賛美されし天使/Exalted Angel
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
9行: | 9行: | ||
**また[[フレイバー・テキスト]]が新たに付け加えられた。[[William Shakespeare|ウィリアム・シェイクスピア]]より「トロイラスとクレシダ」からの一節である。訳すなら「''彼女は名誉と名声の象徴だ、……彼の者が与うる勇気は我らが敵を打ち砕くであろう''」というところか。正にその通りである。 | **また[[フレイバー・テキスト]]が新たに付け加えられた。[[William Shakespeare|ウィリアム・シェイクスピア]]より「トロイラスとクレシダ」からの一節である。訳すなら「''彼女は名誉と名声の象徴だ、……彼の者が与うる勇気は我らが敵を打ち砕くであろう''」というところか。正にその通りである。 | ||
{{フレイバーテキスト|"She is a theme of honor and renown,... Whose present courage may beat down our foes."|William Shakespeare, Troilus and Cressida}} | {{フレイバーテキスト|"She is a theme of honor and renown,... Whose present courage may beat down our foes."|William Shakespeare, Troilus and Cressida}} | ||
− | *「 | + | *「[[白い悪魔]]」とも呼ばれていたことがある。由来は「青い悪魔」説と「連邦の白い悪魔」説の二つがあり、前者は[[変異種/Morphling]]が「青い悪魔」と呼ばれたことになぞらえたもの、後者はTVアニメ『[[Wikipedia:ja:機動戦士ガンダム|機動戦士ガンダム]]』の主役ロボット、ガンダムの異名とされる。 |
+ | **しかし近年では、白い悪魔といえば[[悪斬の天使/Baneslayer Angel]]のことを指すことが多く、このカードを指すときは「旧・白い悪魔」などと呼ばれることがある。 | ||
==開発秘話== | ==開発秘話== | ||
*製作段階では(5)(白)(白)で、変異[[コスト]]は(3)(白)(白)だったらしい。そのままだったらここまで使われたか分からない。[[アストログライド]]のような変異コストを踏み倒す[[デッキ]]ならば影響はほとんどないが、[[白緑ビートダウン]]、[[エンジェル・ストンピィ]]などのビートダウン・デッキにまで使用されることはなかっただろう。 | *製作段階では(5)(白)(白)で、変異[[コスト]]は(3)(白)(白)だったらしい。そのままだったらここまで使われたか分からない。[[アストログライド]]のような変異コストを踏み倒す[[デッキ]]ならば影響はほとんどないが、[[白緑ビートダウン]]、[[エンジェル・ストンピィ]]などのビートダウン・デッキにまで使用されることはなかっただろう。 |
2011年1月22日 (土) 16:49時点における版
Exalted Angel / 賛美されし天使 (4)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
賛美されし天使がダメージを与えるたび、あなたは同じ点数のライフを得る。
変異(2)(白)(白)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)
マジックの中でも非常に優良な天使。オンスロート・ブロック構築、エクステンデッド、レガシー…と、あらゆる環境でその強さを発揮している。実際、これに辛酸をなめさせられたプレイヤーは数知れない。特に赤系やビートダウンに対する威力は圧倒的で、迅速に対処しなければ敗北は必至である。このカードによって、魂の絆能力の厄介さを再確認したプレイヤーも多いことだろう。
また、変異持ちの中で飛びぬけて強いクリーチャーでもある。変異→次のターンに表向きにするの流れで、比較的早い段階から攻撃を仕掛けられる融通性は、これの強さをさらに際立たせている。のちの爆片破/Shrapnel Blastの登場により、変異から表向きになっても1枚の火力で破壊される可能性が出たために確実性はやや低下したが、依然としてその威力は衰えていない。
- 戦天使/Warrior Angelの上位互換である。
- 世界選手権05の本戦のジャッジ褒賞として、これのプレミアム・カードが配布された(画像)。Rob Alexanderによる新イラストも綺麗に仕上がっており、多数のフォーマットで一線を張るクリーチャー、コレクターが多い天使であることも重なり高値で取引される。
- またフレイバー・テキストが新たに付け加えられた。ウィリアム・シェイクスピアより「トロイラスとクレシダ」からの一節である。訳すなら「彼女は名誉と名声の象徴だ、……彼の者が与うる勇気は我らが敵を打ち砕くであろう」というところか。正にその通りである。
"She is a theme of honor and renown,... Whose present courage may beat down our foes."― William Shakespeare, Troilus and Cressida
- 「白い悪魔」とも呼ばれていたことがある。由来は「青い悪魔」説と「連邦の白い悪魔」説の二つがあり、前者は変異種/Morphlingが「青い悪魔」と呼ばれたことになぞらえたもの、後者はTVアニメ『機動戦士ガンダム』の主役ロボット、ガンダムの異名とされる。
- しかし近年では、白い悪魔といえば悪斬の天使/Baneslayer Angelのことを指すことが多く、このカードを指すときは「旧・白い悪魔」などと呼ばれることがある。
開発秘話
- 製作段階では(5)(白)(白)で、変異コストは(3)(白)(白)だったらしい。そのままだったらここまで使われたか分からない。アストログライドのような変異コストを踏み倒すデッキならば影響はほとんどないが、白緑ビートダウン、エンジェル・ストンピィなどのビートダウン・デッキにまで使用されることはなかっただろう。
- オンスロート版のイラストは、もともと大天使レイディアント/Radiant, Archangelのために用意されたものだった。だが、髪の色が違うなどの理由でレイディアントに使われず、そのイラストが数年後に彼女に転用されることになったのである。(→Art from the Crypt参照)