世界選手権19
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グランドファイナルにはアゾリウス・コントロールを使用する[[Paulo Vitor Damo da Rosa]]とジェスカイ・ファイアーズを使用する[[Márcio Carvalho]]が進出。4[[マッチ]]もの激戦の末にPaulo Vitor Damo da Rosaが勝利し、あらゆるタイトルを獲得した彼にとっての「最後の目標」であった世界王者の称号を手にした。 | グランドファイナルにはアゾリウス・コントロールを使用する[[Paulo Vitor Damo da Rosa]]とジェスカイ・ファイアーズを使用する[[Márcio Carvalho]]が進出。4[[マッチ]]もの激戦の末にPaulo Vitor Damo da Rosaが勝利し、あらゆるタイトルを獲得した彼にとっての「最後の目標」であった世界王者の称号を手にした。 | ||
+ | *従来の世界選手権と異なり、すべての対戦は[[Magic: The Gathering Arena]]で行った([[ブースター・ドラフト]]は[[紙]]のカードで[[ドラフト]]を行ったのち、Arenaに[[デッキリスト]]をインポートし対戦を行う)。 | ||
*日程は当初2019年12月の予定だったが<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/competitive-gaming/mythic-championship-qualification-magic-world-championship-2019-02-20 How to Become the next Magic Champion: Qualifying for Mythic Championships and Worlds]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031752/ 次のマジック王者になるために――ミシックチャンピオンシップおよび世界選手権の参加権利についてのお知らせ](Competitive Gaming 2019年2月20日 [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|Wizards of the Coast]]著)</ref>、のちに2020年2月に変更された<ref>[https://www.magic.gg/news/the-future-of-magic-esports The Future of Magic Esports]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032923/ マジックのeスポーツの未来](MAGIC.gg 2019年8月14日 [[Elaine Chase]]著)</ref>。 | *日程は当初2019年12月の予定だったが<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/competitive-gaming/mythic-championship-qualification-magic-world-championship-2019-02-20 How to Become the next Magic Champion: Qualifying for Mythic Championships and Worlds]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031752/ 次のマジック王者になるために――ミシックチャンピオンシップおよび世界選手権の参加権利についてのお知らせ](Competitive Gaming 2019年2月20日 [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|Wizards of the Coast]]著)</ref>、のちに2020年2月に変更された<ref>[https://www.magic.gg/news/the-future-of-magic-esports The Future of Magic Esports]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032923/ マジックのeスポーツの未来](MAGIC.gg 2019年8月14日 [[Elaine Chase]]著)</ref>。 | ||
*日本から出場したプレイヤーはいない。 | *日本から出場したプレイヤーはいない。 | ||
*Twitchにて英語版公式配信が、Twitch・YouTubeにて日本語解説付き配信が行われた。 | *Twitchにて英語版公式配信が、Twitch・YouTubeにて日本語解説付き配信が行われた。 | ||
− | *この大会の開催に合わせ、[[Secret Lair Drop Series#Theros Stargazing|Secret Lair Drop Series: Theros Stargazing]]が発売された。 | + | *この大会の開催に合わせ、[[Secret Lair Drop Series/2020年#Theros Stargazing|Secret Lair Drop Series: Theros Stargazing]]が発売された。 |
+ | *優勝者のPaulo Vitor Damo da Rosaは[[プレイヤー・スポットライト・カード]]として[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]で[[精鋭呪文縛り/Elite Spellbinder]]としてカード化された。 | ||
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*3回戦終了後、2勝1敗の4人は勝者グループに進出。1勝2敗の4人は敗者グループに進出。 | *3回戦終了後、2勝1敗の4人は勝者グループに進出。1勝2敗の4人は敗者グループに進出。 | ||
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|第12位||[[Thoralf Severin]]||[[ミシックチャンピオンシップバルセロナ19|MC4]]優勝||[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|アゾリウス・コントロール]] | |第12位||[[Thoralf Severin]]||[[ミシックチャンピオンシップバルセロナ19|MC4]]優勝||[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|アゾリウス・コントロール]] | ||
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|第13位||[[Ondřej Stráský]]||[[ミシックチャンピオンシップリッチモンド19|MC6]]優勝<br>挑戦者ポイント上位||[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|アゾリウス・コントロール]] | |第13位||[[Ondřej Stráský]]||[[ミシックチャンピオンシップリッチモンド19|MC6]]優勝<br>挑戦者ポイント上位||[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|アゾリウス・コントロール]] | ||
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− | |第14位||[[Javier Domínguez]]||[[世界選手権18]]優勝<br>MC5優勝<br>MPLポイント上位||[[ | + | |第14位||[[Javier Domínguez]]||[[世界選手権18]]優勝<br>MC5優勝<br>MPLポイント上位||[[創案の火#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|ジェスカイ・ファイアーズ]] |
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|第15位||[[Andrea Mengucci]]||MPLポイント上位||[[スライ/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|赤単アグロ]] | |第15位||[[Andrea Mengucci]]||MPLポイント上位||[[スライ/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|赤単アグロ]] |
2024年3月19日 (火) 11:22時点における最新版
世界選手権19/Magic World Championship XXVIは、2020年にアメリカ・ハワイ州のホノルルで開催された2019年シーズンの世界選手権。
目次 |
[編集] 概要
世界選手権18の優勝者1名、ミシックチャンピオンシップの優勝者7名(権利重複のためMC5のみ準優勝者)、マジック・プロリーグ19のミシック・ポイント上位4名(権利重複のため5位まで)、MPLでない挑戦者のミシック・ポイント上位4名(同左)から成る計16名のプレイヤーが参加した。
スタンダード部門の使用デッキでは、テーロス還魂記からタッサの介入/Thassa's Interventionなどを獲得したティムール再生が4人、鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forgeなどを獲得した赤単アグロが4人、夢さらい/Dream Trawlerなどを獲得したジェスカイ・ファイアーズが4人、空の粉砕/Shatter the Skyなど多数のカードを獲得したアゾリウス・コントロールが3人と、選択が分かれる結果となった[1]。
グランドファイナルにはアゾリウス・コントロールを使用するPaulo Vitor Damo da Rosaとジェスカイ・ファイアーズを使用するMárcio Carvalhoが進出。4マッチもの激戦の末にPaulo Vitor Damo da Rosaが勝利し、あらゆるタイトルを獲得した彼にとっての「最後の目標」であった世界王者の称号を手にした。
- 従来の世界選手権と異なり、すべての対戦はMagic: The Gathering Arenaで行った(ブースター・ドラフトは紙のカードでドラフトを行ったのち、Arenaにデッキリストをインポートし対戦を行う)。
- 日程は当初2019年12月の予定だったが[2]、のちに2020年2月に変更された[3]。
- 日本から出場したプレイヤーはいない。
- Twitchにて英語版公式配信が、Twitch・YouTubeにて日本語解説付き配信が行われた。
- この大会の開催に合わせ、Secret Lair Drop Series: Theros Stargazingが発売された。
- 優勝者のPaulo Vitor Damo da Rosaはプレイヤー・スポットライト・カードとしてストリクスヘイヴン:魔法学院で精鋭呪文縛り/Elite Spellbinderとしてカード化された。
[編集] 基本データ
- 日時:2020年2月14日~2月16日
- 会場:Hawaiʻi Convention Center
- フォーマット:混合
- 参加者数:16名
[編集] 日程
いずれも2本先取(BO3)。
[編集] 1日目
- ブースター・ドラフト
- 16人のプレイヤーを8人ずつに分け、ブースター・ドラフトを行う。
- 2回戦終了後、2勝0敗の4人は勝者グループに進出。0勝2敗の4人は敗者グループに進出。1勝1敗の8人は第3回戦を行う。
- 3回戦終了後、2勝1敗の4人は勝者グループに進出。1勝2敗の4人は敗者グループに進出。
- スタンダード(勝者グループ)
- 2回戦終了後、2勝0敗の2人はトップ8勝者側ブラケットに進出。0勝2敗の2人はプレイイン・ステージに進出。1勝1敗の4人は第3回戦を行う。
- 3回戦終了後、2勝1敗の2人はトップ8勝者側ブラケットに進出。1勝2敗の2人はプレイイン・ステージに進出。
- スタンダード(敗者グループ)
- 2回戦終了後、2勝0敗の2人はプレイイン・ステージに進出。0勝2敗の2人はトーナメント敗退。1勝1敗の4人は第3回戦を行う。
- 3回戦終了後、2勝1敗の2人はプレイイン・ステージに進出。1勝2敗の2人はトーナメント敗退。
以上の手順を経て、トップ8進出者4人、プレイイン・ステージ進出者8人、敗退者4人が決定される。
[編集] 2日目
- スタンダード(プレイイン・ステージ)
- 2回戦終了後、2勝0敗の2人はトップ8敗者側ブラケットに進出。0勝2敗の2人はトーナメント敗退。1勝1敗の4人は第3回戦を行う。
- 3回戦終了後、2勝1敗の2人はトップ8敗者側ブラケットに進出。1勝2敗の2人はトーナメント敗退。
- スタンダード(トップ8)
- 8人でダブル・エリミネーション形式の試合を行う。
- 勝者側ブラケット準決勝戦で勝利した2人は勝者側ブラケット決勝戦に進出。敗北した2人は敗者側ブラケット第2回戦へ送られる。
- 敗者側ブラケット第1回戦で勝利した2人は敗者側ブラケット第2回戦へ進出。敗北した2人はトーナメント敗退。
- 敗者側ブラケット第2回戦で勝利した2人は敗者側ブラケット第3回戦へ進出。敗北した2人はトーナメント敗退。
以上の手順を経て、トップ4プレイオフ進出者4人が決定される。
[編集] 3日目
- スタンダード(トップ4プレイオフ)
- 4人で引き続き、ダブル・エリミネーション形式の試合を行う。
- 勝者側ブラケット決勝戦で勝利したプレイヤーはグランドファイナルに進出。敗北したプレイヤーは敗者側ブラケット決勝戦へ送られる。
- 敗者側ブラケット第3回戦で勝利したプレイヤーは敗者側ブラケット決勝戦に進出。敗北したプレイヤーはトーナメント敗退。
- 敗者側ブラケット決勝戦で勝利したプレイヤーはグランドファイナルに進出。敗北したプレイヤーはトーナメント敗退。
- グランドファイナルでは、勝者側ブラケットから勝ち上がったプレイヤーは2マッチ、敗者側ブラケットから勝ち上がった選手は3マッチの勝利で優勝となる。
[編集] 参加者
順位 | プレイヤー名 | 出場枠 | スタンダードの使用デッキ |
---|---|---|---|
優勝 | Paulo Vitor Damo da Rosa | MPLポイント上位 | アゾリウス・コントロール |
準優勝 | Márcio Carvalho | MPLポイント上位 | ジェスカイ・ファイアーズ |
第3位 | Seth Manfield | MPLポイント上位 | 赤単アグロ |
第4位 | Gabriel Nassif | 挑戦者ポイント上位 | ジェスカイ・ファイアーズ |
第5位 | Sebastián Pozzo | 挑戦者ポイント上位 | 赤単アグロ |
第6位 | Eli Loveman | MC2優勝 | 赤単アグロ |
第7位 | Jean-Emmanuel Depraz | MC5準優勝 | ティムール再生 |
第8位 | Autumn Burchett | MC1優勝 | ティムール再生 |
第9位 | Piotr Głogowski | MC7優勝 | ジャンド・サクリファイス |
第10位 | Chris Kvartek | 挑戦者ポイント上位 | ティムール再生 |
第11位 | Raphaël Lévy | 挑戦者ポイント上位 | ジェスカイ・ファイアーズ |
第12位 | Thoralf Severin | MC4優勝 | アゾリウス・コントロール |
第13位 | Ondřej Stráský | MC6優勝 挑戦者ポイント上位 |
アゾリウス・コントロール |
第14位 | Javier Domínguez | 世界選手権18優勝 MC5優勝 MPLポイント上位 |
ジェスカイ・ファイアーズ |
第15位 | Andrea Mengucci | MPLポイント上位 | 赤単アグロ |
第16位 | Matias Leveratto | MC3優勝 | ティムール再生 |
[編集] 賞金
順位 | 賞金(米ドル) |
---|---|
1 | 300,000 |
2 | 150,000 |
3 | 100,000 |
4 | 75,000 |
5-6 | 62,500 |
7-8 | 50,000 |
9-12 | 25,000 |
13-16 | 12,500 |
合計 | 1,000,000 |
- 優勝賞金の300,000米ドルはマジックの大会史上最高額。
[編集] 脚注
- ↑ Magic World Championship XXVI Metagame Breakdown/世界選手権2019 メタゲームブレイクダウン(MAGIC.gg 2020年2月12日 Reid Duke著)
- ↑ How to Become the next Magic Champion: Qualifying for Mythic Championships and Worlds/次のマジック王者になるために――ミシックチャンピオンシップおよび世界選手権の参加権利についてのお知らせ(Competitive Gaming 2019年2月20日 Wizards of the Coast著)
- ↑ The Future of Magic Esports/マジックのeスポーツの未来(MAGIC.gg 2019年8月14日 Elaine Chase著)
[編集] 参考
- Magic World Championship XXVI(MAGIC.gg、英語)
- マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2019 イベントカバレージ(mtg-jp.com)
- トーナメント記録
2019シーズン | |
---|---|
世界選手権 | 世界選手権 |
ミシックチャンピオンシップ | Ⅰ(クリーブランド) - Ⅱ(ロンドン) - Ⅲ(ラスベガス) - Ⅳ(バルセロナ) - Ⅴ(ロングビーチ) - Ⅵ(リッチモンド) - Ⅶ(ロングビーチ) |
グランプリ | オークランド - プラハ - ニュージャージー - シドニー - トロント - ストラスブール - メンフィス - クリーブランド - ロサンゼルス - ビルバオ - タンパベイ - 京都 - カルガリー - サンパウロ春 - 横浜 - ナイアガラフォールズ - ロンドン - マディソン - プロビデンス - カンザスシティ - 台北 - コペンハーゲン - ワシントンDC - シアトル - ダラスフォートワース - クラクフ - デトロイト - デンバー - バルセロナ - 千葉 - ミネアポリス - バーミンガム - ラスベガス(モダン、リミテッド) - インディアナポリス - ヘント - アトランタ - モントリオール - バンコク - ユトレヒト - フェニックス - 名古屋 - リヨン - リッチモンド - サンパウロ秋 - コロンバス - ボローニャ - ブリスベン - オクラホマシティ - ポートランド |
その他 | マジック・プロリーグ - ミシックインビテーショナル - 日本選手権 - アジアヴィンテージ - アジアレガシー - 北米ヴィンテージ - 北米レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - Finals |
1995-1996・1996-1997・1997-1998・1998-1999・1999-2000・2000-2001・2001-2002・2002-2003・2003-2004・2004-2005・2006・ 2007・2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2020-2021・2021-2022・2022-2023・2023-2024・2024-2025 |