光波の護法印/Spectra Ward
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==ルール== | ==ルール== | ||
− | *光波の護法印が付与するプロテクションの効果は、これを含めていずれのオーラも[[オーナー]]の[[ | + | *「プロテクション(すべての色)」とは、「プロテクション([[白]])、プロテクション([[青]])、プロテクション([[黒]])、プロテクション([[赤]])、プロテクション([[緑]])」の意である。[[玉虫色の天使/Iridescent Angel]]も参照。 |
− | * | + | *光波の護法印が付与するプロテクションの効果は、これを含めていずれのオーラも[[オーナー]]の[[墓地に置く]]ことはない。 |
− | + | **先につけておいたほかの強化オーラを[[はずす|はずして]]しまうことはないが、同時に[[対戦相手]]が先につけてきた妨害オーラをはずすこともできない。 | |
+ | *既につけているオーラをはずさないだけで、後から(色を持つ)オーラをつけることはできない。 | ||
+ | **オーラ呪文の対象にならないのはもちろん、対象を取らない方法を用いてもつけられない。 | ||
+ | *エンチャントされているクリーチャーが別の方法でプロテクション(白)を得た場合、光波の護法印ははずれ、[[状況起因処理]]によりオーナーの墓地に置かれる。 | ||
+ | *オーラでないものははずれる。例えば[[装備品]]ははずれる。 | ||
+ | **ほとんどの装備品は[[無色]]であるためあまり関係ないが、[[スタンダード]][[環境]]で共存する[[神送り/Godsend]]などの有色装備品との併用には注意が必要。 | ||
+ | **他にも、条件を満たせば[[城砦]]もはずれうる。もっともこちらは現実に考慮する必要はほとんどない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[レア]] |
2024年2月24日 (土) 11:51時点における最新版
Spectra Ward / 光波の護法印 (3)(白)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(すべての色)を持つ。この効果はオーラ(Aura)を取り除かない。(それは白や青や黒や赤や緑のものによって、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられない。)
ついているクリーチャーに+2/+2修整とすべての色へのプロテクションを与える護法印。
非常に強力な除去耐性かつ回避能力かつ戦闘補助であり、おまけにサイズへの修整も入るので、どうということのない中堅クリーチャーがいきなりフィニッシャーに化ける。オーラにしては重く扱いづらいが、相応のカードパワーがある。
ただし唱えたところで除去を使われて立ち消えする危険はあるし、また無色のカードに対しても隙が残る。特に基本セット2015はアーティファクトがサブテーマであり、アーティファクト・クリーチャーや暴君の機械/Tyrant's Machineなどの対抗策が存在するため、油断は禁物である。
リミテッドにおいては対処が極めて困難なエンドカードであり、上記のような若干の隙にさえ気をつければすぐにゲームを終わらせてくれる。構築においても採用の余地があるが、前述通り唱えたところを狙われやすいため、呪禁などを持つカードにつけたいところ。呪禁オーラなどのようなその戦略に特化したデッキで使うのがベターか。
[編集] ルール
- 「プロテクション(すべての色)」とは、「プロテクション(白)、プロテクション(青)、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)、プロテクション(緑)」の意である。玉虫色の天使/Iridescent Angelも参照。
- 光波の護法印が付与するプロテクションの効果は、これを含めていずれのオーラもオーナーの墓地に置くことはない。
- 既につけているオーラをはずさないだけで、後から(色を持つ)オーラをつけることはできない。
- オーラ呪文の対象にならないのはもちろん、対象を取らない方法を用いてもつけられない。
- エンチャントされているクリーチャーが別の方法でプロテクション(白)を得た場合、光波の護法印ははずれ、状況起因処理によりオーナーの墓地に置かれる。
- オーラでないものははずれる。例えば装備品ははずれる。
- ほとんどの装備品は無色であるためあまり関係ないが、スタンダード環境で共存する神送り/Godsendなどの有色装備品との併用には注意が必要。
- 他にも、条件を満たせば城砦もはずれうる。もっともこちらは現実に考慮する必要はほとんどない。