差し迫る破滅/Imminent Doom
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反面弱点も多い。まず単独で仕事をしない[[置物]]の常として、後[[引く|引き]]した時に[[腐る]]こと。デッキ構成が制限されるため、このカードを引けなかった場合や[[除去]]された場合に[[デッキパワー]]が低くなること。ドローが偏ると機能しないこと、など。 | 反面弱点も多い。まず単独で仕事をしない[[置物]]の常として、後[[引く|引き]]した時に[[腐る]]こと。デッキ構成が制限されるため、このカードを引けなかった場合や[[除去]]された場合に[[デッキパワー]]が低くなること。ドローが偏ると機能しないこと、など。 | ||
− | *[[プロツアー「破滅の刻」]]では、このカードを主軸に据えた「赤単破滅(Mono Red Doom)」を持ち込んだ[[プレイヤー]]がおり、公式の[ | + | *[[プロツアー「破滅の刻」]]では、このカードを主軸に据えた「赤単破滅(Mono Red Doom)」を持ち込んだ[[プレイヤー]]がおり、公式の[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pthou/deck-tech-with-valentin-mackl-mono-red-doom-2017-07-28 DeckTech]でフィーチャーされた(結果は残念ながら初日ドロップ)。 |
+ | *[[テーロス還魂記]]では、[[さし迫った破滅/Impending Doom]]というよく似た[[名前]]のカードが登場した。 | ||
+ | *[[ニューカペナの街角]]で登場した[[常夜会一家の隆盛/Obscura Ascendancy]]はこれの[[トークン]][[生成]]版といった旨。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
*[[誘発型能力]]は、それを誘発させた呪文よりも先に[[解決]]される。その能力は、その呪文が[[打ち消し|打ち消され]]たとしても解決される。 | *[[誘発型能力]]は、それを誘発させた呪文よりも先に[[解決]]される。その能力は、その呪文が[[打ち消し|打ち消され]]たとしても解決される。 | ||
− | *呪文のマナ・コストに[[X]] | + | *呪文のマナ・コストに[[X]]が含まれている場合、その呪文のマナ総量はXとして選んだ値を含める。 |
*誘発型能力が与える[[ダメージ]]の点数は、誘発時に置かれていた破滅カウンターの個数に等しい。たとえば破滅カウンターが1個の時に[[ショック/Shock]]を唱え、その後誘発型能力に対応して2つ目のショックを唱えた場合、それら両方の能力によってそれぞれ1点のダメージを与え、すべての解決が終わった後には破滅カウンターが3個置かれている状態になる。 | *誘発型能力が与える[[ダメージ]]の点数は、誘発時に置かれていた破滅カウンターの個数に等しい。たとえば破滅カウンターが1個の時に[[ショック/Shock]]を唱え、その後誘発型能力に対応して2つ目のショックを唱えた場合、それら両方の能力によってそれぞれ1点のダメージを与え、すべての解決が終わった後には破滅カウンターが3個置かれている状態になる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[レア]] |
2024年10月18日 (金) 00:13時点における最新版
Imminent Doom / 差し迫る破滅 (2)(赤)
エンチャント
エンチャント
差し迫る破滅は破滅(doom)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたが、マナ総量が差し迫る破滅の上に置かれている破滅カウンターの個数に等しい呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。差し迫る破滅はそれに、その呪文のマナ総量に等しい点数のダメージを与える。その後、差し迫る破滅の上に破滅カウンターを1個置く。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
一風変わった誘発条件を持つエンチャント。置かれている破滅カウンターの数に等しいマナ・コストの呪文を唱える度に、火力が誘発し同時に破滅カウンターを1つ置く。
マナ総量を参照するため専用のデッキ構築が必要になるが、設置しておけば追加のコスト無しで火力が使えるのは便利。参入時のスタンダードは任意の対象に使える汎用火力が弱体化しており、1~2マナの合計3点でも悪くなく、1~3マナで合計6点にもなれば優秀なコスト・パフォーマンスと言える。
反面弱点も多い。まず単独で仕事をしない置物の常として、後引きした時に腐ること。デッキ構成が制限されるため、このカードを引けなかった場合や除去された場合にデッキパワーが低くなること。ドローが偏ると機能しないこと、など。
- プロツアー「破滅の刻」では、このカードを主軸に据えた「赤単破滅(Mono Red Doom)」を持ち込んだプレイヤーがおり、公式のDeckTechでフィーチャーされた(結果は残念ながら初日ドロップ)。
- テーロス還魂記では、さし迫った破滅/Impending Doomというよく似た名前のカードが登場した。
- ニューカペナの街角で登場した常夜会一家の隆盛/Obscura Ascendancyはこれのトークン生成版といった旨。
[編集] ルール
- 誘発型能力は、それを誘発させた呪文よりも先に解決される。その能力は、その呪文が打ち消されたとしても解決される。
- 呪文のマナ・コストにXが含まれている場合、その呪文のマナ総量はXとして選んだ値を含める。
- 誘発型能力が与えるダメージの点数は、誘発時に置かれていた破滅カウンターの個数に等しい。たとえば破滅カウンターが1個の時にショック/Shockを唱え、その後誘発型能力に対応して2つ目のショックを唱えた場合、それら両方の能力によってそれぞれ1点のダメージを与え、すべての解決が終わった後には破滅カウンターが3個置かれている状態になる。