賞罰の天使/Angel of Sanctions
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2017年6月26日 (月) 19:36時点における版
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
賞罰の天使が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールする土地でないパーマネント1つを対象とする。あなたはそれを賞罰の天使が戦場を離れるまで追放してもよい。
不朽(5)(白)((5)(白),あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと不朽を持たない白のゾンビ(Zombie)・天使(Angel)であることを除き、これのコピーであるトークンを1体生成する。不朽はソーサリーとしてのみ行う。)
放逐する僧侶/Banisher Priestの流れを汲む、CIP能力で暫定的な追放効果を発揮できる天使。これは払拭の光/Banishing Lightを内蔵しており、不朽も併せ持つ。
少数の脅威を相手取るのに便利なサイドボード向けの性能ではあるが、能力の対象範囲が通常よりも広いためメインデッキから投入しても腐る心配が少なく、容易にボード・アドバンテージを取りながら戦力として及第レベルのフライヤーで殴り掛かれるのは強力。マナレシオは並だが、抱き合わせ分を差し引けば3/4不朽飛行持ちがわずか(1)(白)マナで付随しており、コスト・パフォーマンスは極めて良好。
なかでもこれは不朽を持つ点が能力と噛み合っており、この種のカードの運用に付き纏う「除去されてアドバンテージを取り返される」といった状況に、自力かつ単体で対処できる特長を持つのが画期的。マナカーブに沿ってスムーズに出し直せるため、打ち消しにも強く、カードアドバンテージを天秤に掛けさせながら追放状態を固定化しやすい。
構築でもミッドレンジやコントロールでの活躍が期待できる。基本的に呪禁以外であれば機体や神、不朽などの除去耐性持ちに対処できるのも好加点。ただし、不朽持ちには自身も含まれるため、同じくこれを使うデッキが相手の場合は唱えるタイミングに気を配りたい。また、環境には幾つかの追放除去や墓地対策手段がある事にも留意が必要。
除去の貴重なリミテッドでは獲得したアドバンテージ差を勝利に直結させやすく、より大型のクリーチャーを出されてもブロックして死亡する事で新たに追放して仕切り直せるため、防御面でも強い。後出し先出し問わず使える優良な主力アタッカー。
- 追放されていたクリーチャーは、追放前にどのプレイヤーがコントロールしていたかに関係なく、オーナーのコントロール下で戦場に戻る(CR:610.3b)。