリーチャーを奇襲的に戦場に出し、それで6点ものダメージを与えつつ、さらに呪文を1つタダで唱えられる、これが全部ひっくるめて6マナで済むのだからコスト・パフォーマンスとしては上々である。
カード・タイプに制限もほとんどなく、マナ・コストを支払う必要がないため色も問わないので、能力が空振りに終わる危険はほとんどない。どんなデッキに対しても1発通れば確実になんらかの形でアドバンテージになる。一方で、特に回避能力も除去耐性もないので、この重さにしては戦力としては頼りない。忍術による奇襲が成功したら、その次は装備品などで補助してやるといいだろう。
- 忍者の中ではかなり特殊かつド派手な性能だが、意外にも伝説のクリーチャーではない。
- 「対戦相手」ではなく「プレイヤー」なので、移し変え効果などの方法であなたに戦闘ダメージを与えた場合も、その手札の中の呪文1つをタダで唱えられる。引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどを唱えるコンボなどを狙ってみるのも楽しいかもしれない。
- ほぼ同じ誘発型能力を持つカードに精神ヒルの塊/Mindleech Massがある。
- 神河/Kamigawaの鬼/Oniだが、珍しいことにスピリットのクリーチャー・タイプを併せ持たない。
- 忍者のうち多色カードであるもの、および人間でもネズミでもないものはこれが初。
- 前者については6年後の統率者2018で虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger's Shadowが登場するまで、後者は7年後のモダンホライゾンが発売されるまでこのカードが唯一の存在であった。
- アン・カード込みならばこのカードの登場から5年後のUnstableで凄腕の忍者/Masterful Ninjaというトロール・忍者が出ていた。
- 前者については6年後の統率者2018で虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger's Shadowが登場するまで、後者は7年後のモダンホライゾンが発売されるまでこのカードが唯一の存在であった。