切断マジック/Saw in Half
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奇数なら合計P/Tが上がり、特に1/1はサイズの変更なく増えるだけなので撃ち得。またX以外で[[+1/+1カウンター]]にサイズを依存するクリーチャーもメリットのみを得られる。PIGも兼ね備えた[[接合]]や[[スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ/Grakmaw, Skyclave Ravager]]なら相性抜群。明滅と違いトークンを[[対象]]にしても消滅せず増やすことができ、[[特性定義能力]]ではなく[[修整]]で[[P/T]]を形成している[[ウルザの物語/Urza's Saga]]などで生成された[[構築物]]であれば2体分の[[ファッティ]]となる。 | 奇数なら合計P/Tが上がり、特に1/1はサイズの変更なく増えるだけなので撃ち得。またX以外で[[+1/+1カウンター]]にサイズを依存するクリーチャーもメリットのみを得られる。PIGも兼ね備えた[[接合]]や[[スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ/Grakmaw, Skyclave Ravager]]なら相性抜群。明滅と違いトークンを[[対象]]にしても消滅せず増やすことができ、[[特性定義能力]]ではなく[[修整]]で[[P/T]]を形成している[[ウルザの物語/Urza's Saga]]などで生成された[[構築物]]であれば2体分の[[ファッティ]]となる。 | ||
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*[[コピー]]のP/Tは切り上げである。 | *[[コピー]]のP/Tは切り上げである。 |
2023年8月29日 (火) 23:19時点における版
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Saw in Half / 切断マジック (2)(黒)インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。これによりそのクリーチャーが死亡したなら、それのコントローラーは、基本のパワーがそのクリーチャーのパワーの半分であり、基本のタフネスがそのクリーチャーのタフネスの半分であることを除いてそのクリーチャーのコピーであるトークン2つを生成する。端数はそれぞれ切り上げる。
クリーチャー1体をのこぎりで真っ二つに切り、新しく2体のトークンにしてしまう解体ショー。破壊した上でP/Tが半分になった2体のコピーを作るという、類を見ない挙動をする黒のインスタント。
ETBを再利用する、除去を回避する、カウンターを取り除くという性質は除去というより明滅に近い。ETBが倍になりPIGも再利用できる利点を持つ一方、トークンとなってしまう都合上これを明滅やバウンスで再利用することはできないので併用する場合は順番が重要となる。
奇数なら合計P/Tが上がり、特に1/1はサイズの変更なく増えるだけなので撃ち得。またX以外で+1/+1カウンターにサイズを依存するクリーチャーもメリットのみを得られる。PIGも兼ね備えた接合やスカイクレイブの荒廃者、グラークマウ/Grakmaw, Skyclave Ravagerなら相性抜群。明滅と違いトークンを対象にしても消滅せず増やすことができ、特性定義能力ではなく修整でP/Tを形成しているウルザの物語/Urza's Sagaなどで生成された構築物であれば2体分のファッティとなる。
もちろん、単純に能力がクリーチャーを増やすのも手である。統率者戦においては溜め込む親玉/Hoarding Broodlordからサーチされ、2体になった親玉でさらなるサーチを狙う使われ方がある。
- コピーのP/Tは切り上げである。
- スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ/Grakmaw, Skyclave Ravagerに使うと興味深い挙動をし、最終的に6/6一体と3/3二体が残る。
- まずオリジナルのグラークマウが死亡するため、能力が誘発して3/3のクリーチャー・トークンが生成される。次に切断マジックによりグラークマウのコピーが二体生成されるのだが、これらは基本P/Tが2/2である上で+1/+1カウンターが3つずつ乗っているので5/5である。ここでレジェンド・ルールによりどちらか一方を墓地に置き、残ったほうはカウンターが乗っているクリーチャーが死亡したので能力が誘発して6/6になる。さらに死亡したほうは、トークンのサイズはP/Tではなく乗っていた+1/+1カウンターの量だから、3/3で生成される。このようにして、6/6のグラークマウ一体と、3/3のハイドラ・トークン二体が残るわけである。
フレイバー・テキスト
The audience always loves it, but volunteers are divided.
観客は皆楽しみにしているが、志願者は真っ二つに分かれる。
この場合の「真っ二つに分かれる/divided」は「賛否両論に分かれる」という意味と「体が真っ二つに切断される」のダブルミーニング。
ルール
脚注
- ↑ Unfinity Release Notes(Feature 2022年10月7日 Mark Rosewater and Jess Dunks著)