大天使エルズペス/Archangel Elspeth

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
20行: 20行:
 
総合的に見て、[[戦闘]]面のサポートが中心の能力構成となっている。直接的に[[カード・アドバンテージ]]を得る手段が奥義しかないので純粋な[[コントロールデッキ]]には向かない。どちらかといえば[[ミッドレンジ]]気味のデッキで攻撃の補助による[[アグロ]]プラン・トークンの生成で持久戦を行う[[コントロール (俗語)|コントロール]]プランの両立ができる[[カード]]として用いることに適性がある。
 
総合的に見て、[[戦闘]]面のサポートが中心の能力構成となっている。直接的に[[カード・アドバンテージ]]を得る手段が奥義しかないので純粋な[[コントロールデッキ]]には向かない。どちらかといえば[[ミッドレンジ]]気味のデッキで攻撃の補助による[[アグロ]]プラン・トークンの生成で持久戦を行う[[コントロール (俗語)|コントロール]]プランの両立ができる[[カード]]として用いることに適性がある。
  
登場時の[[スタンダード]]では[[白ウィニー/スタンダード/イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|白単ミッドレンジ]]で採用されることがある。同じく4マナのプレインズウォーカーである[[放浪皇/The Wandering Emperor]]と比較すると単純なカードパワーではあちらの方が優れているが、[[告別/Farewell]]で除去されずにプラス能力で戦力を供給でき、-2能力でブロッカーを飛び越えて相手のプレインズウォーカーを倒しにいけるという点から、[[ミラーマッチ]]への適性が高い。
+
登場時の[[スタンダード]]では[[白ウィニー/スタンダード/イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|白単ミッドレンジ]]で採用されることがある。同じく4マナのプレインズウォーカーである[[放浪皇/The Wandering Emperor]]と比較すると単純なカードパワーではあちらの方が優れているが、[[告別/Farewell]]で除去されずにプラス能力で戦力を供給でき、-2能力でブロッカーを飛び越えて相手のプレインズウォーカーを倒しにいけるという点から、[[ミラーマッチ]]への適性が高い。放浪皇が[[ローテーション]]落ちした[[ブルームバロウ]]以降は、相性の良い[[世話人の才能/Caretaker's Talent]]が登場したこともあって[[白]]を含む[[ミッドレンジ]]及び[[コントロールデッキ]]各種で採用率が高まった。
  
 
*マナ総量及び初期忠誠度が4であり、トークン生成と強化+飛行付与の忠誠度能力を持つあたり、[[遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant|初代エルズペス]]を思わせる。
 
*マナ総量及び初期忠誠度が4であり、トークン生成と強化+飛行付与の忠誠度能力を持つあたり、[[遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant|初代エルズペス]]を思わせる。

2024年9月3日 (火) 23:18時点における最新版


Archangel Elspeth / 大天使エルズペス (2)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — エルズペス(Elspeth)

[+1]:絆魂を持つ白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-2]:クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター2個を置く。それは他のタイプに加えて天使(Angel)になり飛行を得る。
[-6]:あなたの墓地にありマナ総量が3以下であり土地でないすべてのパーマネント・カードを戦場に戻す。

4

機械兵団の進軍で登場したエルズペス忠誠度能力トークン生成強化飛行の付与、軽いパーマネントリアニメイト

+1能力
訓練されたカラカル/Trained Caracal相当のトークンを生成する。
初期状態から起動すればクリーチャーを追加しつつ忠誠度5に達し、エルズペスを倒されにくくできる。
とはいえ、トークンの性能は決して高くないのでそのままではチャンプブロッカーになりがちである。戦力として用いるならば、自身の-2能力を始めとしたなんらかの強化手段と組み合わせる必要がある。
-2能力
+1/+1カウンター2個を置き、それが戦場にいる限り天使化して飛行を付与する。は異なるが幽体の飛行/Spectral Flightのようなもの。
回避能力の付与でプレインズウォーカーバトルを倒しやすくできるほか、飛行クリーチャーからエルズペスを守るブロッカーが欲しい時にも有用。
  • ほかの方法でも+1/+1カウンターを置けるデッキで長期戦になると、どのクリーチャーが天使になっているか忘れる記憶問題を引き起こしかねないため、テーブルトップでは適切に記録すること。
-6能力
マナ総量3以下であり土地でないパーマネント・カードの一斉リアニメイト
起動可能になるまでのターンは短いものの、十分に墓地肥えていないと効果が薄い。かといって墓地肥やしを積極的に行いこの能力を活かそうとしても、今度は奥義ゆえの起動できるかの不確実さが邪魔をする。
以上から、無理にこの能力を意識するよりは、消耗戦時の保険程度に考えておいた方がよいだろう。
機体ゴバカーンへの侵攻/Invasion of Gobakhanなど、墓地に置かれやすい非クリーチャー・パーマネントデッキに織り交ぜておくとこの能力を活かしやすくなる。

総合的に見て、戦闘面のサポートが中心の能力構成となっている。直接的にカード・アドバンテージを得る手段が奥義しかないので純粋なコントロールデッキには向かない。どちらかといえばミッドレンジ気味のデッキで攻撃の補助によるアグロプラン・トークンの生成で持久戦を行うコントロールプランの両立ができるカードとして用いることに適性がある。

登場時のスタンダードでは白単ミッドレンジで採用されることがある。同じく4マナのプレインズウォーカーである放浪皇/The Wandering Emperorと比較すると単純なカードパワーではあちらの方が優れているが、告別/Farewellで除去されずにプラス能力で戦力を供給でき、-2能力でブロッカーを飛び越えて相手のプレインズウォーカーを倒しにいけるという点から、ミラーマッチへの適性が高い。放浪皇がローテーション落ちしたブルームバロウ以降は、相性の良い世話人の才能/Caretaker's Talentが登場したこともあってを含むミッドレンジ及びコントロールデッキ各種で採用率が高まった。

  • マナ総量及び初期忠誠度が4であり、トークン生成と強化+飛行付与の忠誠度能力を持つあたり、初代エルズペスを思わせる。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

数多の次元/Planeを守るため、その身を犠牲にしたエルズペス/Elspeth多元宇宙/Multiverseの完成化を阻止すべく再び立ち上がった彼女は、セラ/Serraにより本来の姿を取り戻した――天使/Angelとしての。

詳細はエルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

QR Code.gif