神河ブロック
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
− | + | '''神河ブロック'''/''Kamigawa Block''は、[[神河物語]]、[[神河謀叛]]、[[神河救済]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。 | |
− | + | ==概要== | |
背景世界を先に構築し、その世界観を元に[[カード]]をデザインしていくという、他のブロックとは逆の手法で作られた。 | 背景世界を先に構築し、その世界観を元に[[カード]]をデザインしていくという、他のブロックとは逆の手法で作られた。 | ||
− | テーマは[[伝説の|伝説]]で、様々な[[伝説の]] | + | テーマは[[伝説の|伝説]]で、様々な[[伝説の]]カードが収録されている。また、[[レジェンド・ルール]]が変更されたのもこのブロックからである。日本や神([[スピリット]])もテーマであり、スピリットを参照するカードも多い。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | ブロック固有の[[キーワード能力]]は[[武士道]]、[[転生]]、[[連繋]]、[[献身]]、[[忍術]]、[[歴伝]]が存在し、新たな概念である[[能力語]]として[[掃引]]と[[魂力]] | + | ブロック固有の[[キーワード能力]]は[[武士道]]、[[転生]]、[[連繋]]、[[献身]]、[[忍術]]、[[歴伝]]が存在し、新たな概念である[[能力語]]として[[掃引]]と[[魂力]]も登場した。「[[手札]]」に関するキーワード能力が多数存在するのも、このブロックのシステム上の特徴であると言える。キーワード能力ではないが、独特の能力として[[反転]]も導入され、[[呪文タイプ]][[秘儀]]と[[エンチャント・タイプ]][[祭殿]]も登場した。また、[[警戒]]、[[防衛]]のキーワード能力化もなされた。 |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | 日本語版の[[カード名]] | + | 日本語版の[[カード名]]は、日本人にはやや奇妙にも見える当て字が使用されているカードが多いが、英語版よりも味わい深いのも確か。特に当て字が多いことも手伝って、このブロックから日本語版カード名にふりがなが振られるようになった。 |
− | * | + | *このブロックの[[レア]]の[[クリーチャー]]はすべて[[伝説のクリーチャー]]である([[神河物語]]の[[反転カード]](反転前)を除く)。また、[[ホームランド]]以来9年ぶりに、[[アンコモン]]の伝説のクリーチャーが収録されている。 |
− | + | ||
*このブロックには[[アーティファクト・クリーチャー]]は存在しない([[クリーチャー化]]するアーティファクトはある)。からくり人形など世界観にマッチしていてよいと思われるのだが、どうなのだろうか。 | *このブロックには[[アーティファクト・クリーチャー]]は存在しない([[クリーチャー化]]するアーティファクトはある)。からくり人形など世界観にマッチしていてよいと思われるのだが、どうなのだろうか。 | ||
**前の[[ミラディン・ブロック]]で大量に出たので、バランスを取ったのだと思われる。 | **前の[[ミラディン・ブロック]]で大量に出たので、バランスを取ったのだと思われる。 | ||
− | *レアの[[サイクル]]には緑だけやたらと弱いものが多い。 | + | *レアの[[サイクル]]には緑だけやたらと弱いものが多い。[[昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star]]、[[滋養の群れ/Nourishing Shoal]]、[[寛大な麒麟/Bounteous Kirin]]などがその例。珠眼はまだ良い方なのだが。 |
− | [[昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star]]、[[滋養の群れ/Nourishing Shoal]]、[[寛大な麒麟/Bounteous Kirin]] | + | |
− | + | ||
*東西の樹の木霊などカード化されていないストーリー登場人物が多く、今後続編ブロックが作られるのではないかという噂もある。 | *東西の樹の木霊などカード化されていないストーリー登場人物が多く、今後続編ブロックが作られるのではないかという噂もある。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
==参考== | ==参考== | ||
33行: | 22行: | ||
*[[神河ブロック構築]] | *[[神河ブロック構築]] | ||
*[[カード個別評価:神河ブロック]] | *[[カード個別評価:神河ブロック]] | ||
+ | **[[カード個別評価:神河物語]] | ||
+ | **[[カード個別評価:神河謀叛]] | ||
+ | **[[カード個別評価:神河救済]] | ||
*[[カードセット一覧]] | *[[カードセット一覧]] |
2008年10月14日 (火) 10:25時点における版
神河ブロック/Kamigawa Blockは、神河物語、神河謀叛、神河救済の3つのセットからなるブロック。
概要
背景世界を先に構築し、その世界観を元にカードをデザインしていくという、他のブロックとは逆の手法で作られた。
テーマは伝説で、様々な伝説のカードが収録されている。また、レジェンド・ルールが変更されたのもこのブロックからである。日本や神(スピリット)もテーマであり、スピリットを参照するカードも多い。
ブロック固有のキーワード能力は武士道、転生、連繋、献身、忍術、歴伝が存在し、新たな概念である能力語として掃引と魂力も登場した。「手札」に関するキーワード能力が多数存在するのも、このブロックのシステム上の特徴であると言える。キーワード能力ではないが、独特の能力として反転も導入され、呪文タイプ秘儀とエンチャント・タイプ祭殿も登場した。また、警戒、防衛のキーワード能力化もなされた。
日本語版のカード名は、日本人にはやや奇妙にも見える当て字が使用されているカードが多いが、英語版よりも味わい深いのも確か。特に当て字が多いことも手伝って、このブロックから日本語版カード名にふりがなが振られるようになった。
- このブロックのレアのクリーチャーはすべて伝説のクリーチャーである(神河物語の反転カード(反転前)を除く)。また、ホームランド以来9年ぶりに、アンコモンの伝説のクリーチャーが収録されている。
- このブロックにはアーティファクト・クリーチャーは存在しない(クリーチャー化するアーティファクトはある)。からくり人形など世界観にマッチしていてよいと思われるのだが、どうなのだろうか。
- 前のミラディン・ブロックで大量に出たので、バランスを取ったのだと思われる。
- レアのサイクルには緑だけやたらと弱いものが多い。昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star、滋養の群れ/Nourishing Shoal、寛大な麒麟/Bounteous Kirinなどがその例。珠眼はまだ良い方なのだが。
- 東西の樹の木霊などカード化されていないストーリー登場人物が多く、今後続編ブロックが作られるのではないかという噂もある。