吸収/Absorb

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(3人の利用者による、間の3版が非表示)
3行: 3行:
 
[[ライフ]][[回復]]付き[[対抗呪文/Counterspell]]。
 
[[ライフ]][[回復]]付き[[対抗呪文/Counterspell]]。
  
対抗呪文と[[治癒の軟膏/Healing Salve]]の回復[[効果]]とを一枚で実現しているため、非常に優秀な[[カード]]。3マナの[[確定カウンター]]と言うだけで標準性能は満たしているが、ライフゲインが「なんとかして序盤を生き延びる」と言う[[青白コントロール]]の方向性と非常に噛み合っている。
+
対抗呪文と[[治癒の軟膏/Healing Salve]]の回復[[効果]]とを1枚で実現しているため非常に優秀。3マナの[[確定カウンター]]と言うだけで標準性能は満たしているが、ライフゲインが「なんとかして序盤を生き延びる」という[[青白コントロール]]の戦略と噛み合っている。
 +
 
 +
[[インベイジョン]]当時[[スタンダード]]最強を誇っていた[[ファイアーズ]]に対する[[アンチデッキ|アンチ]]として、[[青白コントロール/スタンダード/マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期|青白コントロール]]を[[メタゲーム]]の上位に押し上げるに至った。
  
 
[[デュアルランド]]が使えた頃の[[エクステンデッド]]でも[[パーミッション]]で1,2枚使用され、インベイジョン以降の時代では4枚積まれることも多かった。
 
[[デュアルランド]]が使えた頃の[[エクステンデッド]]でも[[パーミッション]]で1,2枚使用され、インベイジョン以降の時代では4枚積まれることも多かった。
  
[[ラヴニカの献身]][[再録]]。[[青白黒コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|エスパー・コントロール]]などに採用される。
+
[[ラヴニカの献身]]でおよそ18年ぶりに[[再録]]。[[取り消し/Cancel]]が基準となって久しい時代であるため相対的に強化されており、[[青白黒コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|エスパー・コントロール]]を始めとして、適正なデッキには決まって名を連ねている。
  
 
*[[打ち消す]]事と、ライフを得る事は別個の[[効果]]なので、[[打ち消されない]]呪文を[[対象]]にして[[唱える|唱え]]てもライフは得られる。もちろん、[[立ち消え]]てしまえばライフは得られない。
 
*[[打ち消す]]事と、ライフを得る事は別個の[[効果]]なので、[[打ち消されない]]呪文を[[対象]]にして[[唱える|唱え]]てもライフは得られる。もちろん、[[立ち消え]]てしまえばライフは得られない。
 
*自分で撃った呪文を打ち消してもライフを得られる。よほどの緊急事態で無い限りそんなことはしないだろうが……
 
*自分で撃った呪文を打ち消してもライフを得られる。よほどの緊急事態で無い限りそんなことはしないだろうが……
 
+
*[[蝕み/Undermine]]と対になっている。あちらは3点ロスだが、[[パーミッション]]にとっては時間を稼ぐほうが重要。その点が[[蝕み/Undermine]]を使用することの多かった[[ネザーゴー]]より青白コントロールが大会などで上位に位置した理由の1つかもしれない。実際、吸収や[[神の怒り/Wrath of God]]のために青白の構成にしたネザーゴーも存在した。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
27行: 29行:
 
*[[カード個別評価:ラヴニカの献身]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ラヴニカの献身]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[レア]]

2023年10月15日 (日) 19:15時点における最新版


Absorb / 吸収 (白)(青)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたは3点のライフを得る。


ライフ回復付き対抗呪文/Counterspell

対抗呪文と治癒の軟膏/Healing Salveの回復効果とを1枚で実現しているため非常に優秀。3マナの確定カウンターと言うだけで標準性能は満たしているが、ライフゲインが「なんとかして序盤を生き延びる」という青白コントロールの戦略と噛み合っている。

インベイジョン当時スタンダード最強を誇っていたファイアーズに対するアンチとして、青白コントロールメタゲームの上位に押し上げるに至った。

デュアルランドが使えた頃のエクステンデッドでもパーミッションで1,2枚使用され、インベイジョン以降の時代では4枚積まれることも多かった。

ラヴニカの献身でおよそ18年ぶりに再録取り消し/Cancelが基準となって久しい時代であるため相対的に強化されており、エスパー・コントロールを始めとして、適正なデッキには決まって名を連ねている。

  • 打ち消す事と、ライフを得る事は別個の効果なので、打ち消されない呪文を対象にして唱えてもライフは得られる。もちろん、立ち消えてしまえばライフは得られない。
  • 自分で撃った呪文を打ち消してもライフを得られる。よほどの緊急事態で無い限りそんなことはしないだろうが……
  • 蝕み/Undermineと対になっている。あちらは3点ロスだが、パーミッションにとっては時間を稼ぐほうが重要。その点が蝕み/Undermineを使用することの多かったネザーゴーより青白コントロールが大会などで上位に位置した理由の1つかもしれない。実際、吸収や神の怒り/Wrath of Godのために青白の構成にしたネザーゴーも存在した。

[編集] 関連カード

回復効果付きのカウンター呪文

[編集] サイクル

インベイジョン・ブロックのオマケ付き多色確定カウンターサイクル

[編集] 参考

QR Code.gif