ファイアーズ

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=ファイアーズ(Fires)=
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{{Otheruses|[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]を[[キーカード]]とする[[デッキ]]|[[創案の火/Fires of Invention]]をキーカードとする同名のデッキ|創案の火}}
<!-- 検索用 ファイヤー ファイアー ファイヤーズ ファイアーズ -->
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[[グルールカラー|ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]によって、[[速攻]]を持った[[大型クリーチャー]]が[[消散]]によるデメリットを薄めて[[攻撃]]する[[赤緑]][[デッキ]]
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'''ファイアーズ'''(''Fires'')は、[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]によって、[[速攻]]を持った[[大型クリーチャー]]が[[消散]]によるデメリットを薄めて[[攻撃]]する[[赤緑]][[デッキ]]。名前の由来は[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]から。弱体化した、と呼ばれた[[マスクス・ブロック]]の[[重い|重め]]の[[クリーチャー]]を擁しながら[[インベイジョン・ブロック]]末期まで、一大勢力を誇った。
名前の由来は[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]から。
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弱体化した、と呼ばれた[[重い|マスクス・ブロック]]の[[重め]]の[[クリーチャー]]を擁しながら[[インベイジョン・ブロック]]末期まで、一大勢力を誇った。
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{{#card:Fires of Yavimaya}}
 
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[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]や[[極楽鳥/Birds of Paradise]]といった[[マナ・クリーチャー]]のバックアップから、[[ブラストダーム/Blastoderm]]や[[はじける子嚢/Saproling Burst]]を展開し、速攻によって高速で相手を叩く。
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[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]や[[極楽鳥/Birds of Paradise]]といった[[マナ・クリーチャー]]のバックアップから、[[ブラストダーム/Blastoderm]]や[[はじける子嚢/Saproling Burst]]を[[展開]]し、速攻によって高速で[[対戦相手]]を[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]する。
  
 
理想の展開は以下の通り。
 
理想の展開は以下の通り。
  
*第1[[ターン]]:[[森/Forest]]セット、[[極楽鳥/Birds of Paradise]]を[[プレイ]]
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*第1[[ターン]]:[[森/Forest]]を[[プレイ]]、極楽鳥を[[唱える]]
*第2ターン:森セット、[[ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya]]プレイ
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*第2ターン:森をプレイ、ヤヴィマヤの火を唱える
*第3ターン:森セット、[[ブラストダーム/Blastoderm]]プレイ・攻撃
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*第3ターン:森をプレイ、ブラストダームを唱え、攻撃
*第4ターン:森セット、[[はじける子嚢/Saproling Burst]]プレイ・[[トークン]]3体・攻撃
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*第4ターン:森をプレイ、はじける子嚢を唱えて[[トークン]]を3体出し、攻撃
  
[[対戦相手]]が無抵抗だと仮定すると、ブラストダームの5点×2回と、はじける子嚢のトークンの4点×3体で計20点を削りきることができる。
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対戦相手が無抵抗だと仮定すると、ブラストダームの5点×2回と、はじける子嚢のトークンの4点×3体で計20点を削りきることができる。このデッキにおいて、1ターン目にマナ・クリーチャー、2ターン目に[[リシャーダの港/Rishadan Port]]という動きも相当に強烈なものがあり、相手のデッキによってはこの時点で勝敗が決してしまうこともある。
このデッキにおいて、1ターン目に[[マナ・クリーチャー]]、2ターン目に[[リシャーダの港/Rishadan Port]]という動きも相当に強烈なものがあり、相手のデッキによってはこれだけで勝敗が殆ど決してしまっていると見られる。
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<!-- 1ターン目に[[マナ・クリーチャー]]、2ターン目セット[[リシャーダの港/Rishadan Port]]でもほとんど詰みである。
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[[ミラーマッチ]]対策として、[[煽動するものリース/Rith, the Awakener]]を採用したものが出現し、[[メタゲーム]]の変遷により、[[ノーファイアー]](No Fires)が生まれ、また[[アポカリプス]]登場によって、[[ダークファイアーズ]]などの亜種や、また[[シータの聖域/Ceta Sanctuary]]を[[タッチ]]で投入した変則バージョンも出現した。
コラムではそう書かれていましたが、あらゆるデッキにたいしてそう断言出来るとはまるで言えません。 -->
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[[ミラーマッチ]]対策として、[[煽動するものリース/Rith, the Awakener]]を採用したものが出現し、[[メタ]]の変遷により、[[ノーファイアー]](No Fires)が生まれ、また[[アポカリプス]]登場によって、[[ダークファイアーズ]]等の亜種や、また[[シータの聖域/Ceta Sanctuary]]を[[タッチ]]で投入した変則バージョンも出現した。
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[[火力]]をサポートとして利用し、[[大型クリーチャー]]で殴る[[ステロイド]]であるが、ヤヴィマヤの火から[[ファッティ]]に繋げる動きのインパクトが非常に強く、一種の[[コンボデッキ]]とまで表現されることがあった。反面そこが弱点であり、[[キーカード]]であるヤヴィマヤの火やマナ・クリーチャーに対処されると、たちまち重すぎるクリーチャーデッキと化す。
  
[[火力]]をサポートとして利用し、[[大型クリーチャー]]で殴る[[ステロイド]]であるが、ヤヴィマヤの火と[[ファッティ]]の[[シナジー]]が強烈であるため、それを最大限に利用した一種の[[コンボ]]デッキとして考える事も出来る。
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元々[[ステロイド]]としての相性の悪さに加え、上記の理由から[[青白コントロール/スタンダード/マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期|青白パーミッション]]などを大きな苦手としたため、[[サイドボード]][[抹消/Obliterate]][[沸騰/Boil]]を取ることで対応した。
よって[[キーカード]]であるヤヴィマヤの火や[[マナ・クリーチャー]][[破壊]]されると、たちまち重すぎるクリーチャーデッキと化す。
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しかし、その爆発力は当時はまさに最強であり、それこそがこのデッキの真価である。
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<!-- 明らかに戦略それ自体はステロイドです。 -->
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==サンプルレシピ==
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==サンプルレシピ1==
 
*備考
 
*備考
**[[日本選手権01]] 優勝 ([[参考:http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=JPNAT01/JPwelcome]])
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**[[プロツアーシカゴ00]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=PTCHI00 参考])
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**使用者:[[Rob Dougherty]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[第6版]]、[[マスクス・ブロック]]+[[インベイジョン]])
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|1||[[古代のハイドラ/Ancient Hydra]]||2||[[地震/Earthquake]]
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|4||[[ブラストダーム/Blastoderm]]||2||[[ハリケーン/Hurricane]]
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|2||[[翡翠のヒル/Jade Leech]]||4||[[カヴーのカメレオン/Kavu Chameleon]]
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==サンプルレシピ2==
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*備考
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**[[日本選手権01]] 優勝 ([http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=JPNAT01/JPwelcome 参考]
 
**使用者:[[松尾悟郎]]
 
**使用者:[[松尾悟郎]]
**デザイン:[[Michel Long]]
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**デザイン:[[Mike Long]]
*フォーマット
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*[[フォーマット]]
 
**[[スタンダード]]([[第7版]]+[[マスクス・ブロック]]+[[インベイジョン]]+[[プレーンシフト]])
 
**[[スタンダード]]([[第7版]]+[[マスクス・ブロック]]+[[インベイジョン]]+[[プレーンシフト]])
  
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|colspan="2"|''メインデッキ''||||colspan="2"|''サイドボード''||
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| style="background:#eeeeff"|''21''| style="background:#eeeeff"|''クリーチャー''||||2||[[秘宝の突然変異/Artifact Mutation]]||
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|4||[[ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian]]||||2||[[煽動するものリース/Rith, the Awakener]]||
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|4||[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]||||2||[[抹消/Obliterate]]||
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|4||[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]||||2||[[サイムーン/Simoon]]||
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|1||[[煽動するものリース/Rith, the Awakener]]||||1||[[シヴのワーム/Shivan Wurm]]||
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|2||[[キマイラ像/Chimeric Idol]]||||||||
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|2||[[暴行+殴打/Assault+Battery]]||||||||
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|4||[[はじける子嚢/Saproling Burst]]||||||||
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|4||[[ウルザの激怒/Urza's Rage]]||||||||
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|1||[[真鍮の都/City of Brass]]||||||||
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*これは[[ファイアーズ]]の中でも、Long Firesと呼ばれるタイプのもの。
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*これはファイアーズの中でも、Long Firesと呼ばれるタイプのもの。その名の通り、強豪[[Mike Long]]氏製作によるもので、[[ブルーオーブ]]が多かった当時において、[[ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian]]を投入して[[青単色デッキ]][[メタる|メタって]]いることが特徴。青メタの分だけ一般的な構成のファイアーズには相性が悪く、「絶対に勝てないので(ファイアーズを使っていた)[[黒田正城]][[森田雅彦]]と当たらないように、[[森雅也]]や[[金民守]]を応援していた」とのこと。
その名の通り、強豪[[Michel Long]]氏製作によるもので、[[ブルーオーブ]]が多かった当時において、[[ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian]]を投入して対[[]]へシフトしていることが特徴。
+
**ちなみに、Mike Long氏がメインデッキを組んだ直後に寝てしまったため、サイドボードは適当に組んだらしい。([http://web.archive.org/web/20021107130923/http://www003.upp.so-net.ne.jp/goro/magic/jn2001_2.html 参照])
 
+
<!-- -ファイアーズは大振りなデッキであるため、高速な[[ビートダウン]]のわりに青に弱いという性質を持つ。
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そこを補うべくこれが構築されたのだが、当時の[[大型クリーチャー|大型]]中心の環境では、[[熊#Informal|熊]]はほとんど[[チャンプブロック|チャンプブロッカー]]であった。
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事実、上記の[[日本選手権01]]においても最多数派であった[[ブルーオーブ]]はメタられすぎたため決勝ラウンドに1名も残れなかった。そのため松尾氏は決勝ラウンドで対戦した[[マシーンヘッド]]や[[Void]]等に対し、常に[[ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian]]をサイドアウトしていた。
+
ステロイドは基本的に青白に対しては極めて弱いデッキです。そこに誤解が生まれかねないので、記述を調節してください。 -->
+
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[ステロイド]]
 
*[[ステロイド]]
 +
*[[マイ・ファイアーズ]]
 
*[[ノーファイアー]]
 
*[[ノーファイアー]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
 +
[[Category:赤緑デッキ|ふあいああす]]
 +
[[Category:ビートダウンデッキ|ふあいああす]]
 +
[[Category:赤緑ビートダウンデッキ|ふあいああす]]
 +
[[Category:マスクス・ブロックを含むスタンダードデッキ|ふあいああす]]
 +
[[Category:インベイジョン・ブロックを含むスタンダードデッキ|ふあいああす]]

2021年8月20日 (金) 22:41時点における最新版

ファイアーズ(Fires)は、ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaによって、速攻を持った大型クリーチャー消散によるデメリットを薄めて攻撃する赤緑デッキ。名前の由来はヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaから。弱体化した、と呼ばれたマスクス・ブロック重めクリーチャーを擁しながらインベイジョン・ブロック末期まで、一大勢力を誇った。


Fires of Yavimaya / ヤヴィマヤの火 (1)(赤)(緑)
エンチャント

あなたがコントロールするクリーチャーは、速攻を持つ。
ヤヴィマヤの火を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。



Blastoderm / ブラストダーム (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)

5/5


Saproling Burst / はじける子嚢 (4)(緑)
エンチャント

消散7(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが7個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
はじける子嚢から消散カウンターを1個取り除く:緑の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。それらのトークンは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、はじける子嚢の上に置かれている消散カウンターの数に等しい。」を持つ。
はじける子嚢が戦場を離れたとき、はじける子嚢によって生成されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない。


ラノワールのエルフ/Llanowar Elves極楽鳥/Birds of Paradiseといったマナ・クリーチャーのバックアップから、ブラストダーム/Blastodermはじける子嚢/Saproling Burst展開し、速攻によって高速で対戦相手ビートダウンする。

理想の展開は以下の通り。

  • 第1ターン森/Forestプレイ、極楽鳥を唱える
  • 第2ターン:森をプレイ、ヤヴィマヤの火を唱える
  • 第3ターン:森をプレイ、ブラストダームを唱え、攻撃
  • 第4ターン:森をプレイ、はじける子嚢を唱えてトークンを3体出し、攻撃

対戦相手が無抵抗だと仮定すると、ブラストダームの5点×2回と、はじける子嚢のトークンの4点×3体で計20点を削りきることができる。このデッキにおいて、1ターン目にマナ・クリーチャー、2ターン目にリシャーダの港/Rishadan Portという動きも相当に強烈なものがあり、相手のデッキによってはこの時点で勝敗が決してしまうこともある。

ミラーマッチ対策として、煽動するものリース/Rith, the Awakenerを採用したものが出現し、メタゲームの変遷により、ノーファイアー(No Fires)が生まれ、またアポカリプス登場によって、ダークファイアーズなどの亜種や、またシータの聖域/Ceta Sanctuaryタッチで投入した変則バージョンも出現した。

火力をサポートとして利用し、大型クリーチャーで殴るステロイドであるが、ヤヴィマヤの火からファッティに繋げる動きのインパクトが非常に強く、一種のコンボデッキとまで表現されることがあった。反面そこが弱点であり、キーカードであるヤヴィマヤの火やマナ・クリーチャーに対処されると、たちまち重すぎるクリーチャーデッキと化す。

元々ステロイドとしての相性の悪さに加え、上記の理由から青白パーミッションなどを大きな苦手としたため、サイドボード抹消/Obliterate沸騰/Boilを取ることで対応した。

[編集] サンプルレシピ1

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (19) 2 心なごむ詩句/Calming Verse
1 古代のハイドラ/Ancient Hydra 2 地震/Earthquake
4 極楽鳥/Birds of Paradise 2 野火/Flashfires
4 ブラストダーム/Blastoderm 2 ハリケーン/Hurricane
2 翡翠のヒル/Jade Leech 4 カヴーのカメレオン/Kavu Chameleon
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves 3 もつれ/Tangle
4 リバー・ボア/River Boa
呪文 (18)
4 キマイラ像/Chimeric Idol
2 地震/Earthquake
4 ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya
4 リスティックの稲妻/Rhystic Lightning
4 はじける子嚢/Saproling Burst
土地 (23)
11 森/Forest
4 カープルーザンの森/Karplusan Forest
5 山/Mountain
3 リシャーダの港/Rishadan Port

[編集] サンプルレシピ2

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (21) 2 秘宝の突然変異/Artifact Mutation
4 極楽鳥/Birds of Paradise 2 沸騰/Boil
4 ブラストダーム/Blastoderm 2 カヴーのカメレオン/Kavu Chameleon
4 ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarian 2 煽動するものリース/Rith, the Awakener
4 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu 2 抹消/Obliterate
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves 2 サイムーン/Simoon
1 煽動するものリース/Rith, the Awakener 1 シヴのワーム/Shivan Wurm
呪文 (16) 2 外殻貫通/Hull Breach
2 キマイラ像/Chimeric Idol
2 暴行+殴打/Assault+Battery
4 ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya
4 はじける子嚢/Saproling Burst
4 ウルザの激怒/Urza's Rage
土地 (23)
1 真鍮の都/City of Brass
8 森/Forest
4 カープルーザンの森/Karplusan Forest
5 山/Mountain
4 リシャーダの港/Rishadan Port
1 リースの木立ち/Rith's Grove
  • これはファイアーズの中でも、Long Firesと呼ばれるタイプのもの。その名の通り、強豪Mike Long氏製作によるもので、ブルーオーブが多かった当時において、ヤヴィマヤの蛮族/Yavimaya Barbarianを投入して青単色デッキメタっていることが特徴。青メタの分だけ一般的な構成のファイアーズには相性が悪く、「絶対に勝てないので(ファイアーズを使っていた)黒田正城森田雅彦と当たらないように、森雅也金民守を応援していた」とのこと。
    • ちなみに、Mike Long氏がメインデッキを組んだ直後に寝てしまったため、サイドボードは適当に組んだらしい。(参照

[編集] 参考

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